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平成22庚寅(2010)年6月の記録(新しい日付けの順)


平成22年6月30日(水)

 朝4時頃だったか、波状的に強い雨が降り出した。雷レーダーでみたところ、阿蘇の周囲で結構落雷マークが記録されていたが、ここではほとんど雷鳴は聞こえなかったような気がする。その雨、こどもたちが登校する頃まで降っていたので、また雷も心配だったこともあり、集団登校はやめて各自登校になった。娘を途中まで車で送って行ったが、田んぼ地帯が終わって隣りの集落にはいったころで、丁度前を走っていた、K太郎君とN樹君が車を降りて歩きだしたので、我が家でも倣って、娘をそこで降ろして徒歩で登校させた。

 激しい雨も朝のうちだけで、その後、急に天気は回復して行った、といっても青空が望めたわけでなく、重い雲が垂れこめていたが、それでもしばらくは大きな雨にはならないようである。

 カミさんがいよいよ臨界に達しようとしていて、その前に一旦退院することになったので、貰い受けに行った。謂わば、仮釈放のようなもので、一週間もすればまた病院にもどることになる。考えてみたら、途中ちょっと帰っては来たが、半年以上病院に居たことになるのだろうか、まあ、娘は大喜びである

 梅干しを漬けた。というのは言葉の使い方として正しくないか。梅干しを作るべく梅を漬けただな。でもお湯を沸かすというので、日本語はそれで良いのだろう。

 一旦アップしてから、じっちゃいの日記を見て、あっそうだ忘れていた、サッカーの事を書かなかったと、追記している。日本サッカーが決勝トーナメントの第一線(というのか)で負けて日本のサッカーは終わった。今朝のニュースでちらりと見て、ウルグアイとPK戦で負けたというところまでは分かった、その後は、結局一日中見なかったので、PK戦の内容まではいまだに知らない。娘が、どうして音を消してテレビば見とるとねと聞いていた。うるさいけんたい、と答えた。それもそうだが、どうも小生はハラハラドキドキする試合は、サッカーに限らず普段でも見ない、フィギュアスケートなんかもそうである、勝負事が苦手なのである。


平成22年6月29日(火)

-大雨洪水警報発令-
6月29日7時25分阿蘇地方に大雨洪水警報が発令されました。今後の気象情報及び周辺の状況変化等に十分注意してください。
(阿蘇広域消防本部)

 と防災無線で発表されたが、最近は警報なども市町村単位で発令されるようになっており、気象庁のサイトをみたところ、テレビなどでも、今日の警報は「阿蘇地方」と大きく括って発表されているが、そのなかでも阿蘇市に関しては「注意報」どまりだった。そして、確かに、レーダーを見ていると、不思議とカルデラの上空だけには強い雨雲はほとんど来なかった。時々断続的に降っていた雨も、午後から止んで空が明るくなり、夕方には久しぶりに阿蘇の頂上が姿を現したが、それもつかの間、まだしばらく雨が続くようである。

 本日、県浄化槽協会の法定検査を受けた。隔月で清掃業者の点検を受けていて、その上に更に本当にその必要があるのかどうか、法律では受けろとはなっているが、罰則規定は無かったと思う、その程度の法律なのだろう。綺麗な排水を心がけるのは当然だと思うが、その協会の存立理由なども含めて、昨年のちょうど今の時期だと思うが話題にしたが、結局今年も受けてしまった。もし断るのであれば通知をもらった時点で断るべきであろうし、実際に雨の中やってきた検査員を前にして言うのも酷だと思ったから丁寧に応対したが。

 これは県の検査なのだろうから、国の事業仕訳の対象ではないだろうが、当然のことながら上の方は天下りがゴロゴロしているはずだ。こういったところは競争原理が働かず、得てしてコスト意識が低いのでもっと厳しい目を向けて、本当に必要な検査なら、受益者の負担額を出来るだけ減らす努力が必要だろう、下水道の完備していない地域は相当な割合になるだろうから、その全戸数が検査を受けていたら莫大な収入になるはずだ、どのくらいの割合で受けているのだろうか、歩留まりはどの程度なのだろうか、こういった収支報告は広くなされているのだろうか。なんだか新聞のワケ知りぶったコラムのようになってしまった。

 数日前から、時々、小さなネズミが台所のあたりにチラチラ姿を見せる。子ネズミだろうから親ネズミも家の中にいるのだろうか、そのような風でもないので、多分窓の隙間から入り込んだのだろう。捨て置くわけにいかないので、ネズミホイホイ(という商品名ではないが、ゴキブリホイホイの大型である)を仕掛けておいた。

 今晩もとろろ汁にした、今日の山芋は大和イモ、先日の長芋は少し水っぽいが、これはとても粘りが強い。とろろ汁は麦とろと言って、麦飯に掛けて食べるのが代表的な食べ方ようになっているが、なにも麦飯の方がウマイということではないと小生は思っている。というのは、とろろ汁には、消化酵素が多く含まれており、白米に比べて消化しにくい麦飯もとろろ汁で食べると消化が良いからそう言うのだと思う。と書いて、ネットで調べてみると、通常言われるほど消化酵素は多くないらしい、ふーむ、何故だろう。ジャガイモ、カライモ、サトイモ、イモにも色々あるが、みんな生では食べられず、山芋だけは生で食べられる数少ないイモらしい。

 今晩のメニュー、ととろ飯、シジミのみそ汁、トマト、デザートにメロン(わざわざ断るまでもないが、マスクメロンではない)とプリン。


平成22年6月28日(月)

 今日も、思い出したように急に降りだしたり、やんだりの一日だった。雷が鳴るぞ鳴るぞの予報は幸いに外れてくれていて全然聞こえないのでそれは嬉しい。

 随分久しぶりに宇治歯科に行く、調べてもらったら5年ぶりだそうだ。ここ数年は婆様のお伴で行っていたが、今回は自分自身のために出掛けた。緊急では無いと一週間ほど前に予約をしておいたものだ。というのも、最近、時々、奥歯が痛いので、そのことと、もう長い間歯石を取っていいないので、メンテナンスのつもりで行ったのである。レントゲンを撮ったり、歯と歯ぐきと間のポケット(というのだろうか)の深さを測ったりして、やはり大分歯ぐきが下がってきていることが分かった。虫歯は無いが、しばらく歯ぐき治療や歯石取りで通うことになった。それでも、この歳で、何本か金属が被せてあるが、全部で28本、立派に残っていて、今のところビクともしていない。

 そろそろ、梅が最後のようなので、毎年の行事になってしまった、義母の梅干し作りの梅を10キロ買ってきた、南高梅の大玉だ。我が家の敷地にも梅の木が何本かあり、実を付けるが、管理が悪いので、梅は食べなくても済む梅酒には使えるが、梅干しにはちょっとという梅なので、店から買ってきた。二三日置いてもっと熟してから漬けこむことにする。梅酒の場合は梅の他に、焼酎や氷砂糖と材料費が結構嵩むが、梅干しは梅と塩だけで済むからいい。小生の梅干しは評判が良いのである。

