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辛卯(2011)年5月の記録(新しい日付けの順)


平成23年5月31日(火)

 今日も良い天気だった、朝は少し寒かったので思わずセーターを着てしまった、日中は逆に暑いほどだった。
       最低気温 9.9℃(05:09)、最高気温 25.8℃(12:31)

 幸いに、5月最終日も天気に恵まれて、「本当にこれが最後」のコイノボリを揚げた、幟旗はもう何日も前に揚げるのはやめていたが、今日は洗濯されて、家の中にぶら下がっていた、来年までお役御免である。コイノボリの背景、今日は久しぶりい火山ガスがこちら側の山肌を下っていた。今日も何度か小規模の噴火があったらしい。噴火というとマグマ噴火をイメージするがそんなものではないそうだ。

 暑い中、今日はずっと伸び始めた竹を切ったり、あちらこちらの草刈りをした。

 犬の餌を買うためにホームセンターに行ったら、突然、「あっ!夏子ちゃんのお父さんだ!」という声に振り向くと、昨日の「町探検隊」が今日はこちらに来ていた。

 ネットで注文をしてあった、強アルカリ性電解液(還元水)が届いた、PH12.5とある、早速、夜、ハチが巣の中に入ってから、2号ウトの床面と、内側の壁面下の方にスプレーした。こんなに強いアルカリ液を直接、巣やハチにスプレーするのは躊躇するので、直接噴霧は見合わせた。1号ウトは昨日1個蜂子を見ただけで今日は全く見かけなかった。こちらにも念のために、そして、未だそういう現象が見られないJA1にも予防的に噴霧したほうが良いだろうか、今晩の2号ウトの噴霧の結果、明日の様子を見てから考えることにした。


平成23年5月30日(月)

 台風一過の快晴、とまでは行かなかったが、久しぶりに気持ちのいい青空と太陽が降りそそいだ。先日、もう最後のつもりで揚げたコイノボリ、今日も、また揚げることが出来た。(写真1写真2

 少し見ぬ間に、竹がどんどん生え始めた、このまま放っておくと元の黙阿弥になるので、なんとか柔らかいうちにと、午前中、刈り取り始めたところ、何やら裏の方でこどもたちの歓声が聞こえたような気がした、何事かと思って、裏に回って田の向こうを見やると、娘たちのクラスの子たちが、後から娘に聞いたところによると、先生に引率されて社会科の「町探検」という授業で、友達が住んでいるところを歩いて、どうも地図を作っているらしい、それで、今日は(町ではなくて村だが)、こちら方面に来たそうである。小生が見ているのに気がついて、「あとから寄りま〜す」と皆で大声を出してどこかへ歩いて行った。

 それからしばらく経って、村の中を通ってワイワイガヤガヤ、我家に皆がやってきたので、早速、ミツバチの巣を見学してもらった、(写真1写真2)こどもたちは喜んでいたようだが、今日はあくまでもクラスメートの家の確認が目的だったのだろう、後から考えたらハチウト見学の押し売りをしたようなものだった。だからだろう、先生が時間を気にされていたが、時間が足りなくなったようで、あの時間で給食に間に合うのかと心配するような時間になっていたが、夕方、学校から帰ってきた娘に聞いたところ、やはり予定していた立ち寄るところを少し端折ったということだった、先生に申し訳ないことをしてしまった。(写真1写真2

 そのミツバチ、1号ウトにも今朝、「蜂子出し」が見られるようになった、それと同時に、雄バチの巣房の蓋が巣門のところに落ちていた。これで、1号2号とも雄バチが生まれたことになる、近いうちに二つのウトから分蜂があるのだろうか。同時にしないでくれ、蜂子出しと分蜂、なんとも複雑な心境である。

 師匠(11/05/30)が自家用にストックしておいた、殺ウイルス、殺菌消毒剤「パコマ」(逆性石鹸)を送ってくれた。畜産農家や養鶏場などでは結構使われていて、宮崎では口蹄疫や鳥インフルなどが蔓延したので、結構ポピュラーな薬剤のようであるが、こちらでは薬局などで聞いてみたが全く無かった(畜協あたりで訊けばあったかもしれないが)、いよいよネット注文かと思っていたところにタイミングよく届いた。強酸性電解水、強アルカリ性電解水(還元水)、木酢液、そして逆性石鹸、同時に全部を散布するわけにはいかないので、ひとつずつ試しいくことにする。


平成23年5月29日(日)

 終日、雨、今日も雨量は大したことは無かった。なんだかもうずっと太陽を見ていない気がする。台風2号も九州を大きく外れて(というか、阿蘇から遠くという意味であるが)、普段よりも風が無く、午後に入って、四国沖まで進んで、あっという間に温帯低気圧になってしまった、コースは予想通りだったがあっけない終わり方だった。大山鳴動の口だ、まあ、大したことなくて良かったが、なんでも、今日より明日の方が風が強そうな予報が出ている。

 今日は、今日も、完全休養日だった。


 ウトの消毒に家にあった木酢液を床面に撒いておいた。そして、ネットで強酸性電解水とついでに強アルカリ性電解水を注文しておいた。生成器自体はバカ高い値段でいくらでも売っているが、水だけというのは意外と売っておらず探すのに苦労した。


平成23年5月28日(土)

 雨、ほぼ一日間断なく降っていたような気がする、ただし、雨量は大したことなく、夕方には阿蘇山が姿を見せていた。台風2号の直接的影響が出るのは明日のようである。

 直撃はなさそうであるが、念のために、デッキに雨除け、風除けに取り付けてある波板の釘止めの補強をしておいた。

 じっちゃいが今回の定期治療の最後の病院泊を終えて寄ってくれた。ウトを覗いたり、蜂子出しの善後策を練ったりしばらく歓談後、山越えで帰るために、雨を心配して早めに帰って行った。今日は泣くだろうかと太郎を抱いてもらったところ、最初のうちは神妙な顔をしていたものの、やはりとうとう、大泣きをしてしまった



平成23年5月27日(金)

 くもり、時々雨。関東地方も梅雨入りしたそうだ、いよいよ九州北部だけ梅雨入りから取り残されている、十分に梅雨空のようだが、まだか。

 「猛烈な」台風2号が近づいている、直撃は無さそうだが・・・

 2号ウト、今日も、蜂子出しが時々見られた、一方で、オスの巣房の蓋も見られ出した、この後、分蜂があったとしても、いずれ全滅の運命にあるのだろうか、なんとも複雑な心境である。

 ジャガイモの花が咲いている。花が咲いたら、摘んだ方がイモに回る養分が多くなるという人もいるが、関係ないと言う人もいる、関係ない方が正解のようだが。

 夕方、ほんの短い時間、ぽっかりと雲の切れ間が出来て、懐かしい青空が見えていた。


平成23年5月26日(木)

 ほぼ終日、雨量は大したことないが間断なく降り続いていたような気がする。このまま梅雨入りだろうか。(気象庁は、四国、中国、近畿の各地方が梅雨入りしたとみられると発表したそうだが、九州北部が置き去りにされている)。

 本日は完全休養日で、息の相手をして過ごした。

 2号ウト(ゴッド・マザー)、やはり蜂子出しかもしれない。今日もウトの前で見ていると、時々、蜂が蜂子(ウジ)を抱えて出てきて、そのまま抱えたまま飛び立って行った、数匹が巣門の前に落ちているのは、抱え損なったものだろう。それ以外に、例えば、昨日の今日である、分蜂を中止してなどの理由で、数が増え過ぎて、要らなくなった蜂子を間引きするようなことはあるのだろうか、大いに不安である。今のところ、他のウトではそのような現象は見られない。

 じっちゃいのてげてげ日記(11/05/26)


平成23年5月25日(水)

 晴れ、のち曇り、一時雨がザッと来る。
 
今日は束の間の晴れだそうだから、久しぶりにコイノボリを揚げた、コイノボリも5月一杯だろうから、おそらく、これからの天気を考えると最後のコイノボリになるだろう。柱がもてば来年も揚げるが、ここは風が強いし、柱が腐るかもしれないので、そのあたりはなんとも言えない。ただ、この後に、ダイポールの支柱になることは間違いのないところである(それも考えて立てる場所を決めたのだ)。

 先日立てた畝にカミさんがマルチを被せて、カライモなどを植えていたのが、スペースがたくさん余っているので、ホームセンターでキュウリやカボチャ、オクラ、バジル、シシトウなどなど手当たり次第に苗を買ってきて植えたが、まだ植える場所が余っている。

