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平成13(2001)年9月の記録(新しい日付けの順)

9月30日(日)

 今日は日曜日、朝のうち夜来の雨一時上がり、夕刻よりまた雨、今度は激しく。作業も無く久しぶりの静かな一日。
 朝二度目のコインランドリー通い、独りだと回数が減る、員数の問題と言うより、着替え間隔の問題、面倒くさくてというか、二日三日は平気な所為。

 不調のカメラを何とか騙し騙し動くようにしたが、何時また動かなくなるか。午後も遅くなって、秋葉原病が発症、市内のパソコンショップに行く。USB接続のビデオキャプチャーケーブルを買ってくる。
9月29日(土)

 今日も I 田棟梁とMさんの二人体制。一時の大量動員の時期は終わって、じっくりと作っていくようである。外からは変化はあまり分からない、ロフトの根太や間柱などの工事が進められているらしい。雑誌類で色々予備知識を得て、建築用語を結構仕入れたのだが、すっかり忘れて、板だとか木だとかの表現しか出来ない、雑誌、家から持って来れば良かった。

 夕方近く、刈り残されたトウモロコシ畑の際に立って現場工事を眺めていらら足元でカサカサ音がする。見るとイタチが無心に餌探しをしている。こちらが自然体だったので、向うも気がつかなかったのだろう、間近で見ると愛くるしい生き物である。ここはイタチが非常に多い土地で、田んぼの中を車で走っていると、頻繁に前方をイタチが横切るのが見える。

 トンボが多い、見渡す周りはトンボだらけ、何にでもとまる。指を指して人に何かを説明しているその人差し指にとまる、板を切るために定規を当てて、ちょっと上に向けるとその先にとまる、まるで警戒心が無い。(HFのワイヤーアンテナにとまったトンボ、まるで八木アンテナだ)
9月28日(金)

 今日は「燃えるゴミ」の日、近所の人に教えてもらって集積場所に黄色の袋(この色が燃えるゴミの袋である)を出す。ここもカラスのゴミ漁りが問題になっているらしい、網をかぶせたりして防御をしている。でも都会のカラスほどはすれていない、車で田んぼを走ると、相当遠い距離にもかかわらず慌てて飛んで逃げる。

 昼前、義父より「新高」が届く、当分楽しめそう。

 今日は残っていたドーマの屋根の板貼りが終わる、ドーマとは屋根の傾斜で出来る屋根裏のデッドスペースを広く使うための、出窓ならぬ出部屋のこと。その工事と平行して一部で屋根屋さんが屋根の下地葺きの黒いシートを貼り始める。

 今日と明日、歩いて15分ほどの距離にある馬場八幡宮の秋祭りだった、ちょっと覗いてきた。

 今日新聞代の集金があった。領収書を見ると、この販売店は一紙を除いて総ての新聞を扱っている。だから都会で見る拡販戦争とは無縁。競わせて景品なんてえことは全く無駄な考え、キッチリと日割りで計算してあった。
9月27日(木)

 車庫証明の実地検分のため警察より係りの人が訪ねてくる、昨日の農協への依頼が早速実行に移されているようで嬉しい限りだ。

 夕方近くになって台湾付近にある台風19号の余波か、とうとう雨が降ってきた。屋根板貼りと雨との競争で、ぎりぎり何とか間に合ったが、大工さんたちは結構雨に濡れて気の毒だった、それにしても彼らの呼吸ぴったりの作業の手早さには驚かされる。
9月26日(水)

 本日はスケジュールでいうと棟上げ、しかし棟は実質的に昨日上がっているし、特別のセレモニーも無く粛々と作業が続く。

 朝一で足場屋さんが乗り込んできて手早く足場を組み上げる。

 屋根部分の工事と二階部分(正確にはロフト部分)の工事が進んでいるようだが下からではよく分からない、見えないところで確実に出来上がっているのであろう。

 本日、ハムの住所変更届を関東総合通信局という役所に送った、これで6エリアのコールサインがもらえる。さらに警察に赴いて運転免許証の住所変更もおこなった、写真2枚と住民票で簡単に終了。車のナンバー変更は何だか面倒くさそうなので、農協の車両整備を専門にする部門を紹介してもらってそこに一式依頼した。仕事を辞めた途端に事務的な仕事が億劫になってしまった、このくらい自分でやれるのに、イカン、イカン。

 本日、ゴミ袋をスーパーで購入した。なんと5種類ほどの袋がある。燃えるゴミ、缶類、ビン類それから何だっけ。この辺はゴミは自宅で処理するのかと思っていたが認識不足だった。紙類は自分で燃やしていたが、石油製品とビン缶は如何ともしがたく、山積になっていた。でも生ゴミは出来るだけコンポスターで堆肥にしなければ。紙類も自宅で燃やすなと町内放送で言っていた。今や一の宮町民だからどうどうとゴミ出しが出来るぞ。スケジュールと集積場所を確認しておかなくては。
9月25日(火)