 今晩は、柳川もどき、アスパラのベーコン巻、キンピラごぼう、冷ややっこ、トマト。この柳川もどきというのは、ドジョウの代わりに牛肉を使うのである。


平成22年6月27日(日)

 晴れ、一時曇りだったと言うべきか、曇り、一時晴れだったと言うべきか、昨夜からほんの少し降ったが、予報ほどには降らずにまたもや空振りだったようだ。ただここより北に位置する山口県あたりでは相当降ったようだ。

 今日は、区役で草切りがあったが、カミさんのところに洗濯物を届けなければならず、ご無礼した。いつもは土曜日に行くのだが、今回は娘のサマーキャンプがあり、昨夜一泊して、午前中に帰ってくる予定になっていたので、それから一緒に出掛けるつもりでいたが、今日になって、天気が回復してきているので、こどもたちの希望でとりあえず、昨日予定していた竹田方面の川に行くことになったと、連絡が入ったので、今日は小生一人で、荷物を届けた。娘がいないので、長居は無用とばかりに荷物を置いてとっとと帰ってきた。

 娘、昨夜は子供会の皆と一緒に寝たそうで、楽しかったあ、と満足して帰ってきた。K太郎君/N樹君のお母さんが沢山写真を撮って届けてくださった。

つばめ こども会 サマーキャンプ 連続写真 1/3
つばめ こども会 サマーキャンプ 連続写真 2/3
つばめ こども会 サマーキャンプ 連続写真 3/3


平成22年6月26日(土)

 予報ほどではなかったが、それでも終日、降ったりやんだりの一日だった。

 今年から村の会計担当になったが、約半年、前任者のY昭さんに任せっきりで引継ぎをしないでずるずる来たが、今日ようやく引き継ぎをした。

 馬場・豆札の子供会のサマーキャンプ?でこどもたちが保護者と一緒に一泊の日程で出掛けた。生憎の雨で今日、竹田の入田で予定されていた川遊びは中止となったので、出発を遅らせて、午後三時過ぎに宿泊先の産山村のファームビレッジに向けて元気に出発して行った。小生は、勘弁してもらった、久しぶりで一人でのうのうとさせてもらうことにした。娘は楽しみにしていて、一週間前から、海外旅行でも行くかのごとくひとりでせっせと荷造りをしていた。

 向こうでの様子は誰かが写真を撮ってくれるだろう、出発前の全員集合写真には、I 君が出掛ける直前に境内で遊んでいてズボンを汚してお母さんと穿き替えに戻ったので写っていないと思う。

 婆様の葬儀については積極的にご案内をしなかったので、市の広報の社会福祉協議会の頁でお知りになったと、遠戚筋の宮地のY口ます子さんがわざわざお嬢さんとお孫さんの運転で婆様にお線香をあげにおいで下さった。

 気象観測のアップ作業、風力計の調整が必要なことと、表示頁のデザインで苦労している、ソースが複雑で、単に英語を日本語に置き換えるだけでは駄目なようだ。それに℃のフォントが無いのか、℃の部分が化ける。


平成22年6月25日(金)

 九州南部に停滞していた梅雨前線が北上するにつれて今夜から明日にかけて熊本あたりを通過するらしい、そのために既に雨がまとまって降り始めている。

 明日はこどもたちのキャンプだが、宿泊は屋根のある建物だから良いとして、屋外活動は中止になるだろう。

 これで少しは静かになるかなあと思いながら、今朝、起きてみると、サッカーの予選、日本が勝っていた、喜ばしいことだが決勝トーナメントがあるのでまだ当分は騒々しい日々が続く、これほど日本人はサッカーファンだったろうか。とにかく民放のサッカー中継のアナウンサーの絶叫馬鹿さ加減、自己嫌悪に陥らないのか。そう言えば昨日、参議院議員選挙が公示されたのであった、日記に書くのを忘れていた、今や浮世とは縁が無い生活をしているので、そういったことはどうでもよくなる。それでも投票には必ず行く、入場券が早くも届いている

 今晩は、カレーを作った、何を作るか決まらない時は、カレーだ、大量に作ったから、二三日はこれでしのげる。

twitter ・・・風速計がちょっとオカシイなあ、いくら瞬間的とはいえ、50m/Sも吹かんだろう。

平成22年6月24日(木)

 晴れ(というのか)、とにかく湿度が高く、そして気温もかなり上がった。風が無かったので蒸し暑い一日だった。

 結局一日がかりで、ホームページビルダーの復旧作業をした。レジストリから始まって、ありとあらゆる関係していると思しきファイルの残骸、痕跡を削除して、もう、何も無いだろうというくらい徹底して綺麗にしてから再インストールをした。そうでもしないと、単にアプリケーションをアンインストールしただけではダメで、何度も再インストールをしては失敗した、回復コンソールを使ってかなり前の時点まで遡って復元を試みたがそれでも駄目なのである。結局、制限区域全頭完全処分くらいの気持ちで一日かかってしまった。

 今晩はトンカツを揚げた。それとポテトサラダを作った。今日のポテトサラダには、晒したタマネギのみじん切りやゆで卵の黄身やキュウリやトマトを入れてしっかり作った。トンカツ、ちょっと揚げ過ぎだったな。

 こちらに来て食文化の違いには色々驚かされるが、店などでトンカツを注文すると、必ずと言っていいほど、トンカツソースに大量の擂ったゴマを入れる。店によっては、わざわざそのために小さなすり鉢までトンカツに付いてくる、どうも関東のトンカツに馴染んだ身に違和感がある。関東に限らず、トンカツソースにわざわざゴマなんか入れるだろうか。それはそれとして、大きな声では言えないが、小生は、トンカツソースよりも普通のウースターソースでトンカツを食うのが好きである。

 それから、畜産の阿蘇、にしては、豚肉が少し冷遇されている。牛肉は色々と種類や等級があるが、豚肉に関してはほとんどない。周囲には養豚も盛んであるのに、店頭にはほとんど一種類かそこいらだ、鹿児島のようにもっと美味い豚肉を店頭に並べて選択肢を広げてもらいたいものである。


平成22年6月23日(水)

 今日もまた晴れた、梅雨明けを思わせるほどだ。九州南部も今日は一休みできただろうか。

 ところで、NHK(に限ったことではないが)テレビの天気予報、必ず県を単位として天気マークが示される。天は人間が都合で決めた境界に従って天気を決めているわけではないのに、どうして県境にこだわるのだろう。
 