 午後三時頃、カミさんが、2号ウト、分蜂じゃないの、と報告に来た。行ってみると確かに巣門の周辺に沢山のハチが乱舞していて、空にもかなりの数が飛び回っていた。最近非常に活発に動いているので、もしかしたら、と取り込みの用意にかかったところ、急に大粒の雨が降り出して、結局そのまま皆巣の中に入ってしまった。その後で、ふと、巣門の前を見ると真っ白なウジが二匹転がっていた。スムシだと思ってとっさに払いのけてしまったが、よく考えたらスムシはあんなにズングリしていない、じゃあ、蜂の幼虫だったのだろうか、ということは蜂子出しか?と覗き窓を開けて中を覗いてみたが、この二匹だけだった、慌てて払いのけずに写真を撮っておけばよかったが払いのけた際に何処かに飛び散ってわからなくなった、ハテ、あのウジは何だったのだろう、明日またあるようなら、蜂子出しということなのだろうか、とにかく、総てが初体験なので分からない事だらけだ。師匠のブログによると、雨が降り続くと、トイレを我慢して便秘になるらしい(11/05/24)。


平成23年5月24日(火)

 小雨のち曇り。今日もストーブがあれば良いなとちょっと思ったくらい肌寒かった、もっとも夏姿だからだが。

 今日は外での作業は出来ないので、PCの前に座って、「坂梨村是」を読み下していったが、活字が潰れていいて読みにくかったり、今では使われない記号のような文字の読み方を知らべたりして、どんどん派生的にネット検索をしているうちに一日が終わってしまった。

 昔の文書(の写し)を見ていると時々、読みにくい、記号とも文字とも思えるものにぶつかることがあるが、坂梨村是にもでてくるので、調べてみた。「合略カナ」と言われる文字であることが分かった。詳細については「坂梨宿」の掲示板に投稿した。

 写真の左から、事、トキ、トモ、読むそうで、複数の文字数を一つにまとめたもののようで、この「事」のほかに、「より」という文字も、JISでPCの文字として認知されているそうである。

 台風2号、早々と米軍の予報が出ているが、いまから、そこまで分かるのだろうか。

平成23年5月23日(月)

 今日は、日付が変わった時が最高気温で、その後、夜が明けてから日中もそして夜になっても下がり続けている。いままでの暑さがウソのように、Tシャツ一枚ではさすがに肌寒くさえ感じられたが、せっかく衣替え?をしてしまった以上、今さら元に戻れずに我慢して過ごした。

 今日は終日、雨が降ったりやんだり、まるで梅雨のようだと思っていたら、九州南部では今日梅雨入りしたようである。ここは一応九州北部だから、まだ梅雨入りをしたわけではないがもう入ったようなものだろう。とうとうペンキ塗りが間に合わなかった。これから梅雨の晴れ間を狙って塗るしかない。

 娘が昨夜寝ていて何か虫に刺されて手と足が腫れて痛くて痒いというので、学校から帰ってから古閑医院に塗り薬をもらいに行った。どうもアレルギー体質のようで困ったものである。

 今日はボンの狂犬病予防注射の巡回接種日だったが、雨だったのでやめた。近いうちにまたやると思うのでその時に行くことにする。


平成23年5月22日(日)

 晴れのち曇り、夕方に向かって一時雨降る。

 仙酔峡のミヤマキリシマが見ごろを迎えているようだが、今日も火山ガスが山肌を下っていた

 ジャガイモのメイクインの発芽が悪かった。男爵は100%だったが、メイクインは半分はいっただろうか、同じ重さの種イモを買っても、1個当たりが大きくて重いので、数が少なくなるために、半分に切って植えたが、切り方が悪かったかな(尤も、男爵も半分に切ったイモも沢山あったが)。

 サトイモがようやく芽を出し始めた

 2号ハチウトがある場所の樹木、白い花が満開である、カミさんが何年か前にホームセンターから苗木を買ってきて植えたものだが、名前は忘れたと言う。なにか実に毒がある花だとか言っていたが。(写真1写真2写真3) (エゴノキの由・・・asobowzzどの)

 数年前に工芸滝室からもらってきたアヤメが今年も綺麗に開いた

 スペインの巡礼道CAMINO de SANTIAGOを歩いているjf1jtqから写真が届いた、なかなか良い旅をしているようだ。(写真1写真2



平成23年5月21日(土)

 晴れ、今日も暑い一日だった、午後から一時強く降るが間もなく止む、夕方になって雷がなっている。
     最低気温 16.7℃(04:19)、最高気温 27.5℃(12:46)

 坂梨宿場會で数年前、何年間か毎年植樹事業をしたことがあった。今日は坂梨地区に点在するその植樹の消毒作業をおこなった。(写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7

 併せて、天神橋際の竹林を整理した際の残竹が残っていたので、焼却作業をした。冬の焚き火は気持ちが良いが、もう夏と言っていい時期の焚き火は大変である。昼過ぎまで掛かって綺麗に片付いた(綺麗になったところを撮り損なってしまった)。(写真1写真2写真3写真4写真5写真6


 今日は小生68回目の誕生日である。人生にはいくつかの節目になる誕生日というものがある。例えば二十歳になった時だとかあるいは還暦の時だとか。そういったいくつかの節目に加えて、男の場合、父親が死んだ年齢に並んだ時がある。小生の場合、今日がその誕生日なのである。友人などに聞いてもそうだったという、親父の年齢まで生きるのが一つの目標になっているのだ、どうしてだろう。色々考えられるがうまく表現できない。女の場合は目標は母親だろうか、この気持ち、多分女には無いと思うが。

 68歳になって、いろいろ感じること、これも沢山あるが、書くのはなんとなく億劫である、とにかく親父が死んだのはこの歳だったのか、あの当時は随分年寄りだと思っていたが。もう38年前になる。

 小生の誕生日は同時に武藤肇の母上のご命日でもある、これはもう小生の誕生日を迎えることが無くなるまでセットになっている。小生は最後まで隠居をすることが出来ないだろう。

 娘とカミさんが手作りでケーキを作ってくれた。(写真1写真2


平成23年5月20日(金)

 晴れ、夕方、くもり、ほんの一瞬パラパラとくる。

 今日は昼間、山を下りて、ホームセンターのハンズマンにここでは手に入らないウト作成の材料を買いに行く、下界は暑かった。

 娘に毎月定額のお小遣いをやることになった、母親が、こうこうで、こんなものではどうだろうと言う、どこからそういう計算方法を採用したか知らないが、そういうことにして、小遣帳を付けさせることになったが、どっちみちここでは使う店も無いだろう。

 今年は坂梨は水不足だそうで、水源に水を貯めるためだろうか、ちょいちょい計画断水をしている。だからといって実生活にあまり不便を感じたことは無いが、水源の水不足とはどういうことなのだろうか。坂梨地区は独自に水源を持っていて、坂梨地区だけで水道を賄っているが、山に降った雨が伏流水となって湧きだす水が水源となっていて、いわゆる名水である。一時的に雨が降らないから水源の水が減るということがどうもよく分からない、というのは、地下水は、降った雨が何年も何十年も掛かって湧きだしてくるものだろうから、今年の雨不足がすぐに湧水量に影響するとは考えられない。小生が考えるに、雨不足で川の水が少なくなったために川の水を使うべき何かに水道水を使っているために水源の水が足りなくなっているのではないだろうか。因みに、僅かな量ではあるが、今年の我家のミニ田は休耕にした。
平成23年5月19日(木)

 今日も晴れ、もうちょっと快適を通り越して風があまり無かったので暑いくらいだった。そんな暑い中、屋外作業はヤル気が起きず、外にいてもその辺を少しあの辺を少し整理する程度で過ごした。

   最低気温 9.1℃(05:27)、最高気温 27.3℃(13:04)

 阿蘇山は今日も小さな噴火を繰り返しているそうだが、遠くから見る限りは分からない。

 ようやく軽トラックのスタッドレスタイヤを普通タイヤに取り替えた。

 来るべき電力不足に備えて世間では色々な省エネ策が検討されているが、一番やらないことだろうが、テレビをやめるのは大きな効果があるだろう。

 我家では理不尽な地デジ化に納得出来なくて、ということが大きなきっかけになって最近テレビを見なくなった、ニュースも何もテレビ自体を見なくなってどのくらいたったかなと思って遡ってみると、かれこれもう一月になる。見ないぞと決めて、翌朝、新聞を取りに行って、先ずテレビのスイッチを入れようとした。やはりこれは習慣だと言うことが良く分かった。それも一日二日、そして、今では全くそのようなことは無くなった、その代わり自然とラジオのスイッチを入れるようになった、今では全くテレビは見ていない、それで別に全然困らない。この一月、小生は100%見ていないが、カミさんはその間に、海堂尊の連続ドラマがあるから見たいと言って、夜、独りで見ていたことがあるが、それも、途中で見忘れて、それ以降は見ていないようだ。娘も、時々、名探偵コナンだとか、サザエさんだとか、を一二本見たが、それもその時だけで、今では全く見ない、見たいとも思わないようだ、そもそも娘は小学校三年なのに、宿題なんかやっているとテレビなんか見る時間なんて全くない、塾なんてものにも全く行っていないのに時間が足りないようだ、他の子どもたちはどうやって時間を作りだしてテレビを見ているのか逆に不思議なくらいだ、娘はよほど要領が悪いのだろう。

