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平成22庚寅(2010)年5月の記録(新しい日付けの順)


平成22年5月31日(月)

 晴れ、午後3時を過ぎた頃から周辺で雷が鳴りはじめ、それに伴って雨になった。これは予報通りで、少し荒れるかもしれないが、一過性のもののようである。こんな不安定な天気の中、相も変わらず、子どもたち、田んぼのあっちに引っかかり、こっちに引っかかりで、寄り道を重ねて帰ってくる、ぎりぎりセーフだったようだが、雷注意報も出されていて危ないからからこんな時は早く帰ってこいと言っても分かっているのやら。
 
 欅グループ同人五名が4月の末に伊豆高原にスケッチ旅行をしたとのことで、K田島さんから写真が送られてきた。諸兄たち、昔のまんまの顔で年輪を重ねていて懐かしさに思わずニヤリとした。


平成 22年 5月30日(日)

 晴れ。今日はこの時期らしい気温だった。

 娘を坂梨のM美容室に連れてゆく、もう、この年齢にして、ヘアスタイルに注文があるようで、小生に色々言うので、そんなこと、お店で直接言いなさいと言ってやったが、それはできなかったようだ、とにかく余り短くしないで欲しいらしい、逆に、こちらは、夏なんかうんと短い方が良いと思うので短く切ってもらえと思っているが、やはり女の子、長い方が良いのだろうか。

 村のイチゴ農家のK君N君兄弟からいちご狩りの誘いを受けて娘はハウスに出掛けて行った、ご近所の子供たちもたくさんイチゴ狩りや水遊びを楽しんでいた。お父さんもジャムにどうですかと言われたが、今年はちょっとその気分ではないので勿体ない話だが辞退した。今年のイチゴもそろそろ終わりらしい。(写真1写真2写真3


平成 22年 5月29日(土)

 晴れ。

 娘とカミさんの所に洗濯物を届けに行く。小生、昼食後、例によって映画に。
「プリンス・オブ・ペルシャ」、肩の凝らない典型定な娯楽作品、面白かった。

 映画館がある九品寺まで洗馬橋から市電に乗って行った、熊本は色々な形の市電が走っているので、多分、あちらこちらから買い集めた中古電車も沢山あるのだろう。今日乗った市電もかなり年季が入った電車で、ドアが閉まらなくなって、途中で運転中止、後から来た電車に振替乗車した。

 先日取り付けたETC車載器、今日、実際に使う機会があった、機会があったというより、わざわざ作った。熊本ICから益城ICまでの一区間、往きと帰り、ちょっと遠回りになるが走った。世間では珍しくも無いのだろうが、小生には初めてなので、ゲートが自動的に開くのを目の当たりにした時は「感動もの」だった、娘も、「すげえー」(でなくて「すごい」だったかな)と興奮気味だった。料金所を意識しないで通ることができるので、ともすれば後日料金の精算があるということを忘れてしまいがちになる。


平成22年5月28日(金)

 晴れ。

 ナスとキュウリとオクラの苗を買ってきて定植した。

 今日発売の某携帯端末。電子書籍が大量に入るそうだが、日本では電子書籍は著作権切れのもの以外に電子化されているもの、あるいはこれからされる予定のもの、皆無に等しい。何よりも本は紙をめくって読みたいもである。本体700グラムを持って本を読み続けるのは結構疲れるだろう、日本には文庫本という便利なものがあり、それを一冊持って電車に乗れば良い(もっとも小生は電車に乗る環境には無いが)。それ以外にも問題点は色々ある、ワサモンの小生だが、金がないこともあるが、それを別にしても、全く欲しいとは思わない、タッチパネルで驚かしているだけだ、恐らく日本ではそれほど普及しないと思うがどうだろうか。


平成22年5月27日(木)

 晴れ。何時までたっても寒い。寒いという表現は少しオカシイのだが、今の時期にしたら気温が低い、朝など薄手のセーターを着ている、散歩で行き交う人と、「いつまででん寒かですねえ」が挨拶になっている。日中、太陽下で農作業をしていて、全然暑くなくて、暖かくて気持ちが良いと感じるくらいの気温である。

 今日はそんな天気のなか、ツル物野菜用の棚を作った。昨年使ったものを、分解しないでほぼそのままの形態で抜いて一冬隅の方に置いておいたものを、少し手直しをして先日作った畝に設置した。結構手がかかった、これなら、完全に分解して最初から作った方が早かったかもしれない。ニガウリ2株がずっとポットの中に入りっぱなしになっていたので、早速定植した。つるものと言ってもあとはキュウリか、ほかに何かあったかなあ。


平成22年5月26日(水)

 ようやく天気が回復して畑仕事が出来るようになったので、午前中、トマトハウスのビニール張りをする。

 午後から、溜まりにたまったQSLカードを書き始める、これが二三年分溜まっていて、それを送ってしまわないと、おい!来て無いぞと言われそうで、おちおちQRVできない。

 熊本は柑橘類が非常に豊富であるが、今日は柑橘類ではないが、初めてみるメロンを買ってきて食べたところ、これが非常に美味い。リゾートメロンという名前だそうだが、野球のボールくらいの大きさのマクワウリ系のメロンだ、淡白な甘さだが糖度が非常に高い。ネットで調べてみるとどうも熊本あたりが生産地らしい、箱詰めの販売価格が結構するようだが、近くのスーバーでは山のように積んであって一個80円しない価格で売っていた。


平成22年5月25日(火)