 1階部分と屋根の骨組みが大体完成
9月24日(月)
 一階部分のログの組み上げ完了、そのスピードに驚く、どんどん組みあがっていくのを見ているのはなかなか面白い。

 建築現場中継用のカメラのアングルを変えたくてUSBの延長ケーブルを入手のために熊本市内に下りる。
 考えてみたら連休の真っ最中、「曜日」に縁が無くなって全く気が付かなかった、どうりで普段静かな国道も大渋滞、この連休で結構遠からたくさんの車が来ているのがナンバーでわかる。他県ナンバーの小生の車もそう見られているのだろう。

 USBケーブルは5mが限度、それを更に延長するにはリピータケーブルを何本かつなぐ必要がある、必要本数を手に入れて帰る。結構パソコン専門店があるので今後心配は無さそう。秋葉原のような無駄な買い物(これが楽しいのだが)が出来るジャンク屋さんは無いのだろうなあ。

 帰途、行きつけのホームワイドで一輪車、通称ネコ車を買う。いつもお向かいの車を借りていたが必需品のようだからMYネコ車を手に入れた。

 いったん上手くいったと思ったカメラの設置所の変更が、夕方近くどうもマズイ、上手くいかないこと判明。風呂も食事も犠牲にして夜遅くまでチェックしたがどうも分からない、専門のサイト情報によると、使っているカメラが数千円のデジカメで、USBケーブルの延長に問題があるらしい。急遽阿蘇山のライブカメラを転用することで急場をしのぐことにした。以上は別ルートで建築現場の進捗状況を留守家族や知人あてに送るためのカメラのことで、本来のライブカメラとは無関係なものだが、これで本来のライブカメラがまた更新できなくなった。 
9月23日(日)
 本日はいよいよ建前、広辞苑によると棟上げと書いてあるが、建前と棟上は同義か。ここでは基礎の上に土台を置いてアンカーボルトで固定して、ログを組始める作業開始。
 S藤建設社長とS藤林業N島さんが基礎の四隅にお神酒と洗い米、塩、それにイリコを撒いて全員で工事の安全を祈る
 ログメーカーS藤林業の手馴れた面々の呼吸の合ったチームワークで土台の据付とログ組み開始、土台の据付と1〜3段くらいのログ組みに少し時間が掛かるが、それ以降はトントン拍子、いよいよ形が見え始めた

 今日、今回一人でコインランドリーに行く、なかなか便利なものだ、それにしてもこの町に結構コインランドリーがあるのは何故だろう。
9月22日(土)

 しばらく神奈川県の実家に戻っていて、その間、建築現場の進捗状況を遠隔地から知りたくてライブカメラを建築現場に向けて別ルートで画像を送っていたので、本来のライブカメラを休止していた。

 二台のカメラを同時運転して一台は阿蘇山のライブ画像を、もう一台は建築現場の画像を別ルートで送ることが出来るようになった。

 戸外の明暗の変化が激しい風景はオートアイリス機能の付いたカメラがいいのだが、予算の関係でそれが出来ず、あまりきれいな画像が送れなくて残念。それにしてもListCamというフリーソフトはすばらしい!

 今回は女房殿に銃後の守りを託して単身で来た。独り身の気軽さと、何から何まで一人でやらなければならない面倒くささと、う〜んどっちがいいかなあ。

 今回の一時帰郷で前の勤務先にどうしてもご挨拶に伺わなければならない人がおいでになるのだが、時間が無くてまた失礼してしまった、辞めた会社の訪問はなんとなく敷居が高いこともあるのだが。

 今回の一時帰郷の間に、阿蘇谷ではほとんど稲刈りは終わっていて、これから急速に冬支度にむかうのであろうか、今朝は本当に冷え込んで、冬支度をしてきて良かった。ヒーターも入れた。

 今まで仮小屋に工事用のシートを敷いて、その上にキャンプ用のエアマットと寝袋というスタイルで寝ていたが、S藤建設から畳を拝借して敷いたお陰ですっかり人間が住む家らしくなった、これで床からの寒さは大丈夫だ。畳入れ作業のついでに大掃除、短期間ながらいつの間にやら道具が増えたこと。

 早速19日に小生一人分の住民登録をして、いよいよ名実共に一の宮町民になった。

 車のナンバーも早く変えたいのだが何だか面倒くさそう、他県ナンバーだと、なんとなく胡散臭そうに見られると思うのは気のせいか。

 明け方近い「夜の底」、用足しに起きて夜空を見上げたら、満天の星空を人工衛星が二つ平行して北から南に向けてよぎり丁度頭上で交叉するのが見えた、なかなかの感動もの。
9月 1日(土)
 今日から9月、今朝の気温は16度、もう寒いという感覚。

 今日は作業は無し。

 本日の探訪は、通潤橋。通潤橋は熊本県上益城郡矢部町(阿蘇山の南方に位置する)にある江戸時代に造られた石造りの水道橋。橋の中央部からの放水が見物であるが、現在改修中の由、写真では実際の大きさが伝わらない。丁度八朔祭りをやっていた。

 ついでに高千穂峡に足を伸ばす、もう宮崎県である。真っ直ぐ行けば一時間くらいの距離であろうか、阿蘇は九州のどこに行くにもすこぶる便利がいい。

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