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平成18丙戌(2006)年2月の記録(新しい日付けの順)

平成18年2月28日(火)

 曇り、夜に入って雨。

 婆様、大阿蘇病院定期通院。


平成18年2月27日(月)

 朝から穏やかに晴れる、鶯も近くで鳴きだした。

 市役所福祉課に保育園の継続入園申請手続きをする。

 婆様、今まで階下では杖を使ったり伝い歩きをしたりしていたが、最近、とみに歩行が怪しくなってきたので、歩行器をレンタルすることにして、今日その納品があった、月額300円也。ケアマネージャの市原さんと竹田市の福祉器具屋「あわや」藪亀さん来訪。


平成18年2月26日(日)

 朝のうちに雨が上がり、昼頃から時々薄日射す、気温今日も穏やか、このままもう一気に春になるのだろうか。

 早朝、新聞を取りに玄関先に出たところ、頭に何か触るものがある、クモの巣である、春を感じて動き始めたのだろう。そして初めて鶯の声を聞く、但しまだ少し遠くて耳を澄ませなければ聞こえない、庭先に下りてくるのはもう少し先か。

 娘の三輪車にベルをつけてやったところ、喜んで鳴らしながら乗っていた、そして縄跳び(もどき)をしてこれも体で春を感じていた。

 その娘、昨日志賀さんが田起こしをした田んぼに入って、フカフカする感触が余程嬉しいらしくて、歩調をとって歩き回っていた(志賀さんゴメンナサイ)。(写真1写真2写真3

 そのうちに突然、「ウワーッ」、慌てて方向転換をしようとして尻餅をついて血相を変えて泣きながら戻ってきた。何事かと思ってそこまで行ってみると、昨日の田起こしの際に哀れトラクターに轢かれたカエルの死骸を見つけたのだ、とにかく臆病なので、これから色々な生き物が出てくるのにどう反応することやら。(写真1写真2


平成18年2月25日(土)

 朝のうち晴れ、昼頃から曇りだして、夕方より雨模様、予報どおりである。

 娘が足下を指して、花が咲いていると言う。小さくて気が付かなかったがホトケノザだ、昨年この草花の名前を覚えたので直ぐに分かった、他にも小さな花が何種類かもう咲いている。どこかの母子が仲良さそうに我家の前の畦でフキノトウを摘んでいた、見ると袋いっぱいにフキノトウが入っていた、今晩はフキトウの天ぷらだろうか。いよいよ田んぼも動き始めた、志賀さんが田起こしを始めた、冬眠中のカエルも大慌てだろう。

 ジャガイモの種芋の行く先が決まった、先日小生がその人を念頭に書いたのだが、ちゃんと今朝電話が入った、阿吽の呼吸というやつだ。

 午後、従兄の滉兄が熊本市内所用のついでに足を伸ばして顔を見せてくれる。薫ちゃん慶事の由、御目出度い。


平成18年2月24日(金)

 晴れ、穏やかな一日、高岳の麓、小堀牧だろうか、野焼きの煙が上がっていた。

 午前中、昨日に続いて馬場に樹を貰いに行く。軽トラックでギリギリの道幅で、登ったところで方向転換をしようとして、スタック。後輪が浮くわ、フロントが土手に突っ込むわで、進退窮まる。今日は上村さんは山に登っていなかったので一人で一時間ばかり悪戦苦闘、キャメル・トロフィー並みのテクニック?でようやく悪路脱出、ヘトヘトになる。
 午後から薪作りをする。


平成18年2月23日(木)

 晴れ。

 婆様デイケア無事通所。

 上村義継さんから電話を頂戴、馬場で樹を伐るとのことなので、焚物用に貰いに行く。エノキと桑の木など、今日は一往復で終わったがまだ二三台分はありそうだ。

 確定申告をする、今や堂々たるtaxpayerである。

 昨年の間に予約しておいたジャガイモの種芋が届く。ただ、現在色々やること山積でとても畑まで手が回らないので、今年は思い切って、畑仕事は全部休耕するつもり。たかなも植えなかった、昨年のネットや支柱類さえそのままで畑も耕していない。ジャガイモの種芋も誰かに貰ってもらわなければなるまい。でもトマトだけはなんとか植えたいものである。