 今朝は、強い風と横殴りの雨のなかを子どもたちは徒歩で登校して行ったが、雷の予報も出ていたようだし、天候がさらに急変するといけないと思って、子どもたちが無事に田んぼを渡り終わり、福原集落に入るまでの間、こっそり遠くから見守ったが、幸いにちょうど雨がやんでいて濡れることも無く登校して行ったようだった。

 日中も雨はなんとか上がったものの、風は強いままだった、そんな強風のなか、雨で順延になっていた我が家から北に二キロほどのところにある一の宮中学校で運動会が開催されていた。全国的にはどうかは知らないが、運動会、こちらの方では、中学校は大体今頃、小学校は秋に開催されるようである、小生なんか、やはり運動会は秋だという想いがある。(写真1写真2

 過日行われた娘の学校での健康診断、ちょうど眼科検診の時に学校を休んだそうなので、学校の指示で、今日、古城小学校で行われた健康診断に飛び入りで参加して検査を受けさせてもらった。旧一の宮町地区の宮地小学校、中通小学校とどこでも希望するところで受けられたのだが、忘れなるといけないので日程が一番早いという理由で、午後から娘を迎えに行き連れて行った。顔見知りの小野先生が今日の健診の担当医だった。

 ここ古城小学校はやまなみ道路の外輪の登り口近くにある小学校で、坂梨小学校以上に児童数が少なくなっているようなことを聞いたが、丁度1年生と2年生と一緒になったが、数えたところ、人数は坂梨小学校と同数くらいだった。先生が、中学校になるとこの子たちと一緒になりますねとおっしゃっておいでだったが、そういうことになるなあと、思わず子どもたちの顔を見入ってしまった、なかによく古閑医院で一緒になる双子の女の子が居たので、あっ、知ってるぞ、と言ったら驚いていた。娘にとっては古城小学校、アウェイなので、やたらと緊張して照れまくっていた。

 今は同じ市内になる旧町立の小学校でも、ここ古城小学校には制服がある。ということは、更にその前の町村合併前の時の制度をそのまま引き継いできたのだろうか。

 そう言えば、先日行われた6年生の修学旅行、10名程度で行ったのだろうかと過日日記に書いたが、坂梨小学校、古城小学校、中通小学校の三校合同で総勢46名で行ったと学校通信に書いてあった、なるほどそういう手があったか、である。

敷地内のアスファルトが盛り上がっているので、?と思ってよく見ると、タケノコがアスファルトを持ちあげて生えてきた。真夏のアスファルトが軟らかくなっている時であればうなずけるが、石のように硬いアスファルトをよく突き破って出てきたものだと、驚く。これが都会なら、「根性タケノコ」とでも言って話題になるところだろうが、ここで生えられたら困る、どうしたものか。



平成22年5月24日(月)

 前線は昨夜のうちに東に移動して行ったが、天気は一向に回復せず一日中思い出したように時々細かな雨が降っていた、それに前線が抜けた後になって風が強く肌寒かった、夕方になってとうとうストーブを焚いてしまった。

 娘、今朝には完全に平熱に戻っており風邪の症状も無いので、普通どおり学校に行った、なんだんだろう。

 ボンの狂犬病予防注射、10時前、馬場八幡へ出掛ける。他の犬は大人しいのに、ボンはいつも全身で抵抗するので注射を打つのにひと騒動であるが、今年は思ったほど抵抗はしなかった。写真


平成22年5月23日(日)

 雨。豪雨と言うイメージではないが、昨日から間断なく降り続いていて、総雨量もアメダスをみると結構な量になっている。テレビのテロップであちらこちらで道路が冠水して通行止めになっているようだ、阿蘇地方にも大雨洪水警報が出されているが、我が家周辺では幸いに風も思ったほど無く、どちらかと言えば静かな降りである。午後5時現在、なんとなく峠を越したような気がするがどうだろう、まだ今夜降るのだろうか。

 豆札にある日本山妙法寺の開祖、日達上人の第26回追孝報恩会が行われた、昨日は良い天気に仏旗も新緑に気持ちよさそうにはためいていたが一転今日は生憎の雨になってしまった。

 娘、昨夜、珍しく夜中に目が覚めたといって小生を起こした、明け方にもまた目が覚めた。不思議だあと思ったが、今朝になって食欲も無く、今日は38℃近くまで熱が出て、ほとんど一日中寝ていた。少し咳はあるが風邪だろうか、頭は痛くない、喉も痛くない、ちょっと目まいがするけどきつくは無いと言っている。大体休診日に病気になる、夕方になって熱は下がる方向にあり、本人は元気なので大丈夫だとは思うがちょっと心配である。


平成22年5月22日(土)

 娘を連れてカミさんの病院に洗濯物などを届ける。入院していてヘンな言い方だが順調だそうだ。

 今晩から明日いっぱい、そして明後日まで、かなりの大雨が降るという予報が出ている、その予報通り、午後3時頃からポツポツ来始めており、レーダーを見ると西から大雨が熊本方面にも近づいている


平成22年5月21日(金)

 予報では30℃近くまで上がるようなことを言っていたがそれほどでもなかった、しかし、農作業には少し暑かった。でも、強い雨や風が無ければここは桃源郷のようなところだと何時も思う。

  午前中、風師庵御田植式斎行。毎年、畦に残った苗をもらってミニ田を作って植えているが、今年は、S賀昭久夫人が余ったからと、わざわざ育苗箱一枚を届けてくださった。

 田植えの方式は、いつも、田の短手方向に足場板を差し渡して、その上に腹這いに寝そべって上空から下に向かって手植でやる。以前、実際に田に入って手植をしたこともあったが、下手なので足の抜き差しで田の中がデコボコになって苗が不揃いになったことなどがあって、その後は、今の方法でやっている。まあ、足場板で間に合う程度の幅なのである。