 さらに、このあたりでは、福岡県と鹿児島県の天気予報を伝えても熊本県を表示することは少ない。それでも、福岡と鹿児島の中間の天気を予想すればそれほど外れない、しかし、宮崎県は熊本県と同様に福岡と鹿児島の間にある、しかし、九州山塊を境に、熊本とは全く正反対の天気になることが多い。だから、天気予報も、九州の南部地方、北部地方、太平洋岸だとか、県にこだわらない伝え方にしたほうがいいと思うのだが、そうしない理由があるのだろうか。小絵ちゃんも志織ちゃんも可愛いけど、そんなことにごまかされてはいけない、NHKの受信料の立派な不払いの理由になる、NHKは弱小田舎県を差別するな。

 などと良いながら、今日も一日PCの前に座って、ようやく、風師庵気象観測装置の目処が立ってきた。(トップページのtest test2 参照) 。


 そんなことより、ホームページビルダーが開かなくなった、全部アンインストールして再インストールしてもエラー表示がでて仕事にならない、どういうこっちゃ。


 晩飯は昨日の残り物で済ます、とにかく二人だと余る。 


平成22年6月22日(火)

 今日も曇り時々雨、日中は強い日差しもあったが、夕方になってまとまった雨になってきており、ここのところずっと九州南部に居座っている梅雨前線の影響でこのあたりも今夜から明日にかけて大雨になりそうである。

 みどりの爺様出場、前回忘れてしまったので、しっかりとアラームをセットしておいた。

 曇読。結構雨が降らない時間があり、ちらほら、田の草切りをしている人たちもいたが、小生は尻に火がつくまで動かず、終日ダラダラ。大した本を読んでいるわけではないが、読書の楽しみがあるのは幸せな人生である。

 今晩は、肉ジャガ、鯛のアラと豆腐の煮つけ(魚と一緒に豆腐を煮ると実にウマイ、ついでに庭の木の芽も添える)、ポテトサラダ(ジャガイモだけ)、トマト、ホウレンソウの味噌汁。


-JARLニュース-
 総務省は、平成21年度第4四半期(平成22年3月末)の
第一級〜第四級アマチュア無線技士資格者数を発表。

 第一級アマチュア無線技士   26,683 ( 0.8%)
 第二級アマチュア無線技士   75,229 ( 2.3%)
 第三級アマチュア無線技士  195,122 ( 5.9%)
 第四級アマチュア無線技士 3,002,920 ( 91.0%)
      計       3,299,954 (100.0%)



平成22年6月21日(月)  夏至

 九州南端の鹿児島や、太平洋側の宮崎県は雨が降り続いているようだ。熊本もこのあたりまでくると、雨域の北端が引っかかるだどうかくらいの場所で降る時は結構降るが、晴れるところまでは行かなくても、雨にぬれて緑が輝く阿蘇山の裾野が姿を見せる。そう言えば今日は夏至だったが、一番北に沈む太陽を撮ることは出来なかった。。

 雨読

 昨日、再放送(だと思ったが違ったかな)のお宝鑑定団という名前だったかの再放送を見ていたら、400年続く広重の浮世絵に出ている東海道五十三次の鞠子宿の、とろろ汁で有名な「丁子屋」の主が出ていた。そこで、小生は、そうだなあ、とろろ汁、もう随分食べていないなあ、じゃあ、明日はとろろ汁にするかということで、さっそく今晩はとろろ汁を作った。よく婆様が作ってくれたが、残念ながら作り方を教えてもらう機会が無くなった。それでも、出汁と味噌と玉子を使うと言っていたのを覚えていたので、後は、舌でその味を作り出せばいいと、挑戦したが、実に簡単に再現できた。もっと面倒かと思っていたが、これほど簡単だとは思わなかった。小生の大好物なので、これを機会に頻繁に作ることにした。とろろ汁は麦飯に合うというが、どうしてだろう、何か理由でもあるのだろうか、我が家は普段の謂わば銀シャリだが。

 果たして娘が食べるかどうか分からないので、昨日、ぶあい荘の主が鶏を醤油で甘辛く煮るようなことを書いてきたのを思い出して、そういえば冷凍庫に鶏肉があったなあと、見つけ出して甘辛煮を作っておいた。しかし、娘も、気をつけて食べないと口の周りがちょっと痒くなるね、と言いながら、美味そうに食べていたので、ローテーション入り確実である。さて、明日は何を作るか、毎日これを考えるのが面倒である。なんでもいいから決まればそれを作るのだが。

なんだか料理専門サイトになってしまった・・・・・・爺様のクッキングコーナー


平成22年6月20日(日)

 今日の予報は曇り程度だと思っていたが、午後から結構まとまった雨になった、それも夕方にはやんだが、雨に代わって風が強くなった。

 昨日だったか、今年はゴキブリの姿を見ないねえと娘と話していたところ、今朝になって娘が「お父さん!ゴキブリがお母さんのベッドの下で死んどるバイ」と教えに来た、それは、昨日、燻蒸したからだよ、と言うと、へえ〜そうかと納得していた。

 それにしても、今年は台所でもゴキブリを全然見ない。と言っても、今まででも小生はあまり見たことがなかった、ただ、カミさんはいつも見つけてはヒーヒー騒いでいたので、今、そのカミさんがいないからかもしれない。と言うのは、「ゴキブリ嫌い」は、居やしないか、居やしないかと、いつも注意を凝らして部屋の隅々に目を配っているから、目に付かないものまで目に付くのであって、逆に、気にしなければ、たとえ居ても目に入らないというだけのことかもしれない。

 娘には、ゴキブリだって昆虫なんだから、そんなに怖がること無いぞ、と言ってやっても、こういったことは母親を見て育つので全く困ったものである。今朝のゴキブリの死骸も、小生に片づけてくれと言ってきたので、そんなもの自分でやれ、それが出来ないなら放っておけと言っておいた。そう言えばうちの婆様なんか、スリッパなど叩くものが手近に無い時は、迷うことなく手で捻りつぶしていた、さすがに小生はそこまでは出来なかったが。

 小生は、ヘビは何ということは無いが、クモが鳥肌が立つほど大の苦手である、手のひら大の家クモを見つけるとゾッとして以前なら無条件で殺していた。それも、最近は大分慣れてきて、あまり気にしなくなってきた。というのは周りじゅう蜘蛛だらけで、いちいち怖がっていては生きていけないし、娘の手前もあるので、これは好きにならなければ、と気持ちを入れ替えてそういう接し方をするように努めているからである、それに、殺生は出来るだけするまいと考える歳になったからだろう、まだまだ掌に載せて、愛玩するところまではとても行っていないが、多分家の中かにいて壁なんかを這っているのだろうが、気にしないので全然目に付かなくなった。そう言えば、ムカデも家の中に沢山出るが、カミさんと娘は良く見つけるが小生はほとんど見つけない。今日のゴキブリの死骸、後から、娘が、お父さん、ゴキブリ片づけたよ、と言ってきた、どうやってやったかまでは聞かなかった。