 もうテレビは見ていないので放送受信契約は解約しても良いと思っているが、出来れば、アナログ停波の瞬間を見届けたいので、それまで待つことにしている。それと、正直、心の何処かに、まだテレビが完全に無くなることへのかすかな不安があるから解約を躊躇している、小生だけなら、完全にアンテナを撤去して解約するのだが。

 ラジオを聞くようになって驚いたことがあった、ラジオでNHK杯将棋の実況放送をしていた。へえ、頭の中で棋譜を浮かべて皆聞いているんだと思ったら、そうでは無かった、並行してインターネットで棋譜を流していたらしい、そうしておいてラジオでは解説やゲストのトークを流していた。なるほどである、新しい形のラジオ放送である。最近のラジオはインターネットと組んで放送する場合が多い、NHKで午前中放送している「ラジオビタミン」というトーク番組も、視聴者がインターネットで送った画像をネタにして、放送している。今は、ラジオとインターネットが密接な関係にあるのだ。

 小生、今では首から小さなラジオをぶら下げて屋外作業をしている。今や家の隅でホコリを被っていた幾つかのラジオが存在感を増して、数が足りないくらいである。周辺でも農業が主産業なので、皆さんラジオをハウスなどにぶら下げて農作業をしている。ラジオの何が良いかというと、テレビのように音がする方向に顔を向けなくて良いということだろう、その分、時間に余裕が出来るのだ。皆さんに申し上げる、「テレビなんて要らないぞ」。

 更に、我が家にはエアコンは無い、引越しの時に向うで使っていたエアコンを持ってきたが取り付けていない、その必要が無い、真夏の昼間の一時、どうしてもというときは扇風機を回す、ここでは風を動かせばそれで十分である。

 以上、我家ではとっくに節電対策実施済みである。と言いたいところだが、我家はオール電化である、今後計画停電があると、給湯貯湯設備は夜間電力だから困らないだろうが、キッチンが困るだろう。常時PCが何台か動いているのでその分の電気代も馬鹿にならないだろう、暖房は薪ストーブなので電気も化石燃料も使っていない。


平成23年5月18日(水)

 すこしヒンヤリした朝、一時深い霧に包まれる、今日も五月晴れがつづく。
   最低気温 7.9℃(05:22)、最高気温 27.3℃(14:42)

 早朝、ハチが本格活動を開始する前にカミさんの手を借りて2号ウトの最下段に覗き窓用重箱一段追加。大分前から師匠が持ってきてくれていたが、下手に刺激してまた逃げらると怖いので、なかなか踏ん切りがつかなかった、最近活動が非常に活発なので、中が気になって今朝強行したが、心配は杞憂に終わった。ちょっと下から覗いたくらいではまだ巣が見えるほど成長はしていなかった。床に結構巣のクズが落ちていたが、これは何だろうか。

 女王蜂についてブログ「じっちゃいのてげてげ日記」(11/05/17)。

 ネットで色々読んでみると、ミツバチから見ると憎っくき存在だが、スズメバチも食物連鎖中の大事な生き物のようだ、害虫を沢山食べてくれるらしい、そういうことを知ると、ちょっと怯む(ひるむ)気持ちが生じて色々考えさせられる、スズメバチを駆除することで害虫が増えて農産物に被害がでることにつながる、一方で、ミツバチが増える事によって農産物の受粉の助けになって生産性が向上する、うーん、とにかく降りかかる火の粉は振り払わなくてはならぬ、それでどこかでバランスを取ってくれるだろう。まあ、人間が一番やっかいな存在であることは間違いないところだろう。

 阿蘇山の活動、落ち着いているようである、このまま静かになってくれるといいが、当地にRKKという民放放送局があるが、ここで阿蘇山の火口の鮮明なライブ映像を送っている、webmasterからリンクの承諾を取ってリンク欄に貼ることにした。

 半日かけて、屋根の竹の足場組みの続きをする、見る以上に急な斜面で、番線でハシゴ状の横棒を付ける。大工さんのシノを使って巧みに締め付ける場面を見て、或いはネットで研究して、締めつけようとするが番線が太くてどうしても上手く行かず、非常に無理な姿勢で格闘したので半日で体中がミシミシ、片側が終わってからつらつら考えるに、最初から下でハシゴを組んでから、屋根上げれば良かったのだ、バカみたいである。もう半分はそうすることにした。


 スペインの巡礼道CAMINO de SANTIAGOを歩いているjtqからのメール、先便は携帯が使える環境がに無くて、webメールだったようだ、だから現地のPCを使ってメールを寄こたから日本語環境がなくてローマ字だったいうことなのだろう、そしてこんどの移動地では携帯が使えて自分の携帯で日本語メールを送ることが出来たと言うわけである。それにしても便利な世の中になったものである。
「携帯電話がやっと使えるようになりました。ピレネーを超えて700km程やってきました。サンチアゴまで100kmほどになりました。やはり 日本語入力出来ないとヤヤコシイです。webmailを送りましたが届いていますか? 」



平成23年5月17日(火)

 晴れ。今日も穏やかに晴れる、風も強からず弱からず。ただ、黄砂の飛来していないようだったが、山だけでなく遠景が霞んでいた。噴煙でも火山ガスでもないと思うが、春霞というやつだろうか。

 昨夜、もう日付が変わっていたが、午前1時頃、突然、ドカンと家が揺れた。噴火か?と急いで山を見たが、月明かりに何事も無く山のシルエットが浮かんでいた。阿蘇で震度1だそうだが、震源が浅かったこともあったのだろう、場合が場合なので一瞬驚いた。火山活動と地震と関係があるだろうか。

 気象台の専門家の話によると、従来は火口底の熱が高まり火山活動が活発化することが多かったが、今回は目立った温度変化もなく、活発化を示す二酸化硫黄の放出や火山性連続微動は比較的低い水準で推移していた状況下での今回の噴火は異例のケースだそうである。熊日転載

 もう早速「異例のケース」、だそうである、人間は、東日本の大震災に限らず、自然のことは本当のところは何も分かっていないと言うことだろう。

 今日になって、阿蘇安心安全ネットワークによる火山情報が入った。
阿蘇山の火山情報について
送信日時:2011/05/17 (火) 11:02
現在、福岡管区気象台より阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2)が発表されています。
中岳火口から約1km圏内は立ち入ることができないため、火口を見学することはできません。
(阿蘇火山防災会議協議会
)

 警報が出されてもう24時間経っている、今ころ何だ、寝ぼけるな、である。これがもっと重大な災害だったらどうするんだ、ということにもなる。

 今日も小規模な噴火がいくつかあったそうだが、そう思って見るせいか、いつもより派手に噴煙が上がっているようだった

 今日は、畝を4本作って、ペンキ塗りのための足場を組んで、貰った薪を、きれいに乾燥してあるので、薪小屋に収納してと、久しぶりに真面目に働いた。畝は作ったので、マルチがけはカミさんにやっておけと言っておいた。足場は、屋根に掛かる部分は竹で組んだ。単管だと重すぎるので、コロニアルの屋根に負担が掛かるのため、軽い竹にした、更にブルーシートを座布団代わりに使って、屋根への負担を更に軽くする予定である。足場を竹で組むなんて、どこかの国のようだが、この竹部分は、屋根の傾斜が強いので、滑り止め程度に使うのでそれほどの強度は必要ないと見ている。

 今の時期のスズメバチについて調べてみた、どうも、今、飛んでいるのは女王蜂だけのようだ。たまたま二度続けてスズメバチが飛んできたので驚いたが、たまたま二匹の女王蜂の単独飛行だったのだろう、とすると、慌てて今、金網を用意する必要もなさそうである。昨日捕獲したスズメバチがいやに大きかったのは女王蜂だったからだろう。しばらくは単独で営巣をして、そのあとで卵を産むらしい。