 娘が、自分もやりたいから残しておいてくれと言って登校して行ったので、最後の一列を残しておいて、学校から帰ってきて、やらせた(写真1写真2写真3)。結局、一株当たり随分贅沢に使ったので最終的に育苗箱の半分以上を植えたことになるが、本当は一株はもっと少ない本数なので無駄な使い方をしたことになる。

 また雨が近づいているので、続けて午後から、畝を二本立てて、マルチを張って、先日来、ポットに入ったままになっていたナスとピーマンを定植した。ついでにツルものの棚を作ろうとしたがこれは時間切れで、本日の作業を終わる、ハウスのビニール張りも次回だ。くたびれた、体の節々が痛い。

 本日、67回目の、その中身と自覚がないまま誕生日を迎えた、とりあずは通過点だ、次の節目は70歳か、多分大丈夫だとは思うが、最近でもご近所で起きたことだが、一寸先はわからない。そのまえに68歳という節目があった、父が亡くなった歳である、小生は28歳だった。誰に聞いても一様に自分の父親の死んだ年齢を超えることを一つの目標にしていると言う、これは不思議だ。母親の年齢が目標でなくてよかった、逆立ちしたって無理だからだ。

 今年はとうとう赤飯は炊かなかった、自分で自分の赤飯を炊いてもしょうがないからな。ただ、娘がせめてケーキは買おうよ、と言うので、自分でバースデーケーキでもないので、ショートケーキを買ってきて夕食後二人で食べた。

 そして、今日は武藤肇の母上の御命日でもある、この日は小生の誕生日とからめて必ず思い出すが、今年は小生の受け止め方が少し違う。



平成22年5月20日(木)

 今日は朝から晴れるとばかり思っていたが、勘違いだったか、今にも降りそうな空模様で、事実、午前中は少し降っていたようだ。午後に入ってようやく天気が回復してきて夕方には青空が広がっていた。

 昼過ぎ、山下OMが通りがかりに立ち寄る、無線の話、そのほか四方山話でしばらく時間を過ごす。

 先日ネットで注文してあったETC車載器が届いたので、早速、車に取り付けた。と言っても仮取り付けで、電源系の配線だけをラジオを取り外して、ラジオに来ているアクセサリ―ラインにワンタッチでつないで、もうひとつの線をボディーアースするだけだ。ただ、小生の車、ラジオの他に無線機が無理矢理押し込んであるので、そのユニットを取り外してまた入れ直すのに少々往生した。あとは車載器をダッシュボードのどのあたりに貼り付けるか、余分な線をどう処理するかだけである。

 ところが肝心のETCカードがまだ無い。ただ、車載器が正常に機能しているとみえて、ETCカードを入れてください、とアナウンスが流れる、早速ネットで、カードを申し込んだ。このETCカード、会社によって、発行手数料を取られたり、年会費が必要だったりと色々ある。小生は、勿論、両方無料のカード会社に申し込んだ。

 何もかも込みで5,980円、安いと思うが、もしかしたらもっと安いものがあるかもしれない。それからちょっと分からないことがある。車を替えたりしてETC車載器を別の車に取り付けた場合にはETC車載器のセットアップをやり直さなければならないそうだが、ETC車載器自体に、別の車に取り付けたことが分かる機能があるのだろうか、黙って付け替えた場合、それを認識する機能があるのだろうか、それとも、料金所で瞬時にナンバーを読みとって登録車と違うとでも判断するのだろうか。とにかく、一度、走ってみたい気はする。

 小学校6年生は今日から修学旅行だそうだ、何処に行ったのだろう、学校からの緊急連絡用のメールに、「午後6時02分、予定より少し遅れましたが、無事ホテルに到着しました。けが人も病人もなく、みんな元気なようです。各ご家庭の保護者の皆様、今夜は静かな夜をお過ごし下さい・・・」というメッセージが届いた、学年別に配信する機能までは無いので、該当家族以外にも届くが、なんとなくほほ笑ましい。6年生は何人くらいだったろう、10名くらいだったろうか、都会では考えられない人数だろう、傍目にはグループ旅行に見えるかもしれない、思い出に残る旅行であって欲しい。。

平成22年5月19日(水)

 雨。昨夜から前線の通過によって大雨が予想されていたが、階下で眠ったので、果たして夜中に実際にそんなに降ったかどうか。二階では屋根裏直下で屋根材が瓦ではないこともあってモロに雨音が聞こえてくるが、下だとほとんど聞こえない。なんとなく九州南部を通過して行ったような気がする、雷も鳴らなかった。日中は一旦上がった雨が夕方になってまた強く降りだしたようだ。

 今日は、みどりの爺様出場で雨の中、受け持ちの辻に当番に立った。子どもたちが、この集落から学校に通うには、何も遮るものが無い田んぼの中をかなり歩くので、横殴りの雨でずぶ濡れになると可哀想だと思って、雨がひどい時には、子どもたちを車で送っていたが、学校から婉曲的に、雨でも歩かせろ、それで子どもは逞しくなる、というような話があったので、じゃあ徹底的に歩かせるかと今日も着替えの下着をランドセルに入れて登校させた、雨は強かったものの、風が無かったので、かなり濡れたようだが、ずぶ濡れというほどではなかったようだ。

 婆様が居なくなって、最近は飯を作るのが億劫になって、栄養バランスなど決して手を抜いてはいないが、なんとなくメニューが単調になってしまっている。婆様が居た時は、栄養のバランスにも十分すぎるほど気を配り、固いものが噛めないので、軟らかく軟らかくと神経を使ったがその気づかいが要らなくなったこともあるのだろう。娘はまだ微妙な味付けなんか分からないだろうという張り合いのなさもあるだろう。