 今晩は「ブタダイコン」。いつの間にかこのように言うようになったが、あくまで仮称のつもりである。もっと気の利いた名前を付けようと思いながら、なんとなくブタダイコンで通っている。これも我が家オリジナルである。もしかしたら世間でちゃんとした名称の料理としてあるのかもしれないが、我が家のそれは、あくまでも他から仕入れたレシピでなく、その昔、そう、今から、60年ほど前に、婆様が、もっともそのころはまだ若い母親だったが、引越しの祭のゴタゴタした時にとっさに思いつきで作った、謂わば、「賄い食」のようなもので、その時に評判が良かったので、以来、我が家の料理としてずっと続いている。あの時代は戦後まもなくでまだ食べ物もそんなに豊富では無かった、その引越しの時の写真があったはずだと探してみた、今はただ懐かしいばかりである。

 不思議と偏食気味の娘にもカミさんにも評判が良くて、今晩何にしようかとメニューに行き詰った時によく作る料理、というよりはオカズである、そう、今晩は行き詰ったのである。これの良い所は、簡単で安く出来て、ウマイというころである。丼物になるだろうか。材料は豚コマと大根と調味料として基本的に醤油、砂糖である。いつもエイヤッで作るので、材料の配分なんか全然分からない、それが男の料理である。

 大根を賽の目よりさらに細かく切って、それと豚コマもある程度細かく切って、大根が透き通って飴色になるくらい醤油と砂糖とで(それだけだと濃すぎるので酒や水で割ってヒタヒタになるくらいか)煮て、それをご飯の上に載せて食べるだけである。そのほかにミリンでも化学調味料でもニンニクでもショウガでも勝手に入れれば良い、出来あがりは少し汁っ気があったほうが良いかもしれない。小生は昔から、これを丼物として売り出せば必ずヒットするとさえ思っている。大根とブタだから「混沌丼(こんとんどん)」という名前はどうだろうかなどと考えたこともある、大根の味とブタの味を単に足しただけの味では決してない旨い丼ぶりである。豆腐とナメコの味噌汁、大根・ニンジン・キュウリ千切りサラダ、アスパラ、トマト

 ついでに、鯛のカルパッチョを作ってみた。普通、刺身と言えば、日本人だから醤油とワサビしか思いつかないが、甥のDが、結構名の通ったイタ飯屋のシェフをしていて、以前、簡単に作ってくれて、これはウマイと思いながら、ついつい、夕食のオカズを考える時に日本人の食習慣で、それをカルパッチョにして食べるということを思い出さないで来た、それを今日偶然、刺身売り場の前を通って思い出して、急遽、作ってみた。本日のメインディッシュよりも、材料費ははるかに高いものになったが、これはあくまで付録である。これほど簡単な料理も無い、オリーブオイルと塩とレモンだけである。コメのメシに合うかどうか心配だったが全違和感がないが、パンと一緒に食べたり、ビールなどの肴にうってつけである。オリーブオイルは日本の食生活にあまり馴染みがないが、これは非常に面白いものである、同じ食材でも、ちょっとした調味料の違いでこんなにも違う味になるのだから。

 今日は、ヒマだったのでこんな戯れ文を書いてしまった、キーボードで打つので、中身の濃ささえ問わなければいくらでも書けるものである、これが手書きだとそうはいかないだろう。


平成22年6月19日(土)

 梅雨の晴れ間というのか、晴れているのか曇っているのか分からない天気だった、それでも夕方には青空がのぞいていたような気がする。

 カミさんのところに洗濯物などを届けに行く。今日は、先日のリンゴ病のことを病院に伝えてあったので、カミさんはもう良いとしても周囲に初期の患者も多いので、我々二人は立ち入り禁止、荷物は出入り口で病院の係の人と受け渡しをする、ということになって出掛けたところ、我々が出掛けた後にその出入り禁止も解除になったということで入室出来たが、落ち着かないので、荷物の交換をしてすぐに帰ってきた。ふと口蹄疫の移動制限解除のことが頭をよぎった。

 病院に出掛ける前に、寝室を煙の(ようなものが)出る殺虫剤で燻蒸して家を出てきた。娘がどこかで虫に喰われて、アレルギーのために赤く腫れ上がっていたが、娘は寝ていて朝起きたら喰われて腫れていたというので、(実際は何処でだか分からないが)、二度ほどそういうことがあったので、念のために今日焚いておいた。

 晩飯は、ナスを塩コショウした豚バラで巻いて、小麦粉をまぶしてただ炒めて、ポン酢で食べるという料理。最近、たまたま見ていたNHKの夕方の番組(後から調べたら「ゆうどきネットワーク」という番組)で、どこかの地方での男料理だといって紹介していたものだ、男の料理というのは要するに簡単だけど美味い料理ということだから、試したみた。記憶にたどって作ったので、巻くナスの量が少し多すぎたきらいはあったかもしれないものの、小生はウマイと思ったが、娘にはあまり評判が良くなかったようだ。娘は酸っぱいのが苦手でモズクが駄目、ワカメの酢の物が駄目、今晩のポン酢料理が駄目、ただでさえ遅い食事のピッチが更に遅くなる。その上に、今まで婆様の歯に合わせて柔らかく柔らかくをモットーに調理してきたので、娘もそれに慣れてしまって、ちょっとでも歯ごたえがあると敬遠する、悪い影響を与えてしまったようだ、これから努めてこれら悪癖を矯正する必要がありそうである。

 今日はなんだか疲れた・・・・・


平成22年6月18日(金)

 朝から雨、昼過ぎまで雨、その後、上がる方向に向かいつつある、今回のまとまった雨は、九州の南部、太平洋側に主として降ったようで、この辺りは大したことなかった、梅雨前線は一応南下して、もう今回の雨の峠は越えたようだ。

 結局今日は何もしなかった。英文の説明書きを視覚から理解するために画面をいじくりまわしたりして、その文字の意味するところを推測して一日が終わった。

 例えば、RAINの個所に、dayとstormとrateあるのは何だろう。これは、dayはその日の雨量ということは分かる、stormは降り始めてからの総雨量、つまり、今は、昨日から降っているのでこの値の方がdayの値よりも大きい、そう思って昨日の降り始めから日付が変わるまでの雨量に、日付が変わってからの今日の雨量dayを加えると確かにstormの値になる。そう思って読み解いていくと、24時間ブランクがあるとstormの値はリセットがかかり、そうでなければ、この数字はどんどん増えて行くことになるようだ。rateは雨量率?とでも言うのだろうか、今の勢いのまま降り続けた場合の一時間後の雨量ということになる。