 今の時期、色々な液体を混ぜてスズメバチを誘ってビンの中に集める方法があるようだが、これを作ってぶら下げると、ミツバチが入ってしまうことは無いのだろうか、無ければ一度試してみる手もある。

 スペインを旅しているjtqからローマ字でメールが届いたので、日本語に「翻訳」した。海外ローミングで自分の携帯を使っての送信だろうと思うが、日本語変換は自分の携帯だから出来そうなものだが、出来ないのだろうか、あとはデジタルデータを送るだけだから出来そうなものだが。
 konbanha ima supein no inaka ni imasu. nihongo nyuuryoku ga dekimasen. ato 150km de sanchago ni tuku yoteidesu. sonogo supein no nisi no hatemade ittekimasu. jikanga arisounanode hikouki ga toretara risubon mataha baruserona ni ittemimasu. pari de 3niti kankou sitekimasu. sonogo kopenha-gen ni yotte kankousimasu. kikokuha 6gatu11niti no yoyei desu.
 こんばんは、今、スペインの田舎にいます。日本語入力ができません。あと、150キロでサンチャゴに着く予定です。その後、スペインの西の果てまで行ってきます。時間がありそうなので、飛行機が取れたらリスボンまたはバルセロナに行ってみます。パリで3日観光してきます。その後、コペンハーゲンに寄って観光します。帰国は6月11日の予定です。



平成23年5月16日(月)

 穏やかに晴れる。

 11時過ぎだったか、ラジオで国会中継を聞きながらハチウトの観察をしていたら、突然放送を中断して臨時ニュースが流れた、阿蘇山の噴火情報に関してである。山を眺める限り特に変わった風でもなかったが、早速、ネットで情報を検索した。
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火山名 阿蘇山 噴火警報(火口周辺)
平成23年5月16日11時00分 福岡管区気象台

**(見出し)**

<阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
火口から1km程度の範囲では、噴火に対する警戒が必要。
<噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げ>

**(本 文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 本日(16日)10時00分頃、中岳第一火口でごく小規模な噴火が発生
し、灰白色の噴煙が火口縁上500mまで直上に上がっています。
 中岳第一火口の火山活動は高まっており、今後、中岳第一火口から概ね1
kmの範囲に大きな噴石を飛散させる噴火が発生すると予想されます。

2.対象市町村等
熊本県:阿蘇市、南阿蘇村

3.防災上の警戒事項等
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石に警戒が必要です。
 風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
 降雨時には土石流に注意が必要です。

<噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げ>

**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時
要援護者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)

(補足:平成19年12月1日から噴火予報・噴火警報を発表しています。
今回の警報は、従来の火山観測情報に相当します)
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 ここのところ、ちょうど話題にしていたところであるが、やはり何かが起こっていたのだ。今のところ、だからどうだと言う段階でもなさそうだが、自然が相手なのでやはり気になる。夕方もいつもの阿蘇山だった

 「風の便り」のカウンターが昨日から異常に伸びているが、これはやはり噴火情報を求めてのアクセスだろう。小生はニュースを聞いてすぐに情報を載せたが、市の防災無線も熊日のニュース速報もずっと後だった、我がサイトのキャッチフレーズである、「風の便り、どこよりも早く地元の情報」。

 もう少し先かと思っていたら、気がついたら600,000をいつの間にか超えていた、キリ番の人に記念品をと思っていたが、どなただろうか。

 とちょうど書いていた時に、掲示板に書き込みがあったという合図が、開いてみると、なんとなんと・・・・
600000 投稿者:asobowzz 投稿日:2011年 5月16日(月)20時34分28秒
60万アクセス突破 おめでとうございます。
http://green.ap.teacup.com/asobowzz/
 asobowzzどのでしたか、何か記念品をお送りしますね。(ジャストじゃなかったそうです)
ついでに例によってこの花は?(ムラサキツユクサ・・asobowzz)

 今日またスズメバチが現れた、早速とらまえて、カメラの前で展示をしたが、そのうちにまた一匹現れた、しかしすぐに飛び去ったので、展示用のスズメバチをネズミホイホイの上に囮として載せておいたが、なんだか非常に大きいスズメバチだった。早速巣門に金網を張る手立てをしなければならないが、金網を張ると大部隊で展開出来ないと思うが、分蜂に支障は無いのだろうか、そもそも分蜂の季節にスズメバチは出現するのだろうか、今年のスズメバチとの闘い、思いやられる。

 夕方、哲史さんが薪をトラックで届けてくれる。立派な薪である、もう何時でも燃やせるくらいに乾燥しているが今度のシーズンまで大切に保管だ。


平成23年5月15日(日)

 おだやかに晴れる。最近は機械で田植えをするので昔ながらの田植え風景にはお目にかかれないが、田植え機で植えた後、植え残したところを手植する。その時に昔ながらの田植え風景が少し再現される。昔も今も、そして、だいたいどこの田でも、早乙女の衣装というものは同じようである、なかなか風情のある景色である。

 前から約束していたので、娘に付きあって、阿蘇神社脇の広場で開かれた「ふれいあいどうぶつランド」に行く。ヤギだとかロバだとかヒヨコだとか、色々な小動物と触れあえるイベントで、毎年連れて行っている。同時に開催された「ビンゴ大会」が人気があって、主に子どもたちの賞品が魅力があるとみえてこんなにこどもがいるのかというくらい集まる。娘は、というより、我家は代々くじ運が悪くて、今日のビンゴ大会でも、はやく数列を完成させた子はさっさと賞品をもらって帰るが、娘はなかなか完成できず、結局都合4時間、小生はただ所在なげに待つだけであった。その間に分蜂があるのではないかと気が気では無かったが、今日も無かったようである。
 ふれあいどうぶつランド 連続写真 1/2(12枚)
 ふれあいどうぶつランド 連続写真 2/2(12枚)

 (ところで、この催し、何処の主催かと思って娘が持っているチラシを見たが相変わらずホームページには案内めいたものは一切なかった、宝の持ち腐れである)

イベント会場の弁当が売り切れていたので、参道わきにある小さなレストランに入った。500円、つまりワンコインでランチが食べられる、ビーフシチューに好みの飲み物付き、パンは食べ放題である。この店はもともと国道でパン屋さんをやっているので、色々なパンがあり、パンだけでも美味しい、バターも付いている。ビーフシチューも美味しい、小生はコーヒーを頼んだが、ちゃんと淹れてある美味しいコーヒーだった。ワンコインでは採算が合わないだろう、気の毒になるほどの内容である。

 またスズメが巣を作る季節になって、今日も、煙突からスズメが落ちてきたばい、という娘の声に、部屋にも戻ってみたが、その後、煙突の中からバタバタという羽音がしないので、ストーブを開ける事はしなかったが、ストーブを開けて外に出してやるのは部屋中をやみくもに飛び回って結構大変なのである、今の季節、しばらくは頻繁に落ちてくるので、屋根に登って煙突に袋を被せた。適当なものは無いかと探したが、ミカンがたくさん入って売っているネットがあったので、それを被せようとしたがサイズが全然合わなかった。考えてみたら、通気性は要らないわけだから、ネットである必要はないのでゴミ袋を被せてヒモで縛っておいた、まあ、あまり見栄えは良くない。

 いつも小生が太郎を風呂に入れているが、たまにはお前たちがやれと、母娘に任せた。母親が先に入って、一通り自分を洗ってから太郎を入れるのだろう、娘が、太郎を脱がせて浴場に連れて行くのに動き回るので四苦八苦していた。(写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8写真9
2011/05/15 16:17 【共同通信】
阿蘇山で小規模噴火 2年ぶり、火炎現象も

 「福岡管区気象台は15日、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口で同日午前、ごく小規模な噴火が発生し、火口の北東約2キロでごく少量の降灰を確認したと発表した。阿蘇山の噴火は2009年2月4日以来2年ぶり。

 同気象台によると、中岳第1火口では13日正午ごろから、火口内にとどまる小規模な火山灰の噴出が断続的に発生。14日夜には噴出した火山ガスが自然発火し、炎が噴き出るように見える「火炎現象」も確認されるなど、火山活動はやや高まっている。

 福岡管区気象台は「火山性微動は観測されておらず、現時点では火口周辺に影響を及ぼすような大きな噴火の兆候は認められない」
   やっぱりね・・・・、今日も、火山ガスが東に向かって山肌を流れ下っているのが見える。あまり過去の経験が参考にならないことが起きているので、やはり気になる。