 口蹄疫、ワクチンを打ってから処分するそうだが、そもそもこのワクチンと口蹄疫清浄国との説明がテレビを見ていてもあまりされていないような気がする。処分対象外の牛に対してもワクチンを打てば良いじゃないかと思ってしまいがちだが、先日、専門家に聞いて、ワクチンを打たない理由が分かった。
平成22年5月18日(火)

 晴天続きだったが、どうやらそれも今日で終わりのようで、日中から雲が多く、時々細かな雨が落ちていたが今夕はどうなるだろう、阿蘇地方には今夜雷注意報も出されているようだが。

 昨日まで響いていた田植え機のエンジン音が今日はあまり聞こえなくなった、このあたりの田植えはピークを過ぎたのだろうか。

 ここにきて急に全国ニュースで頻繁に口蹄疫が取り上げられるようになった、ということは今まで一地方の問題として国が真剣に捉えていなかったものがようやく国レベルの問題だと思い至ったことを受けてのことだろう、地元では早くから国の対応が後手後手だという批判が多く出されていたようだ、遅きに失する感がある、牛の処分よりも前に農水大臣の処分の方が先だろうと言う声まで聞こえてくる、隣県の熊本でもつい最近まであまりニュースになることも無かったが、我が家の周辺でも深刻な影響が出始めているようだ、ご近所のE農場の出入口にも白い消石灰が撒かれている、戦々恐々として防戦に努めておいでなのだろう、市の防災無線でも畜産農家の納税猶予措置について広報があった。また阿蘇登山道路では道路に石灰を撒いて観光客の車の消毒を始めたそうである。

 とうとうETCの車載器をネットで注文してしまった、期間限定でセットアップ料、送料、消費税込でゴッキュパに釣られてしまった、そして注文して数時間後にはセットアップをして発送したと連絡が入った、その早さに驚く。あとは自分で取り付けるだけだが、果たしてこれを使う機会はいつやってくるやら。

 夜になって、高速道路の新料金制度、6月からの実施は断念旨、ニュースが伝えていた、それを知っていてETCを買ったわけではないが、どうせそんなところだろうとは思っていた。

 わざわざ日記に書くほどのことをしたわけではないが、色々とデスクワークをしているとあっという間に一日が過ぎる。また、本を読み始めるとそのシリーズ、一区切りがつくまでやめるわけにはいかない。

以下掲載せず
渡辺アキさんが田中を歩いて家に向かっていたので、方向が逆だが折り返して拾って家まで送った。最近は昭元さんの運転が非常に危うくて、つづけて自損事故を起こしたので、これが潮時だと総て車は処分してしまったようだ。車は山仕事に必需品なのでこれからどうするのだろうか。

 
平成22年5月17日(月)

 晴天が続く、ただ今日は少し風が強かった。

 晴読

平成22年5月16日(日)

今日も五月晴れ。晴天続きのここ数日、周辺の田植えが最盛期を迎えている。我が家の田も含めて我が家周囲のS賀昭久さんの田植えが、今日、半日留守にしている間にほぼ終わっていた写真

 今日は午前中、娘の学級レクレーションという催しがあった。これは担任の先生、クラスの保護者・児童が一緒に参加してゲームやドッジボールなどをして親睦を深めるもので、最後に校庭で皆で昼食を摂って解散した。普段、子ども同士は一緒に遊んだりはするが、保護者も一緒にという機会はなかなか無いのでなかなか良い行事である。

 たかが小学校2年生の運動だから、とたかを括っていたが、子どもたちのエネルギッシュな運動量について行けずギブアップ気味だった。

学級レクリエーション連続写真(全10枚)1/4
学級レクリエーション連続写真(全10枚)2/4
学級レクリエーション連続写真(全10枚)3/4
学級レクリエーション連続写真(全14枚)4/4


 行事終了後、前から約束していた、阿蘇神社横で開催されている阿蘇花の祭典イベントの「ふれいあ動物ランド」に付き合わされた。会場にヒヨコやヤギやウサギ、犬、アヒルなどなどの小動物が放してあって、それに触ったり  餌をやったりできるようになっていて、そしてその周囲に模擬店が出ている。考えてみたら、昔はこのあたりでは各家々にごく普通に飼っていた家畜類がいまでは、このようなことをしなくては、子どもたちが触れることができなくなったのだ。

 この催しの一つに、子どもビンゴ大会があって、もちろん、参加料を払うのであるが、子どもが欲しそうな景品が沢山並べてあって、大盛況であった。大人も子供もこういったものは好きなんだなあと苦笑いがでた。知り合いの皆さんが次々に大物商品を当てているなか

 我が家はもともと何事につけてもクジ運というものが悪く、小生も、親も、大体においておよそクジというものに当たった試しが無い。知り合いのNちゃんほか皆さんが次々に大物商品を当てているなか、御多分にもれず娘も今回は残念賞に終わり、かなり残念そうだった。人間が使う一生の運の量は決まっていて、あまり小さな運をチビチビ使っていると、いざという時に大きな運がつかないから、クサリなさんなと慰めたが、これはいつも自分自身に言っていることではある、そして、いまだにその時が来たことはない。そういえば、今、ジャンボが売っているなあ。