 以降は、どう、これ良いでしょう?見せびらかしの記事である。
 この画像は、現在の風速と、最大風速。この画像は、屋外、屋内の気温と湿度とそれぞれの最大、最少値(棒グラフの横に引いた白い線)。この画像は、月間雨量と年間雨量(1月〜6/18まで)。この画像は、月齢。この画像は、気圧と今日の日の出、日の入り時間などなど刻一刻変わって行く画面を見ていると飽きない。各グラフ、計器の目盛りは数値の増減によって自動的に変化するようになっている。

 晩飯は、ナス、ひき肉のはさみ揚げを作った。我が家はこれから、ジャガイモとトマトとナスとキュウリが山ほど出来るので、如何にそれらを使ってバリエーションをもたせるかである。明日もナスを使って何かを作ろう、その前に、今日作ったナスのはさみ揚げ、山ほどある、二人ではとても消化できない。


平成22年6月17日(木)

 晴れ。今日は我が家の気象観測機では、正午過ぎに最高気温29.4℃を示していた。日が暮れるころから予報通り雨、それも今夜は大雨になりそうだ。

 その気象観測のweb発信のために、一日PCの前に座る。と言っても、英文のマニュアルの日本語化したものがないか、だとか、誰かが解説している記事が無いか、だとかいろいろ探しまわることに時間がとられ、肝心の作業はまったく手つかず、結局、30頁以上ある英文マニュアルをプリントしただけで終わってしまった。technical termばかりだから簡単といえば簡単だし、難しいと言えば難しい。装置を設置して初めての雨、ちゃんと雨量をカウントしている。

 晩飯は、とにかく野菜いっぱい料理。チンゲン菜、もやし、シイタケ、タケノコ、ピーマン、ニンジン、絹サヤ、タマネギ、ナス、白菜、それに牛肉を入れて炒めて、砂糖、醤油、酢、片栗粉でとろみを付けた我が家オリジナル(のつもり)。それとデザートはスイカ。スイカは利尿効果があるので、必ず夜中に一度アイツを起こしてトイレに行かせなければ・・・・・


平成22年6月16日(水)

 朝はこんな風に明けて、日中はすっかり晴れあがった、梅雨の中休みだ。

 午前中、気象観測装置をここに設置して、屋外のデータを収集し始めた。グラフを見ると、気圧は屋内、屋外は関係が無いので、屋内コンソールで既に昨日から動いており、昨日からの気圧変化が詳細に記録されている。明日はまた天気が悪くなるということだが、確かにまだ青空が広がっているのに早くも気圧が下がって行っているのがよく分かる(ところが、午後4時半を境に、また気圧が上がり始めていた・・・)。また屋外に装置を取り付けた時間が、午前10時半くらいだということが、外気温のグラフの始まりから分かる。今日は28℃を少し超えたようだ。阿蘇乙姫の公式データと若干違う、距離があるので実際に違うのか、装置の精度や設置条件のせいか分からない。

 このように、ワンクリックで、時間単位から日単位、三日毎、週単位、月単位、年単位と切り替えることができて、且つ、沢山の項目について表示できるので非常に面白い。

 普段は、このような視覚的な画面になっている。ところが、これらをどうサーバーに送るかがサッパリ分からない、全部英文で書いてあるので、時間をかけて読み解いていくしかなさそうである。

 テレビで、巻き爪の治療が手術をしなくても、形状記憶合金性の針金を爪にさすことで簡単に治るという放送をしていた、婆様がそうだったので、しばらく見入っていたがが、考えてみたらもうその必要がなかったのだ。

 今晩は、マーボ豆腐とエビチリ、それと中華スープ、デザートは杏仁豆腐、支那料理でまとめた。


平成22年6月15日(火)

 雨のちくもり。午前中は結構まとまった雨が降っていた、風は無かった。午後になって雨は上がり曇り状態が続いている。

 どこの局でも終わったゲームを何度も何度も繰り返して放送して騒いでいる。サッカーよりこちらのほうがはるかに面白いだろう、もっと「はやぶさ」をやれよ。それにしてもボイジャー2号というのもすごい、打ち上げて33年経った今、地球から13光時のところにあるらしい。

 久しぶりに泳ぎに行こうと思って水着を探したが、無い!・・道具一式、葬式騒動でどこかにしまいこんで分からなくなってしまった。

 今日も気象観測装置の設定を続ける、まだ目処は立たない。

 晩飯は、ブリの塩焼き、トン汁(まだ残っている)、たまごドウフ、トマト、ホウレンソウの胡麻和え。


平成22年6月14日(月)

 今日もほとんど降らなかった、とにかく今日は蒸した、ちょっと作業するだけ汗でジトジトになった。

 娘のリンゴ病、今朝、古閑医院で診てもらって、薬をもらってから学校にやった。症状が出た段階ではもう治りかけで、ウイルスはその前にばら撒き済みだそうで、あとは本人の体調次第で学校に行っても差し支えないらしい。もともとこの病気はそんなに怖い病気では無くて、放っておいても自然治癒するらしい。クラスではN樹君も罹って今朝古閑医院で一緒だった、担任の先生の話ではクラスでは他にも罹った子がいるとのことだった。聞いたところ、N樹君のお母さんも罹っているそうで、こちらの方は子供より少し症状が重いらしい。子供の時に罹る病気は、子供の時に罹っておいたほうが良いようだ。小生は成人してから、立て続けにオタフク風邪と風疹に罹った、それは苦しかった。その上にこの両方の病気、成人してから掛かると男の場合、極めて不都合な状況になる場合が多いとか、小生なんか二つ罹ったので、こりゃあ駄目だろうと思っていたが、幸いに無事だった。今回は現在のところ、小生は大丈夫のようだ、子供の頃に罹って免疫ができたのだろうか、そのあたりを確かめようにももうその術は無い。

 GPSで調べたら、我が家の標高は517mとでた、もう少し低いかなと思っていたが、GPSの誤差だろうか。さて、今日は何をしようか、と午後になって、考えて、これからの雨の季節に、今、気象観測装置を働かせないでなんの気象観測装置かと例によって突然思い立って、夕方近くになって、急遽その設営準備を始めた。本格的な観測装置である、と言っても気象庁検定品ではない、それでも正規品だとかなり高価である、それをオークションで驚くほどの安価で入手してあった、なんだか面倒そうだったので、最近ヤル気を無くしていたこともあってもう一年くらい前から屋根裏に置きっぱなしになっていた、明日辺りから多分雨になって屋外作業は大変だろうからと、雨にならないうちに、支柱を立てて、屋内に配線だけ済ませて、室内で作動するか設定を始めた、そのなかに観測地点の緯度・経度や標高を入力する項目がある、それで我が家の標高を調べたのである。どうやら無事に作動するようである。あとは、これをインターネットに載せる作業があるが、これはまだ成否は分からない。