 娘が保育園から帰ってからしばらくして、園児服のポケットから積み木片を取り出して、小さな声で「(返すのを)忘れて持って帰ってきた」とささやく。じゃあ明日連絡帳に事情を書いて返そうね、と言ったところ、それで納得したようだったので、それで済んだと思っていたら、しばらくして、シクシク泣いている。幾ら事情を聞いても泣いている理由を話さない。時々纏わりつくのが煩わしくて邪険にして泣かせることがあるので、今日は心当たりがないがそうなのかと思って訊ねても、どうもそうではないらしい。色々聞いて、ようやく積み木のことが気になって、とても悪いことをしたと思って泣いていたようだ。仕方が無いので、小生が保育園まで返しに行って帰ってきたらケロッとして、「安心した」と言って騒ぎまわっていた。これはもう「多感な年頃」というのか。


平成18年2月22日(水)

 曇りのち雨、予報どおりだ。一雨ごとに暖かくなっていく。また寒さがぶり返してこのまますんなりとは春にならないだろうが、真っ黒な土に茶色の枯れ草、そのなかで柔らかな緑が少しずつ勢力を増してきている、今の時期のこれらの色のバランスがまことに良い。

 午前中薪の整理をする。


平成18年2月21日(火)

 快晴、風も無くシャツ一枚で過ごせるほどの暖かさだった。

 娘無事に今日より保育園復帰。

 午前中、知人の紹介で阿蘇町の成川に薪を貰いに行く。

 昼から、公民館建設作業に参加、少し見ない間にサッシが入り外壁まで出来ていた、今日は玄関屋根の瓦葺きなどをする。(写真1写真2

 無線局免許状が届く。



平成18年2月20日(月)

 小雨のち曇り。

 娘また風邪気味のため用心のため保育園を休ませる。


平成18年2月19日(日)

 曇り、気温は高め。

 本日も薪を作る

平成18年2月18日(土)

 晴れ、残念ながら鶯の初音は聞かれなかった。

 本日、カミサン不在につき、娘を屋外で一人遊びをさせて、横目で目を配りながら薪割りをする。シャボン玉を飛ばしたり、縄跳び(もどき)をしたり、今まで室内でしか乗っていなかった三輪車を初めて外に出して、広々としたところで乗り回したりして喜んでいた。

 夕方買い物に出たところ、車のウインドウに牡丹雪の大きさの黒い煤がヒラヒラと落ちてきた。阿蘇谷の一斉の野焼きはまだ先だが、もう何箇所かでは始まっている、その煤が落ちてきたのだ、野焼きのシーズンは、黒い煤が落ちてきて洗濯物が干せないことがある。

 古閑の滝の夜間ライトアップは氷が解けて中止となる、今シーズンのライトアップは本日で終了。
平成18年2月17日(金)

 晴れ。久しぶりの青空である。宅配便のドライバーが、今日乙姫の方で鶯の声を聞いたと言っていた。明日も天気が良さそうだからこのあたりでもそろそろ聞かれるかもしれない。

 貴重な晴れ間の下、薪き割りをする。

 最近は娘もだんだんと一人遊びをするようになり手が掛からなくなってきた。


平成18年2月16日(木)

 時々小雨のちあがる。

 婆様、デイケア無事通所。

 最近続けて「国家の品格」と「博士の愛した数式」を読んだ。

 「国家の・・」は、目からウロコの感、小気味良し、全くそのとおりだと思う。「博士の愛した・・」読後感、なんだか非常に清々しい、と同時に最近ハムの受験勉強で改めて高等数学?と取っ組みあいをして数学の面白さが少し分かってきたところだったので、作品の中に出てくる数字や数式の持つ不思議さ、魅力について非常に興味深く読んだ。

 「国家の・・」も数学者が書いた本で、人間の成長に数学が非常に重要であると説いている。と来れば、偶然か必然か、今日、注文してあった計算尺が届いた。動機は、これも今回の数学に対する興味と、確か、中学校の頃だろうか、授業で計算尺の時間があったことはあったが、その時にはそんな興味は無く、後年、電卓を使わずに計算尺の尺を伸ばしたり縮めたりして難しい計算をする人を見て不思議な道具だなと「計算尺」が醸し出す魔力のようなものに引かれ、計算尺を使いこなせたらなあと密かな憧れのようなものが下地にあったところに、今回ハムの試験で、電卓の持ち込みは不可であるのに、計算尺は可だということは聞いたので、それではその計算尺をひとつモノにしてやろうではないかとなったのである。