 娘が、学習教材(学校のではない)で種から播いて植えたトマトの苗が、本葉が出てきたので、説明書きに従って、植木鉢に移植した。小生なんか、トマトはかなり大きくなった苗の状態で扱うので、種から芽が出て、そのあとで双葉がそのまま大きくなってトマトの普通見る葉の形になるのかと思っていたら、双葉はそのままで、その上に本来のトマトの葉の形をした本葉が生えてくることを初めて知った、へえ、そうだったんだという思いである。



平成22年5月15日(土)

 今日も晴天が続く。

 娘を連れてカミさんの病院に行く。娘が母親と一緒に過ごす間、小生は映画に行く。最近は映画づいている。シニア料金で見られるので、時間つぶしに持って来いである。
 
 本日の映画、「グリーン・ゾーン」、こういった傾向の映画は好きである。


平成22年5月14日(金)

 今日も文句なしの五月晴れ、穏やかな日が続く。

 母が亡くなって今日がちょうど一月目にあたる。なんだかもうずいぶんと昔のような気がする。ちょうど坂梨に戻っておいでのT木義臣さんご夫妻が線香を手向けに立ち寄ってくださる。

 午後から、阿蘇郷土史愛好会の例会が今月は現地研修ということで国造神社で行われた。国造神社は外輪の山裾にあるが、そこから我が家が真正面に見える。宮川宮司さんなどの説明で今まで知らないで見過ごしていたことを色々知った。今の季節は新緑が実に美しい。(写真1写真2写真3

 娘と同級のY那ちゃんのお祖父さん、吉田祝郎さんが亡くなられた。あまり突然のことで言うべき言葉が無い、先日、お悔みをいただいたばかりなのに立場が逆になってしまった。浄行寺でのお通夜に伺う。

 以前は店頭にあったのに、最近は需要が無いと見えて、我が家のような小規模ハウスに張るサイズのビニールが何処にも売っていないので、通販で注文する。生分解マルチも最近はホームセンターで売っていないので併せて注文する。今日はいろいろあって農作業は休んだ。


平成22年5月13日(木)

 晴れ。今日も過ごしやすい日和だった。

 終日農作業で過ごす、昼食もホカ弁を買ってきて、行楽を求めてやって来る観光客の気分を味わってレンゲ畑で食う。飯を食っているとミツバチがレンゲの間を飛び回る羽音が結構大きい、わざわざ人間が居る所に近寄って飛び回っているような気がする。我がハチウトには全然近寄らない。

 ようやくトマトの定植を終わる。今まで使っていたハウスのビニールが破れて使えないので、とりあえずビニール無しにして、そのうちに張ることにした。

 あと、ナスとピーマンとニガウリの苗が来ているので、これも急いで植えなければならない。


平成22年5月12日(水)

 晴れ。暑からず寒からず、絶好の農作業日和、遅れているトマト用のビニールハウス作りに取り掛かる。さて完成後のサイズはどうだったかなと昨年の記録をひも解く。奥行きは横通し棒で自動的に決まる。5.4mである、さて、間口、これがいつもハッキリしない。昨年は2.2mでやっているようなので、まあ、大体そんな感じで決める。

 せっかくの日和なので、レンゲ畑にキャンプ用のテーブルを組み立てて、そこにコーヒーやら無線機などを置いて、ノンビリと作業した。そして今日は、ここまでとした

 動画webカメラ、うまく外部からもアクセスできると思ったが、同時に運用している自宅サーバー関係に多分ポートの設定の関係だろうと思うが、干渉して、自宅サーバーがつながらないと言うレポートが入ったので、一旦、切断して改めて設定をし直すことにした、原因は分かっているつもりなので慌てない。

平成22年5月11日(火)

 朝にはもう雨が上がっていた、そして天気がどんどん回復している、数日間は天気が安定するようである。

 今日は道楽三昧?で一日を過ごす。JTQがまた始めたwebカメラ、こんどのやつは、動画がVGAサイズで鮮明に見られ、なおかつ見る側からカメラをコントロールできるというオモシロイものである。早速小生もネットオークションで中古品を落札して、今日はそれを色々といじくりまわしていた。

 カメラ本体にサーバー機能があるのでセッティングの時だけPCが必要だが、その後はPCは不要である。後はダイナミックDNSと組み合わせれば公開運用が出来ることになる。本体は非常に小さいのでうまくガラスケースにでも入れることができれば屋外に置けるな。


平成22年5月10日(月)

 小生の感違いで数日間は晴天が続くと思っていたので、今朝起きて雨が降っているのに驚いた、昼間は一旦上がったが夕方になってまた降りつづいている、それに気温が低くて肌寒く、ストーブを焚いた。

 雨読


平成22年5月9日(日)

 晴れ。

 娘を連れて熊本市内のカミさんの病院へ。退院はなかなか出来そうで出来ない状態が続いているが、それなりに順調のようである。

 今日は病院での昼食もそこそこに娘に映画を付き合わされた。「トリック」という、仲間 由紀恵・阿部 寛が出ている日本映画である。これには少し訳がある。こちらでは、平日の夕方近くに、以前いわゆるゴールデンタイムに放送された人気ドラマを平日に一気に毎日続けてやっている。娘がたまたま学校から帰ってきて、「トリック」を見てハマったらしい。怖い怖いと言いながらひとりで良く見ている。それに合わせて、劇場版が封切られると盛んにCMで流してた、それで、是非観に連れて行けということになったのだ。

 結果的には、娘はオモシロカッタ〜と満足そうであったが、小生にとっては二時間は結構しんどい時間だった。


平成22年5月8日(土)

 昨日にもまして素晴らしい五月晴れになる。朝、放射冷却現象で少し冷え込み、スズメ除けの意味も少しあってストーブを焚く。昼間は窓を開け放して爽やかな空気を取り入れる、今年になって初めてだ。
写真1写真2