 今日は急にアクセス数が増えている、火山関係だろうか、ハチのwebカメラのせいだろうか。

 「じっちゃいのてげてげ日記」ハチ情報(11/05/15)


平成23年5月14日(土)

 今日は素晴らしい天気になったが湿度が低かったのでカラッとした、あるいは少しヒンヤリした日中だった。
    最低気温 10.3℃(03:02)、最高気温 20.6℃(14:50)

 田植えのシーンとコイノボリを写真に取りたかったが、田植えの日は風が強くてコイノボリをあげなかったので、田植え後の風景とコイノボリの写真になった。端午の節句は終わったが、もうしばらくは余韻のコイノボリである。

 今日も火山ガスが山を下っているのが見えた、市の広報放送でも、喘息や気管支炎の注意を呼び掛けている。原因は中岳の火口湯だまりが無くなっており、本来であれば湯だまりに溶け込むガスがそのまま空気中に放出されているということらしい。湯だまりは火口から蒸発する量から計算すると、雨の量なんかよりもはるかに多くの水が蒸発していることから、雨水よりも地下水などが火口に溜まって出来るほうが大きな割合を占めているそうで、それが蒸発してしまうと言うことは、マグマが直接間接的に影響して通常よりも高温の状態であることは間違いがないことであるが、今のところ噴火の兆候は無いと言うことであるものの、大いに気になるところである。

 今日はハチは総じて落ち着いた状態だった、最近は、2号ウト(ゴッドマザーのウト)のハチが一番活動的で、ひきも切らずに出入りを繰り返していて、半数以上のハチが盛んに花粉を運んでいる。丸胴の巣門は5個くらいだが、重箱式は一面全部が開いているので出入りの数が多いのだろう。ハチは社会性があるといっても交通ルールまでは決めていないようで、丸胴の場合、出るハチと入るハチがいつも狭い巣門で揉めている。一方通行にすればいいのにと思って見ている。

 今日、2号ウトにスズメバチが一匹飛来して巣門のところでミツバチを狙っていた、捕虫網を取りに行っている間に居なくなって再び飛んでこなかった、今の時期に居るんだと思って驚いた、久しぶりに見るせいか、スズメバチ、大きかった。はやり今の時期でも網をしておいた方が良いかもしれない。

 ようやく二基の重箱式ウトがほぼ完成した(写真1写真2)。暫くアク抜きをして、両サイドに横桟を打ちつけたら完ぺきである。だんだん要領を掴んできた、次回はもっと効率よく作ることが出来そうである。


平成23年5月13日(金)

 今日は寒かった、が正直な感想である。夜の会合には冬のセーターを着て行って正解だった。
  最低気温 11.8℃(07:33)

 風と雨が空気中のゴミを落として視界良好となるはずがまた黄砂のやつ、である。それでも朝のうちは秋の様な澄んだ空が見えていた。

 6年生が今日から一泊で長崎方面に修学旅行に出かけた。10名前後の児童数だから、修学旅行というよりはグループ旅行の様なものだろう、だからかどうか知らないが今年も似たような児童数の周辺の他の小学校の子供たちと三校合同で行っているようである、やはり賑やかな方がいいからなあ。

 西側の孟宗の竹林の整理をした、もう大分伸びていて、押したくらいでは倒れず、結局ノコを使った、もう少し早くすれば良かった。この部分は、一方が田で反対側が家屋やケーブル類が張ってあるので、冬の間の田が休んでいる時は良いが、田植えが終わった今となってはもっと伸びるとどちら側にも倒すことができなくなり大変なので、そろそろ切り倒す限界だった、他の場所は切り倒すのが大変になるが何時でも出来る。

 我家の入口のところの田植えが今日あった、これで我家の周囲は全部田植えが終わった。

 今日もウトの制作を続ける、工程が沢山あって、結構大変な作業である、師匠からいい気になって沢山使わせてもらっているが、作ってみてその大変さが良く分かる。それに加えてまた分蜂するのではないかと作っていて気が焦る。そのハチ、今日も何とも悩ましい動きをしていた。

 長らく(二年くらいになるか)休会していた坂梨宿場會に今夜から復帰させてもらった。


平成23年5月12日(木)

 昨日からの大雨や雷の注意報は杞憂に終わった。素人でも、いや素人だから、昨日の雲の動きを見ているともう九州には雨は降らないだろうと思っていた。

 だた、今日は終日、霧のような細かな雨が降り続いていた、気温も決して低い方では無かったが、いままでが異常に暑かったので、今日はなんとなくヒンヤリとしていた、これが阿蘇の普通の気温だろうと思う。
    最高気温 21.3℃(11:46)

 大雨などの注意報に替わって今日は濃霧注意報が出されていたが、確かに午後の2時頃だったろうか、一時車で走っていて危ないくらい濃い霧が出た。

 夕方になってようやく明日の天気の予兆というのだろうか、雲間から日が射しこんでいた

 今日は朝と夕方にチラッとハチの様子を見た以外は特に注意を払わなかった、異常無し!である。

 雨を避けて下屋でノンビリとウトの制作をして過ごした。

 雨の中、S賀さんが我家の田植えをしてくださっていた。


平成23年5月11日(水)

 昨日からの強風に時々強い雨が続く、さすがに今日はハチはおとなしいなあと思っていたが、昼を過ぎて、風はあるものの雨は止んだ、しかし、このあと大雨になる予報が出ているし、こんな天気に、何もないだろうと思っていると、蜂球板にハチが10匹くらいまとわりついて飛び回っている。その近くに昨日分蜂したJA1のハチもウトの周囲で結構飛び回っている、1号ウトのハチも静かだがなんとなく怪しい雰囲気はある、さて蜂球板のハチはどちらのハチだろう、あるいは全く別の所からとんで来たハチなのだろうか(わざわざ遠くから飛んできて蜂球をつくることはあるのだろうか)、飛び方が早いので、どこから来ているのか分からない。もし、JA1だったら、自分たちの匂いが懐かしくて傍で遊んでいるのか、あるいは、今の場所が気に入らなくて再度蜂球を作って、べつのところへ集団移動する準備でもしているのだろうか、そもそも、そういう場合、直接移動しないで、蜂球を作るのだろうか、と色々想像をめぐらしていた。そもそも蜂球板はいつまでも置いておかずに、撤去したほうが良いのだろうか。

 動きが気になって、結局、1時頃から4時半ころまで、ずっと近くで観察し続けた。そして、午後3時頃だったか、1号ウトからまた急にゾロゾロと湧きだすように沢山のハチが出てきて、その一部が乱舞し始めた。やはり来たかと、雨が気になったので、今回は時間との勝負になるなとカミさんに声を掛けて準備にかかったが、そのうちに、何が合図なのか、またあっという間にウトの中に引っ込んでしまった。

 結局、今日は何事も起こらなかったが、天気が気になって気が気では無く、何度もレーダーを見ながら非常に精神的に疲れた、なんとなくもう一回ありそうな気がするが、どうせならもっと天気のいい日にゆっくりやってくれよ。(じっちゃいのてげてげ日記11/05/11・・・交換日記のような・・)

 今晩は朝鮮半島にある前線が南下してくるそうで、それに南からの湿った空気が流れ込んで、阿蘇地方には大雨・洪水・強風・雷注意報が出されている

 今日も阿蘇の山を火山ガスが混じった雲が這い下りているのが遠望出来た、(この転載添付画像は昨日の様子だが)、夕方、娘のアゼリアでの水泳教室の迎えで坂梨を通ったが、亜硫酸ガスの臭いがした、我が家は坂梨のはずれで、風向きの関係でここまでは臭ってこないが、こういう現象は珍しい。

ちょっと目を話している間にタケノコが竹になりつつある(写真1写真2)、早いところ倒さないと後が厄介である。地面から顔を出したタケノコ、頭の上に玉切りした木があったとみえて、頭が腐った幹の中に入ってひっくり返し損なっていた。

 10年も住んでいて、敷地内に藤の花があるということを家族の誰も知らなかった(写真1写真2)。気がつかないほど広大な敷地ということでは決してないが、お向かいの先日亡くなった御主人が丹精を込めて育てておいでだったのだろう、二階の婆様の部屋(だったところ)からすぐ近くだったのに、いままで他の木に遮られて見えなかったのかもしれない。

 jf1jtqが今度はスペインの巡礼道CAMINO de SANTIAGOを歩いている、現地から絵ハガキが届いた。この巡礼道は有名で小生も何度かテレビなどで見たことがある、四国道とはまた違った趣があるのだろう。パケ放題は向うからは無理なのだろうか、レポートは送ってこないだろうか。冗談でなく、「CAMINO」とは「神の」かと一瞬思ったがそんなことありっこない。(写真1写真2



