陰嚢水腫顛末記 2017年2月
2016年12月
右精巣(所謂金玉)が大きくなったような感じあり。そんなもんは普段しみじみ見ることもないので、いつからそうなったか全くわからない、タマタマ入浴中に気が付いたのである。
2017年 1月 5日
ネットで調べ「茅ヶ崎皮膚泌尿器科」(という名称の医療機関)を受診、超音波検査と触診で水がたまっているように思えるが、万一腸のガスだとうっかり穴を開けると腹膜炎になる可能性もあるので、一度外科で診てもらうようにとの事。
2017年 1月10日
茅ヶ崎市立病院 泌尿器科受診
病院の受付で内容を話し、外科で診てもらう積りだったが先ず泌尿器科へとの事だった、触診と超音波検査の結果茅ヶ崎皮膚泌尿器科と同様の結果だったので外科を予約した。
2017年 1月13日
市立病院 外科受診
またもや触診と超音波の結果、腸は下りていないので水であろうとの事、なんとまあ女医だった(わりと綺麗だったなあ)。
2017年 1月24日
市立病院 泌尿器科受診
外科の結果を踏まえ、手術となった、注射器で水をとる方法もあるが、また溜まってしまうので手術で再発の無いようにとの事。
血液さらさらの薬を服用しているので一時中止しても良いか、はしもと脳神経クリニック宛に手紙を書いてもらう、今日も御開帳だ。
2017年 1月27日
はしもと脳神経クリニックへ市立病院から預った手紙を持参した
2017年 2月 7日
市立病院 泌尿器科
はしもと脳神経クリニックからの意見で、血液さらさらの薬を一時中止するに当たりその準備のために何日か前から点滴をすることになり、当初予定された20日の入院を17日に変更した。
手術は2月21日で予定通り。手術前の検査(検尿、採血、レントゲン、心電図、肺活量検査等)を受けた
2017年 2月 17日
茅ヶ崎市立病院入院
午前10時前にカミサンと病院に到着、受付を済ませる、その後5階の病棟に行き看護師からいろいろ説明があり、病室へ。
PCの持込みはOKだが病院のWiFiは使えないのでスマホのテザリング機能を使いネットに接続。
直ちに点滴開始、24時間実施するとの事だが最近は何でも電子制御に なっていて便利で間違いもないと思うが 点滴台に制御装置がついていてコンセントにつながっているので移動する時はその都度コンセントを外さなければならない、因みに点滴の液にもQRコードがついていて看護師が持っているスマホで設定する。
手術時の麻酔は全身麻酔との事。
早速 昼食が出た(三食丼、ホウレンソウ(?)、グレープフルーツ、牛乳、ご飯の量は結構多く、米飯200g)
点滴以外やることもないので早くも時間を持て余しぎみでもっぱら読書。
夕飯 (米飯、魚香味焼き、いんげんソテー、キャベツとささみ和え、エビしんじょう椀、かつお節みそ)。
2017年 2月18日 (入院2日目)
昨夜は腰の痛みが強く、のども若干痛かったので眠りが浅かった。
猿回しの猿よろしく常に点滴につながれている、血液サラサラの薬を中止してこの薬液を点滴。
点滴に利尿剤のような成分があるか聞いたところ、それはないが水分とブドウ糖で少しは小便が余計出るらしい
朝飯 (米飯、ほうれん草・麩味噌汁、味付納豆ひきわり、、カニ入り卵蒸し、白菜煮浸し)
昼飯 (変わりパン、豚肉ソテートマトソース、粉吹き芋、菜の花ごまドレ和え、 牛乳、フルーツ)
晩飯 (米飯、キャベツ・舞茸味噌汁、すき焼き風煮、小松菜生姜和え、ビタミンふりかけうめかつお)
それにしても米飯の量が多く、家の倍以上食べているが味はまあまあである、入院中唯一の楽しみだからなあ(米飯200g)。
微熱気味だったが、夕方には普通に戻ったと思う。
2017年 2月19日 (入院3日目)
昨日、ベッドの角度を変えてみたところ腰痛はかなり改善された。
のどの痛みも薄れたが咳がよく出るのでマスクをして寝たが大して変わらなかった。
朝飯 (米飯、豆腐味噌汁、さわら照焼き、大根・人参青しそ和え、カルシウムふりかけ 野菜)
昼飯 (ねじりパン、ボルシチ、ミモザサラダ、ジョアマスカット、フルーツ)
晩飯 (米飯、玉葱・なめこ味噌汁、蒸し鶏、いんげんソテー、南瓜甘煮、もやし中華風和え、漬物)
テレビと冷蔵庫(カードを購入して使うのだが、全く使用せず)。
毎食よく食べているが若干便秘気味か。
2017年 2月20日 (入院4日目)
相変わらず咳が出て夜中に熟睡できなかったし咳も出る。
朝飯 (米飯、キャベツ・人参味噌汁、さんまみぞれ煮、ほうれん草エノキお浸し、ねぎみそ)
昼飯 (けんちんそば、茹玉子、白菜和風ドレ和え、牛乳、フルーツ)
晩飯 (米飯、とり肉ゆかり焼きソテー、菜の花辛子和え、焼田楽、きゅうり風味漬、鉄飲料)