 午前中、アンテナ支柱の建て替えを終わる(写真1写真2)。支柱のはるか上の方に縛り付けたロープを立て上げたあと、パラリと外す工夫をしたが、若干てこずった。

 昼過ぎ、じっちゃい、熊本での定期治療が終わって、わざわざ婆様にお線香をあげに立ち寄りいただく。

 その折、ハチウトの技術指導を受け設置場所を少し変える


平成22年5月7日(金)

 朝のうちは雲が重く空が暗かったが、まもなく、雨に洗われて黄砂も無く、一段と緑が鮮やかな爽やかな日になった。子どもたちが水を張った田に姿を映しながら元気に登校して行った

 我が家のレンゲ、今が盛りだ、でもミツバチの姿が無い。

 今朝の新聞の訃報欄、馬場の鳴川成清さんの奥様レイ子さんが亡くなられたとあった、母の入院中、院内で何度か成清さんにお会いしたが、自分のことで精いっぱいで、お見舞いですかとご挨拶程度に言葉を交わすだけですれ違っていた、奥様が入院されていたのだ、そしてそんなにお悪かったとは知らなかった、新聞には60歳とある、余りにも若い、小生が母を失った悲しみの比ではないだろう。

 義父が植えて行ったサトイモ、今朝一つだけ芽が出ているのを発見した。

 アンテナの支柱立ての段取りだけ済ませる。昨年の日記に滑車を使ったと書いてあるが、滑車なんて使ったかなあ、去年の記録写真ではよく分からない、そういえば使ったような気がするなあ、それなら何処にあるのだろう、婆様の葬儀でそこいらじゅうの物を全部片付けたことも手伝って、あちらこちら散々手探り状態で探しまわって、ようやく見つけた、確かにあった、間違いなく去年買ったのだ、でも一回しか使わなかったので、その存在すら忘れていた。というわけで、滑車探しに時間を取られて、今日は全部終わらなかった。ちゃんと記録を取っておかなくてはまた来年慌てるので、細部にわたって写真を撮っておいた。(写真1写真2写真3写真4


平成22年5月6日(木)

 晴れのち細かな雨へ。

 家の周囲が田植えに備えて綺麗に畦切りがしてある、我が家の畑の雑草が目立ってきたので、今年初めて我が家の草切りをする。レンゲと菜花が咲いているところを除いたので、隣りの田の境界部分のほんの狭い範囲の草切りになってしまった。

 昨日の田起こしの続きをしていて、傍に立つアンテナ支柱にふと目をやると、思い出した、そうだ、去年はこの支柱の交換でかなり苦労したのだった。今年も立て替えるなら田植えがまだの今しかないということに気がついた。もう一年くらいこのままで良いような気もするが、万一強風で折れるようなことにでもなると隣りの田に迷惑が掛かるので、立て替えることに決めた、何事も突然その気になる。

 去年苦労して、最初のうち、上手く行かなかったことは覚えていたが、その後で実際にどうやったか、すっかり忘れていた。日記を遡って思い出した、そうか単管を使ったのだった。とにかく、今の支柱を倒して、新しい竹を伐り出すところまで今日やっておいた。竹は立っている時は真っすぐに見えても、なかなか真っすぐな竹は少ない。昨年は、5/3、5/5に日記に書いてあるが、先に読んでから書いたわけではないが、結局同じようなことを書いている。

 毎年今の時期、スズメが巣作りでも始めるのか、屋根の上で騒ぎだす。今朝も早速、煙突の穴を通ってストーブの中に落ちてきた。スズメにとって巣作りに丁度いい太さなんだろう、深さを確かめないで入っては落ちてくるのだ。煙突に網でもかぶせたら良いのだろうが面倒なので落ちてきてはストーブの扉を開けて追い出す。この追い出しも結構大変なのだ。家じゅうを飛び回ってあちらこちら明るい場所を目がけては、窓ガラスにぶつかって落ちる、その繰り返しで、そのうちにそのあたりにフンをする。

 今朝も、追い出した後、ストーブを焚いて煙でも出せば近寄らないだろうと、軽く火をくべたところ、続けてもう一羽落ちてきて慌ててストーブから飛び出してきた。二匹目のスズメ、ひとつの部屋に飛び込んだので、その扉を閉めて、その部屋の窓を開けて追い出そうと思って、少々慌ててしまい、ソファーの背もたれの一番上に小生の腹のあたりをぶつけて、丁度、その部分が回転の軸となって、小生、もんどりうって床の上にひっくり返って手のひらを嫌というほど打ちつけてしまって、腫れあがってしまった、骨折などしていないが痛い目にあってしまった。二匹目のスズメ、しこたま頭をガラスに打ちつけたと見えてしばらく動けなかったがそのうち無事に飛び去った。

 新年度になって納税通知書がどんどん送られてくる、小生も結構なタックスペイヤーなのだ。一度に全部払い込むわけではないがなんとなく気が滅入ってくる。


平成22年5月5日(水)子どもの日

 立夏だそうである。今日も晴れて暑くなった。ただ黄砂か、風景が煙っている。今回の晴天、そろそろ終わりだそうだ。

 子どもの日。ということで、旧阿蘇町役場跡に最近オープンした市立の子供用遊戯施設に娘を連れて行った。大型の滑り台などがあるごく普通の児童公園であるが、それでも、色々工夫してあって、娘も独りで二時間以上飽きずに遊んでいた(あとでクラスメートのR君も来ていることが分かって一緒に遊んだようだが)。小生はその間、車の中で読書をしてノンビリ過ごした。娘、楽しかったようである。(写真1写真2写真3