平成23年5月10日(火)

 風強く終日吹き荒れる、加えて断続的に雨が降る。今夜中荒れるらしい。

 今日は朝から強い風が吹いていたのに阿蘇地方には特に強風注意報はだされていなかった、予報では阿蘇地方、終日3〜4メートルとあったのに朝から15m近くの風が吹いていた、午後2時をすぎてからようやく阿蘇地方にも強風注意報が出された。

 フィリピン付近で台風1号が発生したそうであるが今日吹いている風は台風の余波でないだろう、台風はまだ南の方にあり、その台風も海面温度がまだ高くないので北上するつれて弱まって温帯低気圧になるとか言っていたから。それにしても台風並みである。

 また今年も台風進路予想に一喜一憂する季節がやってきた。加えて今年はハチを飼う楽しみが増えると同時に、ウトが風で倒れはしまいかという心配の種も増えてしまった、ブロックを重しに乗せているが、気になって何度も見回りに行く。

 昨日取り込んだJA1号ウト、取り込みのために蜂球板の傍に置いたが、2号基と距離が近い、どのくらい近くてもかまわないのか分からないので、昨夜、暗いなかそっと場所を移動させて、このあたりに置くことにしたがどんなもんだろうか。天候不良であまり外に出ていないがそれでもすでに花粉を運ぶハチを何度も目にする。
(ウト間の距離について・・てげてげ日記110515

 他のウト、今日はさすがに朝から大人しかったが、午後3時頃だったろうか、風雨ともに止んだ時だったが、また1号ウト、沢山のハチが急にもぞもぞと巣門のところに集まりだした、一部はブンブン飛び回っていた、まさか、とは思ったが、2回目の分蜂と3回目の分蜂の時は翌日だったので、今回も既にその予定で総てのプログラムが動いていて、今さら変更中止は出来ないのだろうかと、慌てて5号ウトの横桟補強をして備えたが、その後、雨風とも強くなって全部ウトの中に撤収してしまった。いくらんでも、こんな暴風雨の中では分蜂は無理だろうと思う、今日は手のひらで掬ってやろうと思っていたが。

 今回の分蜂が起きた日付の記録である。(1)4/14、(2)4/25、(3)4/26、(4)5/9 もう十分だと思ったがもう一回くらいいいかなとも思っている。


平成23年5月9日(月)

 晴れ、夕方になって時折ザッときている、今晩から雨になるようである。今日も暑かった。今日の風向きで、中岳の噴煙だろう、仙酔峡側に山肌に添って下ってきているのが見えた、火山ガスの臭いも多分一緒だろう。
  最低気温 16.6℃(00:30)、最高気温 26.5℃(12:18)

 
 「じっちゃい阿蘇1号」はハチが居たから命名したのに、肝心のハチが居なくなった今、カラのままで、その名前を存続させるのも妙なので、次回群れが入った場合にそのウトに改めて命名することにして今回は一旦解消する。

 今朝は蜂の群れが昨日までと比べて非常に少ない、夜間分蜂なんてあるのだろうか。それともうんと早朝分蜂したのだろうか。

 以上は、朝のうちに備忘録としてここまで書いておいた。その後の展開で不要になる部分であるが、因縁めいているのでこのまま時系列で記述する。

 午前中、4号ウト(元「じっちゃい阿蘇1号基」)の横桟取り付け補強作業をする。

 10時半過ぎ、本日は村内の、我家からは目と鼻の先に本山がある日本山妙法寺の開祖、日達上人の第二十七回追孝報恩会が催され、ご挨拶だけをしに伺う。帰る途中、カミさんから、分蜂が始まったわよ、という落ち着いた声で電話が入る、我が家はもう分蜂は慣れっこになっていて慌てる事も無い。

 小生も出掛ける前にちょっと覗いたら、朝方の静けさとは違ってまた賑わしくなってきたなあと思って出掛けたので、電話を受けてやはりそうかと別に驚かなかった。とうとう4回目の分蜂が始まったようである、そうでなければあのハチの数のままでは収まりがつかないと思っていた。やはり今回も11時頃だった。

 家に戻ってみると、もう空中、そこかしこワンワンと乱舞が始まっていて、しばらく観察していると、1号ウトのところと、第二回目の分蜂の時に蜂球を作った場所との二か所に大きく分かれて蜂球を作っている。一度に二つの群れの分蜂なんかあるのだろうかと師匠に電話を入れたが生憎とつながらなかった、さて、どうしたものかと思っていると、そのうちに、1号ウトに出来ていた蜂球が徐々に最初の蜂球板の方に移動し始めた。やはり一度に二群の分蜂は無かったのだ。

 それを確認してから、やおら、取り込みの準備にかかるが、カミさんが、以前作っておいたレジ袋を二つつないで作った取り込み袋をみて、その袋、少し小さすぎない?作り直したら?というので、そうだねと、家に取って返して、ゴミ袋を二つつなげて一回り大きな取り込み袋を作った。以前なら、分蜂真っ最中に、そんな悠長なことは出来なかったと思うが、時間はたっぷりある、もう、落ち着いたいたものである。ユックリ慌てず袋を作った。

 そうしておいて、今朝ほど、横桟を取り付けて補強して、同時に一旦命名を解消したばかりの元「じっちゃい阿蘇1号」を蜂球板の下に持ってきて置いた。

 そうこうしているうちに、蜂球の方も騒ぎが落ち着きはじめ、飛び回るハチも居なくなった。それを見届けてから、ゆっくりと蜂球の下に袋を広げて塊が出来るだけ大きくなるようにして袋の中に落とす、そうして、一旦、袋の中ほどを縛って、更にもう一度蜂球板に取り込み残したり、飛び立って戻ったりしてまた蜂球を作っている塊を袋の中に落として、ひとまとめにした。

 それから用意したウトの天板をはずして、袋の下のひもをほどいて一気に中に落とし込んだ、ただ、ここで、イメージトレーニングどおりにはスムーズにいかず、ちょっと手間取った。それでも何とか入れてから天板を被せたが、その時に数匹、下敷きにしたようであるが、それでも今までに比べてたら、まだまだ改善の余地はあるものの、概ねスムースにいったほうである。

 群れをウトの中に落とし込むにあたって、下の巣門を開けておくとそこからまた逃げだすといけないので、木片で塞いでおいたが、そうすると外で乱舞している取り込みそこなった群れが行き場が無くなると思って、木片を取り除いたところ、ワッと巣門から入れ込んだばかりのハチどもが這いだしてきたが、それも一時で、また再び巣の中に戻って行った、外で乱舞していたハチたちもウトの周りに集まって飛び回っていて、徐々にほとんど全部が中に入って行った。蜂球板に最後までの残っていた少量の蜂球も、少しずつウトの方に移っていって、最後には全部、ウトに収まったようである。追加で袋に取り込んだハチも巣門の近くで出してやると、概ねウトの中に入っていくか、周囲を飛び回ってそのうちにウトの中に入って行った。

 さて、ここからだが、全部がウトに入ってしまったと言うことは、ウトの中でまた蜂球でも作って、何処かに飛び立つ準備をしているのか、あるいは、ここを一応落ち着き場所に決めたのか、経験の浅い小生には分からない。

 それから、今はあくまで仮置きの場なので、これを何処に移動設置しようかと思っている。これでめでたくもまた「じっちゃい阿蘇1号」(今後JA1号と呼ぶ)があっという間に復活した、どうかそのまま、定住してくれるといいのだが。

 これで1号ウトも落ち着いてくれるだろう、分蜂はもういいだろう。それにしても、今晩から数日天気が悪くなるようだ、絶妙のタイミングだったと言うことになる。

 4回の分蜂で、少し会得したものがある気がする、まだ試していないが多分間違いないと思う。これは、人の書いた体験談などを読んだだけでは分からない、というより気がつかない、実際に体験したことと併せて初めて分かることではないかと思う。今までは、必ず蜂球を袋に落とし込んでいたが、どういう方法を採っても、そのために必ず驚いてハチが乱舞することにつながっていたのだろう。人の体験談などを読むと、蜂球にそっと両手を突っ込んで優しく手のひらですくってから新しいウトに移す、なかには素手でやる人もいるとあった、へえ、手でやるのか、素手でやるのかあ、凄いなあと、手でやることに対しての驚きだけしか無かった。ところが、実際は、蜂球を作っているハチは静かにそっと手のひらで掬ってやっても飛散しないのだ多分、ただひたすら蜂球を作ることに熱中しているのだ、だから、袋にどっと落とし込むよりは、手ですくってやる方が理にかなっているのではと思うのである、だから、次回はそれをやってみよう、勿論手袋をしてだが。ただ、その場合、女王蜂を見極めなければならないと思う。