 小生の七つ道具の一つに「矢立」がある、矢立?知らない人が殆どだろう、筆を忍ばせた筒の先に壷がついていて、その中の綿状のものに摩った墨を含ませておいて、腰に挿して出先でものを書く際に使う、今で言う万年筆のようなものである、そしてこの計算尺、デジタルの時代に如何にもアナクロのアナログ、まあ多分抽斗の中に埋もれることになるだろうが。

 計算尺と言えば、HEMMIである、そのHEMMI、もう計算尺を作っていない(ようだ)、従って普通の店にはもう無いのでオークションで探すしかないと思っていたら、在庫品に限り販売しているところがあるということを知ったので、今回取り寄せた次第。ついでながら計算尺はHEMMI製の真っ直ぐなものの他に、円形の計算尺もあるようで、こちらのほうは今でも作っているメーカーがあるようである。



平成18年2月15日(水)

 曇りのち雨。

 なんとなく一日が過ぎていった。


平成18年2月14日(火)

 曇りのち雨。

 予報どおり午後から雨になった、ただ気温は異常に高くストーブの火は殆ど要らなかった。雨と競争で午前中薪を作った、二三日はぐずつく模様。

 今日はバレンタインデーだ、カミサンが小生と娘と婆様にチョコレートをプレゼントしてくれた。今はもう全く感動をしなくなったが、昔はこの日はなんとも落ち着かない一日だったことが思い出される。

 貴重な写真が手に入った。知人の新婚旅行の時のものだ。素性を明かさない条件で掲載の許可を貰った、果たして気が付く人がいるだろうか。時は1969年の10月、昭和で言うと44年になる。新郎は小生とほぼ同年代で多分27歳、そうかあの当時、東京方面から新婚旅行だと言えば現在のように海外でなく、九州の宮崎あたりが全盛の頃ではないだろうか。某GMM局もそうだと言っていた。新郎に寄り添うように立っている初々しくて可愛いらしい花嫁さんのファッションがまた懐かしい。それと同時に背景の草千里駐車場や道路の混雑具合がスゴイ、阿蘇も大賑わいの時代があったのだ、このころは阿蘇の賑わいの全盛期だろうか、もうピークを過ぎていたのだろうか、一枚の写真から色々なことが分かる。


平成18年2月13日(月)

 晴れ、素晴らしい青空、豆札川の水面も春を思わせるようにきらめき、暖かな陽気で日中はシャツ一枚で作業をした。ところが昨日の疲れで体が重くて薪割りの能率上がらず、明日からまた二三日天気が崩れるとのこと。

 本日宿場會例会日、家事都合により欠席する。

 一昨日、鶴が台ハムクラブの新年会が浜膳であり、その時の写真が広永OMから届いた。
平成18年2月12日(日)

 曇り。

 本日も公民館建設工事に参加。本日は野地板を張って、防水シートを敷いて、瓦桟を打って、瓦を運び揚げて、瓦張りまで一気に敢行、夕方には無事棟上式を執り行うことが出来た。慣れない瓦張りに足腰が立たないほど疲れたが、腕の良い大工さんと息が合った村の人たちがひとつの目的に向かって力を結集すると、あっという間に建物が出来上がっていく、素晴らしいことである。

 棟上式では、村の老若男女善男善女が集まって餅播きをして、そのあとまだ壁は出来ていないが、新しい公民館で棟上を祝って皆でお祝いをした。

 (棟上式連続写真

 夜のNHKのニュースで、高岳の鷲ヶ峰で福岡から来たパーティの滑落事故があったそうで、夜になっても捜索隊の照明が我が家からでも確認できた。


平成18年2月11日(土)