 その遊園地に隣接して、昔、参勤交代で使用された御茶屋跡(更に古くは内牧城)の堀割がある(本来は逆で、御茶屋跡に隣接して遊園地・・が正しいが)。このせっかくの史跡の掘割の水があまりにも汚なすぎる、魚が死んで浮かんでいる、水がヘドロのようにさえ見える。豊かな水と大自然の美しさ(それ以外には無い)が観光の目玉だろう阿蘇市、浚渫くらいしたらどうなんだろう、そんな予算すら無いのだろうか、行政や内牧温泉や観光協会ではそのような声は出ないのだろうか。観光客は多分呆れるだろう(小生が観光客だったらいっぺんで失望するに違いない)。近年、昔に比べて激減した観光客を呼び戻そうと色々工夫をしているようだが華々しいイベントも大切かも知れないが、こういった地道なことのほうがより大切なのではないだろうか、もっと水を綺麗にして、そこに魚を沢山放して、子供たちが遊園地で遊んだり、魚釣りをしたりといった都会から来る人が羨ましがるような風景を期待するのは無理なのだろうか。

 帰る途中、山田のe鴨氏のハウスに寄って、トマトの苗を沢山もらってきた。さすがプロである、ハウスには見事に苗が育っており壮観な眺めだった

 急に家の周りが田植えの準備で忙しくなってきた、あちらこちらでトラクターが走り回っている。我が家の周辺の田に水が入り始めた(写真1写真2)。小生も、急に思い立って、田起こしを始めた。去年の場所に去年より少し広く耕したが、それでもトラクターで二掻き分だった。

 今日は菖蒲湯だと思いだして、スーパーに行ったがもう売りきれていて無かった、他の店を探そうかとも思ったが、考えてみたら、我が家には花菖蒲が沢山ある。菖蒲湯のそれと花菖蒲とはちょっと種類が違うかもしれないが毒にはならないだろうと、これまた我が家に自生しているヨモギをセットにして、らしきものを作った、これで良いのだろう。そして、今年はここまでか、と思ったが、ここまで大丈夫だった


平成22年5月4日(火)

 晴れ。今日も暑かった。

 裏の竹藪の整理を続けている、さしより(阿蘇の方言で、さしあたってという意味)このあたりの竹を全部切り倒すつもりでやっている、これを全部切払うと家が姿を現すはずである。この部分の竹林は、風向きから考えて防風林の役は全くと言っていいほど果たしていない。

 竹は(木にしてもそうだが)、立っている時は、その専有面積は竹の直径の範囲だけだが、一旦倒すと、そのボリュームは大変なものである。それに重い、とにかく体力を消耗する、切ったはしから燃やしているがとにかく暑い、熱い、くたびれる。

 娘も一緒に付き合って竹を運んだりしてくれたが、冬眠から覚めたカエルを見つけ出したと見えて、その写真が今日撮ったなかにあった。


平成22年5月3日(月) 憲法記念日

 晴れ、五月晴れが続き、気分が良い。

 裏の竹藪の整理をしなければと思いつつ、時が過ぎて、今日は午後から娘と一緒に、義父が切っておいてくれた竹を燃やそうと一旦は火を点けたが、風が強いので、乾燥注意報も出ていることもあって中止して、徹底的に裏の竹を切ってしまおうと夕方まで竹林と格闘をした。(写真1写真2)そこへS賀昭久さんがトラクターで田起こしに見えたのでお聞きしたら、13日(ころだったかな)に田植えをしようかと予定しているとの事であった、今年もいよいよその時期がやってきた、なんとなく低温が気になる。


平成22年5月1日(土)・2日(日)

 晴れ。

 大型連休、毎年、どこかに連れて行けと言われているが、そのたびに、阿蘇は一大観光地、何も好き好んで他の場所に行くこともあるまい、とほとんど出掛けたことが無かった。しかし、今年は、カミさんが入院中で、娘が独り寂しそうなので、どこかに車に乗って泊りがけで行こうかと、リップサービスのつもりで言ったところ、娘はすっかりその気になって、結局出掛ける羽目になった。

 小生の旅のスタイルは行き当たりばったり、行った先で夕方になったらそこで宿を探す、無ければ車で野宿。このスタイルで何十年、婆様にも80歳を過ぎてもこのスタイルに付き合わせた。その婆様も今はもういない、今度はひとつ、娘と今までと同じスタイルで出掛けるかということになった。一応、車には二人分の寝袋も積んでおいた。この旅のスタイル、実を言うと確固たる信念でやっているわけではない、スケジュールに縛られる窮屈な旅はご免だということは勿論あるが、要はズボラで、前もって計画を立てるのが面倒なだけなのである。

 というわけで、一泊二日の旅、今回は、ハウステンボスをメインの目的地に選んだ。今回おおよそ描いているルート、小生も初めての所が多い、家を朝8時過ぎに出て、当初は(九州自動車道)熊本ICから入ろうと思っていたが、家を出た早々、気が変わって(大分自動車道)日田ICから入ることにして、外輪を登って、小国に向かい杖立温泉を通過する。

 さすが大型連休、渋滞こそしていなかったが、多分普段は閑散としているはずの高速自動車道、二車線とも連続進行の賑わいぶり、日田ICから大分道に入って、鳥栖ジャンクションを横切って長崎自動車道、武雄JC から西九州自動車道にそれて佐世保大塔ICで降りてハウステンボスへ。