 なお、本日をもって、「豊後街道坂梨宿和蜂愛好会」(略・・坂梨和蜂之会)を設立する、会員は小生のみである。

第四回目 分蜂連続写真 1/2(10枚)
第四回目 分蜂連続写真 2/2(10枚)

 日本年金機構から年金の生計維持確認届けの用紙が送られてきた。そういえば、こういうシチュエーションは極めて珍しいだろうが、老齢年金を受給している者(つまり高齢者)に子が誕生したら加給年金があるのだろうかと思って、尋ねてみた。65歳までだったらあるそうであるが、それを過ぎるともう無いそうである。だから娘の分は加算されているのか。歳とってから良く頑張ったねと言って付かないのか、へえ、そんなものか。

 本日の太郎の表情


平成23年5月8日(日) 母の日

 晴れ。今日は朝からやけに暑い、シャツ一枚になっても暑い、この時期こんなに暑いのは己の体調でも悪いのかと思ったら、なんのことはない、後から記録を見て納得した、正に夏であった、もう少しで真夏日になるくらいの暑さだったのだ。夕方風呂からあがって、暑さに、少し扇風機で冷やそうかと思ったが、ままり急のことなのでまだ扇風機の用意がしてなかった。

 最低気温 17.4℃(01:33)、最高気温 28.2℃(14:20)

 今日は、活発に営巣中の2号ウトの整備をした。観察しているとアリが結構出入りをしている。このウトは重箱式で重箱と重箱の間にどうしても隙間が出来て、そこから侵入して貯まった蜜を取っているのだろう、また、重箱式は丸胴と違って力の入れ具合でずれる恐れがある。ニホンミツバチの巣は西洋ミツバチの巣に比べて弱いので下手に力が加わると落下する恐れがある。師匠と相談して補強することにした。先ず重なっている部分をガムテープで塞いで、その上から板で止めた。カラのウトであればインパクトドライバーで一気に止めるのだが、下手に騒音と振動を与えたら、また臍を曲げる事になりそうなので、ドライバーを使って手で静かにビス止めをした。これで安定したら一番下に覗き窓用の重箱を追加する予定である。

 一方、1号ウト、相変わらずで、もう、驚かなくなったが、それでも、どうしてこんなに外にたむろするのだろうか、向かって右側の群れは風を送っているのがわかるが、左側の群れがただ固まってじっとしている、もしかしたら、分蜂の合図待ちかと気をまわしてしまう、蜂の生態はまだ全く分からない。

 夕方近く、そろそろ上がろうかという頃になってカミさんが、明日畝を作ってくれという。じゃあ、今やってしまおうと、菜花を半分以上刈り取って、トラクターで一気に耕した、とりあえずは、ものの30分で終わった。



平成23年5月7日(土)

 うす曇りのち夕方近くから霧のように煙るような雨になる。朝のうちは、澄んだ空気の中、雲の切れ間から山が美しい姿を見せていた、一時野焼きで真っ黒になっていた山肌もいつの間にか緑に覆われている。田にすっかり水が入って空が広くなった。(写真1写真2写真3写真4
    最低気温 14.7℃(01:15)、最高気温 22.7℃(12:58)

 今日は非常に残念なことがあった、と言っても、別に命にかかわることではないが。

 今朝になって、じっちゃい阿蘇1号基のハチの出入りがないことに気がついた、昨日までは確かに出入りをしてたのだ、そういえばアリが出入りしている、もしかしたら・・・

 そのうちに、熊本で定期治療を終えてじっちゃいがやってきた。早速、ウトをひっくり返してみたところ、巣の中はもぬけの殻、悪い予感が当たった、集団脱走したのだ。日本ミツバチには割合こういうことがあると言うことを聞いたことがある。一昨日の夜、ハチウトの中を鏡を使って覗いて、その上にフラッシュを焚いて写真を撮ったことで嫌気がさして逃げ出したのだろうか。そもそも、この群れは、大騒動して取り込んだものだ、もしかしたら、それがトラウマになっていたのだろうか(勿論100%小生の素人解釈である)。

 跡には、小さいながら巣が三枚綺麗に成長中だった、見事なハニカム、自然の造形の妙、そして、一部にはもう蜜が貯まっていた。間違いなく女王蜂を頂点とするコロニーが形成されていたのだろうが、本当に残念で、師匠には悪いことをしてしまった。師匠は、こんなことはいくらでも起きる事だと涼しい顔をしていた。(写真1写真2写真3写真4写真5

 ほんの駆け出し蜂飼いにとって、複数回の分蜂、取り込みの成功と失敗、集団脱走、短い期間ではあるが本当にいろいろなことを経験させてもらっている。

 娘のクラスメートが遊びに来ていたので、爪楊枝で少しだけ貯まった蜜をなめさせやった。日本ミツバチの蜜は品が良い味がする。

 一方、一号基のウトのなかは、巣がいっぱいに出来ていて隙間もないほどだった(写真1写真2)、しかし、思ったほどウト全体は重くないそうなので、何度も分蜂をして、その度に出て行くハチが腹いっぱい蜜を吸っていったのでそのせいかもしれないとのことである、今後、この巣に蜜が貯まる時期を見極めて採蜜をするタイミングを見定めるのが難しいそうである。

 現在の状況・・・1号基(満室)、2号基(只今活発に営巣増加中)、3号基(過日脱走により空室)、じっちゃい阿蘇1号(4号)基(本日脱走により空室となる)、5号基(空室)、6号基(一部工事中)、以下制作中



平成23年5月6日(金)

 曇り、夕方近くなってポツリポツリきている。もう寒いと言う季節ではないが、すでに薄着になっていることや日が射さなかったことなどで気分的にはなんとなく肌寒さを覚えた。

    最低気温  12.2℃(05:04)、最高気温  17.7℃(15:20)
 
 大型連休が終わって(あるいは合間の)久しぶりの登校班、全員元気集合、そして登校

 昨日作った畝にツルもののネットを張る、このネット、もう3年目くらいだろう、いつも分解しないで、そのまま地面から引き抜いて転がしておいて、また翌年そのまま突き刺して作業の手間を省いている、苗は後日である。

 下屋の中の整理のついでに、ホイストを設置する。このホイストは婆様の昇降用に取り付けた初代の機械である。異音がするので分解して油を注せば直ると思ったが、こと命に係わる機械なので、買い替えて倉庫に放り込んであったものである。ウエルダーの移動くらいでしか使うことは無いだろう。

 太郎の月誕生日(という言葉があるのかどうか)、生後10カ月目、定点観測は昨日繰り上げ実施済み。


平成23年5月5日(木)  こどもの日

 文句なしの五月晴れ、黄砂もここではほとんど気にならなかった。
   最低気温 11.0℃(04:27)、最高気温 22.4℃(14:49)

 今日がコイノボリの本番の日だが、ちょうど田に水が入ったので、朝のうちに田に映るコイノボリを、と狙ったが、元気よく泳ぐということは風がある程度必要だと言うことで、そうなると水面にさざ波な立つ、つまり、二律背反である。しかし水面に我家が浮かぶ季節になってしばらくはこの風景を楽しめそうである。

 今日は、トマトの定植と夏野菜用の畝作りマルチかけをする、その合間合間にウトの制作の続きと、ミツバチの観察をして、一日中屋外で過ごす。今日も何度かザワザワしたが分蜂は無かった、このようにウトの周辺に沢山のハチがでてくるということはどういう意味があるのだろうか

 カミさんも珍しく時間が出来たとみえて花壇の雑草抜きをしていた。

 明日が太郎の定点観測日だが、菖蒲湯を立てたので、一日早い定点観測となった。 10.2キロ。
夜には、娘が太郎のカブトを新聞で折ってやっていた。

 今日の太郎の表情数点(写真1写真2写真3写真4写真5

じっちゃい宛ての日記メール
 「師匠!吉報です、今夜、娘に手伝ってもらって、「じっちゃい阿蘇一号基」のウト内の写真を撮りました。まだ小さいですがしっかり三枚巣が出来ていました。巣が出来ていると言うことは、女王蜂が居ると言うことだと思いますが、取り急ぎご報告です。しっかり管理させていただきます。おめでとうございます」