 小惑星イトカワに行った探査衛星「はやぶさ」が7年ぶりに60億キロの旅をしてドンピシャリ、ピンポイントで着陸地点に帰ってきた、まるで生命があるかのように、満身創痍になって気の遠くなるような宇宙空間を旅してそして帰ってきた、一直線に光跡を描いてカプセルを守るかのように、自らはバラバラになって宝石のようにきらめきながら燃え尽きて行った、なんとも感動的ではないか。考えてみたらこの技術、7年前の技術といことになる、日本の7年前の技術でもこれだけの事が出来たのだ、やはり一番じゃなくてはいけないんですよ、レンホウちゃん。これ以上のドラマは無い、久々の感動である、それにしても日本人、なんとつつましく控えめではないか、JAXAのコントロールルーム、狂喜乱舞はせずに静かに拍手をしていた。

 晩飯、鶏肉のソテー(先日の余り肉、消費期限が一日過ぎていた)、トン汁、トマト。


平成22年6月13日(日)
 
 昨日梅雨入り宣言があったが、昨夜から今朝にかけてはほとんど降らなかったようだ。今日は朝から細かな霧のような雨が時折ふっていたが、昼過ぎには青空がのぞいて日が射していた。

 娘が学習教材の付録(というのか課題というのか)で育てていたトマトが結構成長を続けている

 その娘、昨日あたりからホッペタが赤くなっており、ネットで調べたところどうもリンゴ病のようである、病気自体は大したことないようだが、明朝、古閑医院で診てもらうつもりだ。

 馬場のG藤祐次郎さんから、アイガモを放すよという連絡が入ったので、娘を連れて見に行った。今年は父君の祐輔さんと選手交代だそうで、学校は違うが娘と同学年のSちゃんや家族の皆さんそろっての行事になった。隣りの田の I下さんは今年はアイガモはおやめになったようだ。

アイガモ放鳥連続写真

 二三日前、ミニ田のカブトエビが突然、全部居なくなった。天敵はカエルや鳥だということだから、多分、サギかカラスにやられたのではないだろうか。娘が言うには、こんどクラスで生活の時間(小生の頃は無かったの知らないが、多分、理科だとか社会だとかを一緒にしたような教科なのだろう)にカブトエビの観察会をやるようなことを言っていたので、事実であれば、再度、採集してこなければならない。

 今晩は、鰹のタタキを作った、それと大根とサトイモの味噌汁、玉子トウフ(出来合い)、トマト、アスパラのバター炒め、プリン。


平成22年6月12日(土)

 雲が多かったが、夕方までは降ることはなかった。しかし、ニュースによると、気象庁は、「熊本県を含む九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表した、とある。いよいよ今晩あたりから雨になるのだろう、降るのは良いがほどほどに願いたい。
口蹄疫、インフルエンザなんかは湿度が高い方が感染の拡大は抑えられるが、雨の季節はプラスに働くのか、マイナスに働くのか、消毒液槽や散布には障害になるだろうが、空中拡散は減るだろうから、どうなんだろう。

 娘を連れてカミさんの所に洗濯物ほかを届けに行く。そして、小生は映画に。街に出る「ついで」が主な理由だが、シニア料金というのがあるので気易く観に行くことができるのである。シニアの年齢はもっと繰り下げても良いと思うが、ともかくも「シニア」は有難い。

 今日は「月に囚われた男」、地味な映画で舞台が舞台だからモノトーンに近い画面だったが、それは別にしても、小生にはよく分からない映画だった、ちょっと睡眠不足もあって、睡魔に襲われてしまったので分からなかったのか、分からないから睡魔に襲われてしまったのか・・・・たしか今日が初日で、しかも一回目の上映だったが、観客5名ほどだった。あとから、記憶の断片をつなぎ合わせて、そうか、そういうストーリーだったのか、なかなか着想が面白いと感じないこともなかった。少し前に観た「シャッターアイランド」にしてもそうだが、この手の、その時のシーンが現か幻覚か分からない映画はどうも苦手だ。

 書き忘れたが、カミさん、順調のようだ。
平成22年6月11日(金)

 晴れ。今日も昨日以上に気温が高くなるかなあと思っていたが、風が結構強くて、事実気温は高くなったが、それほどの暑さは感じなかった、と言っても、屋内にいたので、炎天下での作業をした場合はどうだったろうか。

 屋内の整理作業に午前中を費やした。そろそろ我が家の登場人物交替で大道具小道具など舞台替えの準備にかからないといけない。

 午後から、阿蘇郷土史愛好会に出席する。

 今晩はカレーにした。本来は一番簡単な筈だが、小生は何時もタマネギをミジンに切って飴色になるまでじっくりと炒めてから他の材料と煮込むようにいしているので、結果的にそれほど簡単ではない。どうせルウを使って作るカレーなのだからザッとやればいいのだが、どうもこの部分にこだわってしまう。

 人数が少ないと、特に娘は半人前以下の食べる量だからついつい作り過ぎてしまう。今日もルウを半分の5人前で作るつもりが、沢山の具になってしまったので、結局10人前を作ってしまった、二三日はカレーだ。

 今晩は、それに、キャベツとキュウリとトマトを揉んで柔らかくしたやつに、クズのホタテ缶と同じくクズのカニ缶を和えて作ったサラダ、クズの缶詰だと非常に安価である、どうせ味は同じだ。それとスイカだ。

 イチジクが売っていたので買ってきた、子供の頃、庭にイチジクの木があってよく食べたので懐かしい、小生は好きだが娘は癖がある味なので好きではない。


平成22年6月10日(木)

 晴れ。今日は暑かった、快適な気温を通り越していた。

 ようやく、葬儀の後処理の仕事ほぼ終わり、ホッと肩の荷が下りた。

 娘はピアノを習っていて、その事については、カミさんの縄張りで、小生は全く関知していないが、こういった状況だから、週一の練習の送迎をしている、その娘、年に一回、発表会というのがあって、熊本県内の同門の練習生が一堂に会して日頃磨いた腕を見せる日がある。その発表会、今年は、娘のクラスメートのUちゃんも同門だそうで、連弾をするらしくて、我が家と彼女の家を隔週で行ったり来たりして二人で練習をしている。今日は我が家の番だそうで、学校から帰ってきて二人で練習をしていた。もっとも、練習時間より、外で遊ぶ時間の方が長かったような気がするが。

 口蹄疫、とうとう都城まで飛び火した、一向に終息の気配が見えない、熊本県は九州山地が防御壁のようになっているが、それは人や車に対してであって、偶蹄類のイノシシやシカなどの野生動物は道路に無関係で越えてくるので、かえって危険なような気がする。我が家の周辺を車で走ってみると、あちらこちらの有畜農家の出入り口は扇上に消石灰の車のワダチが道路上に見える。