 オランダの街並みや運河を再現したを広大な施設、最近、ハウステンボスは経営難で危ないとか、経営が替わるとかニュースになっていたが、これが大都市圏にあれば間違いなく人気スポットになっていただろう。短時間滞在では惜しい立派な贅沢な施設である。ただ、子供には、物足りないかもしれない、何故なら子供は風景よりも遊戯施設であろう。

 その遊戯施設がここには乏しい、あっても、極めて稚拙である。ディズニーランドのようはハイテクを使用したものと比べると、町並みの作りが本格的であるだけにその落差が大きい。大人から見るとそんな遊戯施設は不要だと思うが、子どもたちも喜びそうな、町並みや美しい風景を利用した何かが欲しいところであるがなかなか難しいところだと思う。

 今回は三時間程度の短時間滞在だったので、さっと流す程度になったが、ここにはホテルもあるので、じっくり時間をかけて来ると良いかもしれない。とにかく広いのでここだけに居るつもりで来ないと十分に堪能できないだろう。

ハウステンボス連続写真(1)
ハウステンボス連続写真(2)

 夕方が近づいたので、今夜はどこに泊ろうかと地図を広げたところ、嬉野温泉が近くにあるので、そこまで行って、観光案内所に飛び込んで、宿を探してもらったが、さすが、大型連休、嬉野温泉では宿が取れなかった。

 今までの経験だと、大体は取れると思っていたので、ちょっと当てが外れて、そこから十数キロ佐賀に寄った所に武雄温泉があるので、そこで探しては?との勧めで、武雄へ。
 武雄温泉駅構内の観光案内所で、確かビジネスホテルも一杯だったと思いますが、と言いながらも、問い合わせてくれて、偶然一室、それもセミダブルの部屋が空いていて野宿をせずに済んだ。まあイザとなったら野宿だと思っていたが、やはり子ども連れなのでホッとした。

 「パーソナルホテル遊」という名称のビジネスホテル、そのホテルの近くに、「道後温泉本館」的共同浴場、武雄温泉(これも由緒ある建物ようだが)という名前の共同浴場があり、そこで二人して温泉に浸かる。

 今晩は、温泉宿でゆっくり温泉につかって美味しい料理でもと思っていたが、回転寿司の夕食になってしまった。

 この武雄というところ、太古の昔から気候温暖な所と見えて、大きな楠木が斃れずに残っている。武雄神社とそのすぐ隣り合った場所に、中が洞(うろ)になった巨大な楠木が残っている(写真1写真2写真3)。武雄神社のそれは樹齢3000年という、畳十数畳敷きの洞、確かにそのくらいは年数が経っていそうな大きな楠木である(写真1写真2写真3)。

 翌朝、ホテルで朝食を済ませて武雄神社(写真1写真2)にお参りをしてから、R498で伊万里へ、R204で松浦を経て、平戸へ。平戸大橋を渡って、すぐに折り返して、佐世保へ。佐世保から西九州自動車道、長崎自動車道にて諫早へ。島原半島を時計回りで雲仙市国見町多比良港からフェリーで有明海を渡ってノンビリ熊本県長洲港へ。熊本市内のカミさんの病院によってから阿蘇に帰る、途中で夕食を摂ってから午後9時無事帰着、総走行距離約500キロ、老骨にはなかなか応える、幼い子ども連れだと独り旅より何倍も疲れる。

 結局、娘は風景などよりも遊戯施設に興味があったと見えて、行った先々にあった、遊戯施設に大満足のようであった。帰りのフェリーでパンくずを放り投げてカモメに餌をやりをすることに打ち興じていた(写真1写真2)。娘にとって、結構中身が濃くて良い旅だったと思うが。

 余談ながら、行く先々でお孫さんとご旅行ですかと訊かれたが、武雄温泉駅構内の観光案内所の女性は、こちらは黙っていてが、旅館に「お父様」と小学生の娘さんのお二人ですが・・と空き部屋を照会してくれていた。だからというわけでは、なかなか感じの良い人だった。嬉野温泉の観光協会の係りの人も親切だった、旅をしていて、こういったちょっとした窓口の応対ひとつがその観光地の印象を決める、そう意味では、今回はどこも感じが良かった。

 別に、お孫さんとですかと問われても気分を害することは全くないが、そして、そのまま聞き流せばいいものをそのたびに、いえ、娘ですと、訂正するものだから、皆さん決まって、失礼しましたというが、別に失礼ではないが、娘もそのやりとりにすっかり慣れて最近ではニヤニヤしている。以前はカミさんをお嬢さんですかと言われたことが何度もあるが、さすがに最近はそれは無い。まあ、そのようなシチュエーションが無いことが一番の理由なのだろうが。

 ニュースを見ていると、日本列島、大渋滞という印象だったが、今回は、採ったコースも良かったのか、どこも沢山の車だったが、連続走行は随所にあったが、渋滞に閉口ということはなかった、島原半島を走る時も、そうであった、フェリーは、島原まで走って、そこから熊本港まで行くフェリーと、島原の手前の諫早寄りの多比良港から熊本長洲港へ行っているフェリーと二系統があって、とりあえず、最初の多比良港に立ち寄ったところ、出港直前のフェリーがあって、小生の車の前で一杯になってしまって、30分待って次のフェリーに乗ることができた。

 阿蘇に住んでいると、ETCなんかには縁が無い、と一時1000円高速でブームになった時に取り付けなかったが、今回はその金額の差額の大きさに、やはり取り付けておけばよかったと思った、1000円と数千円、その差は確かに大きい、だか、コロコロ変る今の政権の方針、これから先、どう転ぶか分からないので、迷うところである。オークションで落として自分で取り付けることが出来るだろうか。



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