 ウト内を見る場合は、わざわざ夜間、動きが止まってから、手鏡を下から差し入れて巣の天井方向を見るようなことをしなくても、日中の活動中でもウトを傾けて見れば良いのだが、重箱式は傾けた場合、各重箱がずれる恐れがあり、それが原因で巣を壊すことになってもいけないので、今夜の方法を採った。仕事が終わったその足で、わざわざ宮崎からかけつけてくれて取り込んだ群なので、本当に良かった、絶対に女王蜂は取り込み損なったと思っていた、これは奇跡に近い。


平成23年5月4日(水) いつのまにここに居たかや「みどりの日」

 昨夜は1時過ぎに寝たが、習慣でいつものように4時頃一旦目が覚めたが、無理して二度寝して5時半に起きる。阿蘇谷は朝から深い霧(同じかすみでも黄砂と違って情緒的であると言いたいところだったが、今日も昨日ほどではなかったが黄砂で遠景霞む)。

 日が昇るにつれて霧も晴れ、気温が上がり、田から水蒸気が立ち昇る。五月晴れ、風もコイノボリには少し物足りないくらいの微風。

 最低気温 06.1℃(05:44)、最高気温 23.0℃(15:03)

 トマトハウス内に畝を作ってトマトの定植にかかる。今日は取りえず苗を並べて置くところまでとした、明日定植の予定。

 今日は本当に気持ちのいい日だったので、家族も屋外で初夏を楽しむ(写真1写真2写真3)。我が家のところまで田に水が入ってきた。

 気候がいいのでご近所さんも赤ちゃんと散歩征司さんのお孫さんたちは連休を利用して広島の方から遊びに来ていた。ハウス前で記念写真を。

 今日も何度も思わせぶりだったが、結局分蜂起こらず、もう無いのかもしれない。夏にまた分蜂があるのだろうか。

 もう我家の草花も終わりかと思っていたら、また見つかった。カミさんがこれはスミレよというので、図鑑で調べたところ、多分、ヒゲケマルバスミレというスミレだと思うが。それから、これはカラスのエンドウだとこれまたカミさんは知っていた。



平成23年5月3日(火)  憲法記念日

 終日阿蘇を離れていたがため本日の体感天気は不明也。

 今日は、結果的に、となったが、秋芳洞、萩方面の日帰り観光敢行。実は、急に、連休だから(我家でそれに該当するのは娘のみであるが)、一泊旅行でもしようかと何気なく言った一言で、急遽出掛けることになった。それも連休に入ってからだったので、流れで、一年で一番混む日にあたってしまった。出発前に一応、旅館を探したが、当然全くなし。まあ、現地で探せば何とかなるだろう、イザとなったら車中泊だということで、今朝、6時半に我家を発った。

 中国自動車道の美祢ICで降りて、秋芳洞と秋吉台のカルスト台地を走ってその先にあるサファリパークで遊ぶ。どこもかしこも人でいっぱいだった。特にサファリパーク、片道二車線の道路の大渋滞と同じ、園内を寸刻みでしか進まない。それでも、我々の車が、園内バスがライオンなどに餌を与える場面に偶然行きあたって、目の前で肉片に群がるシーンを見ることが出来た、やはり猛獣の迫力はすごい。ここで予想していた以上に時間がかかってしまい、4時半ころサファリパークを出発、石州瓦の赤い屋根の民家が連なる萩往還を走って萩に入ったのは5時を過ぎていた。

 さて、どうしようか、車中泊でいくか、と相談した結果、一応はそのつもりで寝袋など準備はしてきたが、本当の準備ではなく、そのうえ、車で4人はちと苦しい、それ以上に、旅館でユックリ温泉に入って、美味しいお料理を食べてというのが彼女たちの目的の一つでもあったので、それじゃあ仕切り直しということで、今日は帰ろうか、ということになって、萩市内のスーパーの駐車場で腹ごしらえををして帰途に就く。萩を午後6時半に発って、一気に我が家に帰ってきた。中国道で関門海峡を渡ったのが午後9時ちょうど、熊本ICを出たのが午後10時40分(ということは1時間40分?)、我家に帰りついたのは午後11時30分、走行距離ジャスト660キロ、久しぶりに長距離を走ったが、疲れは全くなかった。

 途中いくつかの道の駅に寄ったが何処も駐車場は、車中泊をする車で満杯だった、キャンピングカーも少しは見られたが、ほとんどが(ワンボックスカーが多かったが)普通の車、皆さん、如何に安く旅行するかで知恵を絞っておいでのようであった、

 それに加えて高速料金の休日割引は大いに家計の助けになると言うものである。熊本IC〜美祢IC、往復通常料金10,500円が休日料金、往復2,000円、この差は本当に大きい。

 今日は分蜂あったのだろうか。

秋芳洞・サファリパーク 家族旅行 連続写真 1/3
秋芳洞・サファリパーク 家族旅行 連続写真 2/3
秋芳洞・サファリパーク 家族旅行 連続写真 3/3


平成23年5月2日(月)

 最低気温 5.0℃(05:50)、最高気温 21.1℃(14:56)

 黄砂のやつで視界が極めて悪かった、阿蘇山などほとんど見えなかった、これほどの黄砂による視界不良は今まで経験がない、まるで火山灰に煙る街の如くであった。それよりも、どんな化学物質が含まれているか分かったものではない。あいつらはシルクロードで何度も核実験を行い、今でも放射性廃棄物が溢れているそうである、それらが黄砂に混じって飛来しているのだ。

 カミさん二度目のみどりのおばさん出場。今日も歩いて行った。

 五月に入るのを待っていたかのように我家の周囲では田に水が入り始めた。昼からe鴨氏のところにトマトの苗を頂戴に上がる。今年は4000株植えたそうである。奥方と仲睦まじくハウスに籠って作業中だった。トマトの品種は「りんか」とか言っていた。小生は桃太郎しか知らない。我が家のハウスはまだ何もしていない。(写真1写真2写真3

 一号基、今日も、何度も思わせぶりだったが結局分蜂無し、明日だろうか、明日だとちょっと具合が悪い(留守番に頼むわけにもいかぬ)。

 ネットオークションで三段式の巣箱が出ていたので購入した。巣本体と蜜蝋と巣のカスとのセットでちゃんと板も焼いてある、送料込みで5kしないので、まあまあだ、コンポスターに入れるよりはずっとマシである。それと作りかけの巣箱もとりあえず一基作り上げて、近くに置いておいた。

 じっちゃい阿蘇一号基、昨日に比べて、花粉を運ぶハチの数が明らかに増えている、それに、発着するハチたちの動きを見ていると、何かハッキリとした目的意識を持った飛び方をしているように見えるが師匠の解釈は如何に。



平成23年5月1日(日)

 午前中、昨夜来の小嵐?の雨が残り、午後から晴れる。九州の雨雲はとっくに東に去ったのに阿蘇の上空だけずっと雨雲が停滞していた。

 階下で寝ていると全く分からないが、カミさんが昨夜は風が強かったわねと言っていた。記録によると確かにそのようだった、雨も16ミリほど降っている。
   最大風速13.0 m/s (01:23)、最低気温 15.2℃(04:12)、最高気温 19.4℃(09:43)ちょっとヘンな温度変化ではある

 雨が上がった昼から夕方近くまで、ウトの前に椅子を置いて、今日は分蜂はあるかなと、柔らかな日差しと優しく吹きわたる風の中に体をゆだねながら時々うつらうつらしながらノンビリと時を過ごす。花が咲き乱れて鳥が啼き、遠くからは田植えの準備のトラクターの長閑な重低音がかすかに伝わってくる。なんとも贅沢なひと時か、これぞ田舎暮らしの極みだ。分蜂は今日もなかったが、もうあってもなくてもいいやという気になる。

 ようやくレンゲが咲き始めたが、ナズナの丈に負けまいと一生懸命に背伸びをして顔を出している。ナズナとレンゲの成長の時期は少し違うようなので、レンゲが育つ前にナズナを刈ってしまえばよかったのだが、ナズナも絨毯のように群生して白い小さな花を付けているのを見ると刈るに忍びなくなる。

 少し前まで可憐な花を咲かせていた色々な野草たちも花の季節が終わり、もう、刈っても良いだろうと思って見ると、いつのまにか随分と背丈が伸びて、我家の庭や畑もいつものように荒れ野のごとくなってしまっている。

 小生、昨日から風邪っぽくて、鼻水がやたらと出て、声も少しオカシイとカミさんが言ってたが、一晩寝たらほぼ回復、出来が違うのだ。

 娘のお供で図書館まで行ったが、道路は県外車が連なって走っていた。あまり外に出ないので、それくらいかな、連休を感じさせる風景は。





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