昼飯の写真を撮った直後にスマホ画面が黒くなり、全く動かなくなった、当然テザリングもできなくPCでもネット接続ができなくなり、大弱り、しばらくしてから思いつき、いったん電池を外してからセットしなおしたところ復活した(助かった)。
明日の手術に備え陰毛をそった後、シャワーを使う。
明日は一日絶食で水も午前9時までだそうだ。
就寝前に下剤を服用、明日は浣腸をするそうである。
2017年 2月21日 (入院5日目)
いよいよ手術当日で、朝から絶食、水も9時までだが楽しみがないなあ。
正式な手術名は「精巣水瘤根治術」のようだ
早朝5時に点滴を外したのでせいせいしたが、9時にはまたもや点滴が始まった、今回は手術に備えてのものだそうだが、今までのものと違ってコンセントにつながっていないので少しは楽である。
午後3時半から手術開始の予定だったが、遅れに遅れて5時頃になってしまった、以前、鼠経ヘルニアを手術した時と同様全身麻酔だったので手術台に乗ってマスクをかけたところまで覚えていて目が覚めたら終わっていた、1時間半はかかったのだが小生の感覚では一瞬であった。
体中に点滴、心電図、血液監視、尿道カテーテルなどをつけて病室に戻った、今回はHCUにはお世話にならなかった。
2017年 2月22日 (入院6日目)
昨夜は腰が痛くてろくに寝られなかったが傷口には痛みがなくカテーテルが気色悪いぐらいだったので快適な朝を迎えた、ところがどっこい、その後微熱は出るわ患部の上方に痛みが出るわで大変だった。
朝食、昼食もだいぶ食べ残したし、晩飯に至っては半分も食べなかった。
朝、点滴が終わったと思ったらまた別の点滴があり、昼前には更に抗生物質が加わったがこれで熱が下がり痛みも取れればいいが。
夜8時過ぎに最後の点滴が外れ自由に動けるようになったが高熱のため何もできず(その熱は8度7分まで上がった為アイスノンをもらったが効果がないので 鎮痛解熱剤を服用 (右側が抗生物質)、これがよく効き、翌朝5時前にはほぼ平熱に戻ったので、たちまち元気になる、もっとも、薬効が薄れてきたときにどうか一抹の不安が残る。
下腹部の痛みは依然として残るが日柄ものだろう。
朝飯 (米飯、小松菜・麩味噌汁、高野の漬物、カリフラワー和風ドレ和え、ねりうめ)
昼飯 (ドライカレー、野菜スープ、もやし醤油マヨネーズ和え、フルーツ、牛乳)
晩飯 (米飯、豆腐なめこ味噌汁、まぐろ角煮、いんげん含煮、白菜三杯酢、オクラおかか和え)
2017年 2月23日 (入院7日目)
前記の通り朝は熱が下がり、その後便通もあり、取り合えずほっとした。その後恐れていた通り昼前ごろから体温が上昇してきた。
朝の採決で調べた結果若干炎症は強いが想定の範囲内という事で1日1回の抗生物質服用となった。
その後、体温は8度前後を行ったり来たりだったし、下腹部に炎症による痛みも引かないので明日の退院は延期となる。
カミサンが嫁さんの車に乗って着替えや本を持ってきた。
朝飯 (米飯、キャベツ・芋味噌汁、エビボール煮、きんぴら、菜の花柚子鰹和え、のりごまふりかけ)
昼飯 (変わりパン、オムレツホワイトソース、ミックスベジタブル、ブロッコリー、トマト、牛乳、フルーツ)
晩飯 (米飯、白菜・油揚げ味噌汁、魚南部焼き、きのこソテー、涼絆豆腐、大根甘酢)
熱があっても食欲はあったがとにかく米飯が多いので少し残した。
午後からは左肩まで痛くなってしまった(枕元に置いてある本やスマホなどを変な格好で取るからか)。
2017年 2月24日 (入院8日目)
昨夜も鎮痛解熱剤を服用したので午前6時現在平熱で体調も良いが・・・・・
昼までには特に問題ないが寝てばかりいるので歩くときに多少ふらつき、目の焦点が合い辛い。
夜まで同様の状態で痛みは少しあるが熱は問題なさそうである。
夜になってもほとんど平熱で推移したが痛みと腫れは依然としてある。
夜の回診で明日採血をし、その結果で退院の予定が決まりそうである。
朝飯 (米飯、小松菜・玉葱味噌汁、ちくわと野菜の炒め煮、茶福豆、たいみそ)
昼飯 (ひじきごはん、とり肉梅肉焼き、グリーンアスパラソテー、もやし和風ドレ和え、フルーツ、牛乳)
晩飯 (米飯、魚フライ、ブロッコリーソテー、キャベツゴマ味噌和え、ふろふき大根あんかけ、漬物)
2017年 2月25日 (入院9日目 退院)
朝6時過ぎに採血、平熱、痛み、腫れあり。
採決の結果、問題となる数値は下降傾向にあるので午後退院となった。
週末なので病院にいても特にやることもないため志願退院、昼食後、カミサンが迎えに来て娑婆に戻るがその前に手錠を外す。
朝飯 (米飯、白菜・人参味噌汁、味付納豆ひきわり、京合せ、ホーレン草とハムのソテー)
昼飯 (変わりパン、魚ムニエルトマトソース、レタスサラダ、フルーツ、牛乳)
無事退院!
完治のお墨付きは4月20日に出た。
-完-
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