 晩飯は、鶏肉のソテー、ワカメとキュウリの酢の物、カボチャの煮つけ、トマトと(ジャガイモ一個を使って作った)マッシュポテト、サトイモとナスの味噌汁。

 そう言えば、昨夜の「ためしてガッテン」、目玉焼きだったが、小生は何時もフライパンのすぐ近くで割って落としており、あんなに高くからなんて絶対に落とさないから、別に珍しくもなんともなかった、それに、我が家の目玉焼きはあくまでも白身も黄身も半熟で、なおかつ黄身の表面に白く膜が張ったように仕上げるのが一番ウマイと思っている。それ以外は目玉焼きじゃない、と思っている。


平成22年6月9日(水)

 晴れ。朝少しヒンヤリしていたが、すぐに今日は暑くなりそうだという予感めいたものを感じたが、さすが阿蘇は高地である、そこまではいかず、からりとしたなんとも快適な気温になった、24〜5℃くらいだったろうか。

 小生はあまり計画性が無いので、大体、さあ、今日はなにをやろうか、とその日になってから、外を眺めながら考える。絶対に今日やらなければならないものだけ、今日やる、今日でなくても良いものは、今日しない。そういえば朝、郵便物を投函しに行った時にゴミの集積場所にペットボトルの袋が積んであったことを思い出した、確か月一回だったはずだ、そうか、今日か、とおもむろに家じゅうのカラのペットボトルを集めて集積所へ、その帰途、先日刈った草がそのままになっているのに気がついて、それを集めて燃やす。そう言えば随分長い間床屋へ行っていないなあ、ふと思い立って床屋へ。もう二カ月以上は行っていないはずだ、婆様が入院する前だったろうか、この辺りのことが、自分が記録写真に登場することがないので写真で髪の毛の伸び具合が確認できない。

 娘が、家の周囲が田んぼだということで、本当かどうか分からないが、先生から観察用にオタマジャクシを捕ってくるようにと言われた、と学校から帰ってきて、オタマジャクシを捕ろうと奮闘していたが、昼間の暖かい時には動きが活発なので、娘の技量では無理なようで、朝、まだ水温が低い時だと多分動きが鈍いだろうから、明日の朝にでも捕ればと言っておいた。こうして家の周りに田んぼが当たり前のようにがある生活なんて考えてみたら幸せだと思う。

 今日も葬儀の後処理事務をする。

 最近、ようやくまた料理をする気になってきた。今日の晩飯は、鯛の味噌漬け(二日ほど前に味噌に漬けておいた)、大根とニンジンの千六本をしばらく塩をして、その後揉んで柔らかくしてから塩抜きをしてサラダにしたもの。ナスの味噌油炒め、豆腐と油あげとネギのみそ汁、トマト、プリン。どれも大して手がかかるものではないが、まあ、栄養バランスはとれているだろう。こちらに住むようになって驚いたことに、鯛がとにかく安い、それとブリ・ハマチだったか、これも安い、大きな刺身用が一尾千円しない時がある、これ一尾で食べきれないほどの刺身が出来る、思うに、ここ熊本天草あたりは養殖地だからだろう。



平成22年6月8日(火)

 朝のうちは少し降っていたか、いや、降ってはいなかった、日中は雲が多かったが分類的には晴れだろう、どうだろう。そうか、曇り時々晴れという便利な言い方があった。

 65歳以上の公的年金の受給者、つまり、高齢者は平成21年10月から住民税は特別徴収となって公的年金から引き落とされるようになっていたらしい、今日、市から届いた税額決定通知書で分かった、へえ、である、普通徴収とばかり思っていた、まあ、そのほうが面倒でなくて良いが。、

 家の中でこまごまとしたやり残しの整理事務をやった。

 ボンのフィラリアの予防薬を松野動物病院からもらってきた、朝の空腹時に呑ませて、2時間経ってから餌をやってくれとのことだったので、明朝呑ませることにした。6月〜10月までの5カ月間である。

 ブリの照り焼き、揚げだし豆腐、豆腐とナメコの味噌汁。
平成22年6月7日(月)

 曇り。終日全く日が射さず、うす暗さを感じるような一日だった、朝のうちは少し霧雨も降っていた、それに、昨日の気温が一転、少し肌寒いくらいだった。

 昨日は、日曜日に学校行事があったために、本日は、娘、振り替え休日、併せて、小生も完全休養日。


平成22年6月6日(日)

 晴れ。暑かった、暑かったけれど湿度が低かったのだろう、爽やかだった。

 日曜日であるが、小学校の「学校公開日」という催しがあった、普通、授業参観日の場合は、我が子のクラスだけの参観だが、今日は公開授業ということで、全学年の授業を自由に参観できるというものである。一年生はまだ幼すぎて、ちょっとハラハラするくらい頼りなげな風であったが、一方、六年生は体つきも大きくて、一年生の教室を見たばかりだったということもあり、実際以上に大人びてみえ、ちょっと圧倒されそうな雰囲気だった。小学校では、一つの学舎で中学や高校、更には大学のそれぞれの在籍年数より長い六年間という期間を同じ場所で、ある意味共同生活をするわけであるから、これは考えてみたら、教える学校も大変なことなのだろうと思った。そういうこともあってなのだろう、一・二年生の各教室と三・四年生の各教室、五・六年生の各教室と教室の配置場所が大きく分けて三つのブロックからなっていて、各ブロックがあまり接触しないように配慮されているのだろう。
公開授業連続写真

 午後から引き続き、小学校のグラウンドで、年行事の親子スポーツ大会が開催されて、今年は分団対抗のキックベースボールが行われた。
キックベースボール連続写真

 大会終了後、馬場のE藤哲士さんのお宅を借りて、馬場豆札の第4分団の打ち上げバーべキュー大会があり、暗くなるまで和気あいあいと楽しいひと時を過ごした。
第4分団打上げバーベキュー連続写真

 ところで、今日は日曜なので、給食が休みである、従って、こどもたちは弁当持参である。久しぶりの弁当であるが、単に給食が無いからそれに代わる昼食という意味合いの弁当で良いはずだが、午後からもスポーツイベントがあるので、運動会やピクニックという気分もあったのだろう、あれこれ注文がうるさくて、こんな弁当を作ってくれとイラストまで描いてきた。小生もそのように勘違いして、早起きして唐揚げを揚げてやって卵焼きを焼いてやって、ほぼリクエスト通りの弁当を作ってやった。後から娘に聞いたところによると、皆、豪華な弁当を持ってきていたそうで、やはり同じように考えたのだろうと可笑しくなった。それにしても、給食制度というものは、お母さん方には本当に助かる制度だろうな、毎日弁当をつくるとなると、大変なんだろうな。


平成22年6月5日(土)