 曇り。本日は紀元節、金鵄輝く日本、皇紀2666年、国旗掲揚。

 本日も村の公民館建設工事に参加する。本日の作業は垂木打ち、小生は専ら木材運び、数が多いので結構疲れた。在来工法の木造建築を直接参加して目の当たりにするのは初めてだが、いやあ実に面白い、大工という仕事大いに魅了される。どうやら明日には上棟式が出来そうだ。我が家では本日誰も風呂に入らないので小生のみ温泉に行き疲れを癒す。

 以前インターネットで色々検索していて偶然見つけたのが縁で、温度計測キットの製作に便宜を図っていただいたY氏、最近、その出力データの加工の件で、図々しくも更なる願いのメールを出したところ、返信が無かったので、やはり失礼だったかと思っていたところ、本日そのY氏からご丁寧なメールを頂戴した。なんと南極昭和基地からだった。

 氏は第47次南極地域観測隊の越冬隊員として南極に入ったばかりだそうで、小生がメールを出した頃は、観測船で南極に向かっている時期だったのだ。向こうから折をみて小生のリクエストにお応えいただけるとのこと、今までもインターネットの無限とも言える威力に度々驚かされているが、今回ほど驚かされたことはない、ボーダレスの極みここに至れり、まるでミーハーのように南極からのメールに喜んでいるのである。


平成18年2月10日(金)

 曇り。気温は少々高めだが、古閑の滝の氷はしっかり付いているようだ(この写真は我が家と古閑の滝との位置関係である。こうして裏に回ると古閑の滝が見える)

 娘の子守でちょっと村の共同作業を休んでいる間に、公民館の建設工事がどんどん進んでいて、今日久しぶりに作業に参加してその進捗度に驚いた。そして今日は柱を立てて屋根組み(合掌)を上げるところまで一気に済ませた。
写真1写真2

娘近況(写真1写真2


平成18年2月9日(木)

 快晴、朝は冷え込んだが日中は風も無くシャツ一枚で作業しても気持ちが良い気温だった。

 婆様、デイケアに元気に通う。

 小生、晴天を待ちかねて終日薪割りをする、かなり捗る。


平成18年2月8日(水)

 くもり。昨日と同じような時々雪が舞う寒い一日だった。

 屋外作業できず。

 シグマリオンをK子嬢宅へ届ける。


平成18年2月7日(火)

 昨夜からの雨が午後、夕方にかけて霙混じりにかわり、雪の日よりも寒い一日であった、どうやら明日は雪らしい。

 婆様、大阿蘇病院定期通院。



平成18年2月6日(月)

 昨夜のうちに降ったようで、起きると雪景色が広がっていた。その雪も直ぐに雨になり、ほとんど終日小雨が降っていた。

 終日パソコンの前に座る。K子嬢から頼まれたシグマリオンの設定をここ二三日時間を作っては楽しんでいたがようやく終わった、久しぶりにキーボードタイプのCEマシンを触りまくった。


平成18年2月5日(日)

 晴れ。

 明日から天気が崩れそうなので、昼から目いっぱい薪作りをする、くたくたヘトヘト体の節々が痛い。


平成18年2月4日(土)

 晴れ。かろうじて古閑の滝が凍り、週末のライトアップになんとか間に合ったようだ。

 終日カミサン不在のため、婆様と二人で娘に振り回された一日だった。


平成18年2月3日(金)

 晴れ、今日からまた寒さが厳しくなった。

 本日節分、娘が保育園で作ってきた鬼の角を頭につけて豆まきをする。


平成18年2月2日(木)

 晴れ。

 娘、本日より元気に保育園復帰、婆様も、昨日までは危ぶまれたが、デイケア元気に通う、メデタシメデタシ。

 娘の子守で中断していた某所の無線LANの環境整備して、今回の一連のPC導入作業一応終わる。


平成18年2月1日(水)
 曇り、時々小雨(が降っていたような気がする)。

 あっという間に十二分の一ヶ月が終わってしまった、つい先日正月を迎えたばかりだと思っていたのに。

 今日も娘は休んだ、もう行っても良かったのだが、少し咳が残っていて、今インフルエンザも流行っているので、今日も休ませるかということになった。ところが夕方になって耳が痛いとベソをかきだしたので、閉院直前の古閑医院に飛び込んで薬を貰ってきた、風邪から中耳炎になることがあるそうで、までそこまでは行っていないようだがこの分では明日も怪しい。






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