 晴れ。

 娘を連れてカミさんの所に洗濯物などを届ける。いつものように小生は映画に。映画鑑賞、すっかり週間行事になってしまった。この生活も早ければあと一月くらいだろうか。

 今日の映画は、中井貴一主演「RAILWAYS」、めまぐるしいストーリー展開に手に汗を握るハリウッド映画も良いけど、日本映画もなかなかいい、田舎暮らしをするようになって、そして、特にここ数カ月の小生の生活とも幾ばくか重なる部分もあって、少しの涙を伴って、ゆったりと穏やかな気持ちで楽しめた。

 明日は一日学校行事だ。


平成22年6月4日(金)

 少し雲があったが今日も晴れ。

 オレとした事が、今朝の緑の爺様の当番を忘れてしまった、何事も起こらずに済んだようだが、いやあ、子供たちに申し訳ないことをした。

 たかなが植えてあったところをようやく耕した、その隣りはまだレンゲが残っているので耕すに忍び難くもうしばらくこのままにしておくことにした、双方ともに何を植えるか特に計画は無い。


平成22年6月3日(木)

 晴れ。今日は気温が上がり、屋外で作業をしていると直射日光がシャツを通してジリジリ焼けつくようだった。

 午前中、家周りの草切りを少しした。薪との格闘が終わり、代わって草との闘いが始まった、どちらが良いかというと、どちらだろう、薪作りの方が良いかな。

 午後から、ビニール車庫の張替をした。もともとバーゲンで買ったものなので、ビニールシートが非常に薄くて、大分前から穴だらけになっていた、今度のやつはしっかりしたものなので、今までのよりは長くもつものと思う。(写真1写真2

 NHKの「ためしてガッテン」、お題が、コレステロールやダイエットや不眠症、はたまた血圧、などといった健康に関するものが取り上げられた時は全く観ない、幸いにして小生には全然関係が無い事柄ばかりだからである。ところが、「食いもの」がテーマの時には実に熱心に観る。カミさんはあまり興味を示さないが、小生は食いしん坊なんだろう、如何に美味く食べるか、に非常に興味がある、そして、それを実際に試してみたくなる。昨夜は「アサリの味噌汁」がテーマだった。一般的な作り方でも十分に美味いと思っているので、今回は参考程度にしておこうと思ったが、娘が作って欲しいというので、じゃあ作るかということで、今晩の味噌汁はアサリにした。確かにアサリの身がふっくらとして柔らかく出来る、あまり好きではない娘もウマイと言って食べていた、要は、ハマグリの吸い物の作り方と一緒で、熱を加え過ぎないようにするということである。しかし、アサリの味噌汁、大量に作って食べるには少し面倒だ、こうすればより美味しく出来るということが分かっただけで良とする。


平成22年6月2日(水)

 朝から気持ち良く晴れていたが、高岳上部にはすぐに雲がかかった。昨日の滑落遭難事故、大分県の防災ヘリだそうだが、午前9時すぎに高岳上空でホバリングする姿がここからも見えた。そして、遺体で収容したと昼のニュースが伝えていた。死に直結する趣味道楽、自己責任の度合いが大きい、そこまでの覚悟が必要である。昨日は赤ガレ谷付近と言っていたが、ヘリがホバリングをしていたのは鷲ヶ峰に向かって左側の沢だったのように見えたが、鷲ヶ峰のここから見て反対側一帯をいうのだろうか。

 こども手当の支給が昨日から一部の自治体で始まったようだが、このインチキ臭く噴飯ものの制度、普通、小生の付き合い範囲では年齢的にほとんど関係が無い制度だが、どっこい我が家はそれに関係している。改めてその手続きをした記憶が無いし、しなくても自動的に支給されるのかは知らないが、孫であればわかるが、小生のこの年齢でこども手当が関係する家庭が果たして全国でどのくらいあるだろうかと考えてみる、極めて例外的な存在ではないだろうか。久しぶりに泳ぎにいこうかと準備をしていると、この制度を作った首魁退陣のニュースが飛び込んできて、テレビの前を離れられなくなってしまった。

 その子供たち、登校班を組んで毎日登下校しているが、ここの登校班、特に下校時に一二年生だけで帰る時、いつも寄り道が多い、寄り道というより道草だろうか、特にここのところ、田植えが終わって、用水路には笹舟レースにおあつらえ向きの水が走り、田にはオタマジャクシが泳いでいるので誘惑に駆られてついつい道草を食うのだろう、大いに分かる、しかし昨日、一歩間違うと確実に死につながるような危険な行動をとっているという情報を得たので、これは聞き流せぬ、事故が起きてからでは遅すぎると、今朝の登校時に子供たちを集めて、N樹のお母さんと一緒にきつく注意をしてから登校させた、同時に学校にもその旨連絡をしておいた。学校からもらってくる週間学習予定表に毎日の下校時間が書いてあるのは何故だか知っているかと、皆に聞いたけど、全員??。その時間から計算して、みんなが何時頃家に帰ってくるか、家の人が分かるようにするためだぞ、だから、もしその時間が過ぎても帰ってこないと、家の人が、事故でもあったのでは、と心配するだろう、だから、寄り道をしないで真っすぐ帰りなさい、遊ぶのなら一度家に帰ってから遊びに行きなさい・・・・果たして分かったかどうか。

そして、学校でも厳重注意を受けたようで、さすがに今日は神妙に30分くらいで帰ってきた(実際はもっと早く帰ることができるはずだが、これくらいは仕方ないだろう)。

 ついてながら、半世紀以上も前のはるか昔、小生が一年生のころ、遠足が終わって学校で解散になったあと、家に帰らずにそのまま友達の家に遊びに行ったので、家で心配して学校まで巻き込んで大騒ぎになった前科がある、ぶんなぐられたわけではないが不思議と鮮明に覚えている。


平成22年6月1日(火)

 雲が多く、今日も大気が不安定だったようで、午後、にわか雨が降ったり、雷が鳴ったり。

 今日は母の四十九日にあたる(と思う)、普通はちゃんとした法要を営むのだろうが、省略!、というわけではないが、この日のためにわざわざ遠方から親類縁者を呼ぶのも婆様の本意ではないだろうと、小生だけで円通寺さんにお経をあげていただいた。これでとりあえず一区切りになるのだろうか。納骨も本日するのだろうが、これも諸般の事情で当分延期。

 今年はカブトエビの湧き方が非常に少ないようで、K朝春さんの田んぼも数えるほどしか目に付かない、低温だったせいだろうかと氏も頭をひねっている。今日、その田からカブトエビを捕獲してミニ田に放した。大きな田の一片だけを往復してようやく8匹しか捕れなかった。(写真1写真2

 雲が垂れこめる阿蘇山で昼前、福岡からの四人のパーティの一人の滑落事故があった、ヘリが飛んだり、山岳救助隊が救助に向かったりで大変だったようだが、遭難者発見できず、夕方になって視界不良などの理由で本日の捜索を打ち切った。現場は高岳赤ガレ谷 と言われている場所らしい。最近の中高年登山の傾向ついては言いたいことがあるが、今日はやめておく。





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