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平成28丙申(2016)年 1月の記録(新しい日付けの順)


平成28年 1月31日(日)

   最低気温 -0.9℃ (07:47)、最高気温 8.9℃ (14:37)

 晴れ。午前中は薄曇りがちだったが、日没時には雲ひとつなく晴れ渡っていた(入日に気がついて慌ててシャッターを押そうとしたが、太陽の沈むスピードが早くて焦ってピンボケになってしまった)。朝には霧が出たので、雲海かなと思って、外輪山のライブカメラを見たところ、1/23以来停止したままである。市は常々観光振興を唱えていながらこのことを一体どう思っているのか、素人でもやる以上は止めてはならぬと一生懸命管理をしているのに、なにが難しいと言うのか。こういうところから市の本気度というものがわかろうと言うものである。

 今日は坂梨校区の新春駅伝大会が開催された。例年、坂梨公民館まで出掛けて、スタートから可能な限り走者を追走して、いや、追走では間に合わない、先回りして、撮れるだけ写真を撮っていたが、今年は娘が出場しないこともあって、我家近くの中継点で写真を撮ってから、坂梨公民館にでかけたので、開会の様子やスタートのシーン、途中の中継ポイントの撮影も出来なかった。来月には小学校が統廃合で閉校になり、坂梨校区という括りがなくなるが、閉校もさることながら子どもが少なくって、今でももう地区対抗ができなくなっている、来年以降どうなるのだろうか。

 坂梨校区 新春駅伝大会 連続写真 (1/5)
 坂梨校区 新春駅伝大会 連続写真 (2/5)
 坂梨校区 新春駅伝大会 連続写真 (3/5)
 坂梨校区 新春駅伝大会 連続写真 (4/5)
 坂梨校区 新春駅伝大会 連続写真 (5/5)


 今朝一番で入ってきたニュース、下品は分かっているけど一言だけ言わせてくれ、「ざまあみろ」


平成28年 1月30日(土)

 曇り。
   最低気温 7.0℃ (07:26)、最高気温 9.2℃(00:00)

 今日は夏子は部活で朝からでかけた。夏子以外は休養日だった。

 クボタの市原青年がトラクターの点検に来てくれていろいろチェックをしてくれた、特に問題がないそうで油などを注してくれた、無料点検なんだそうだ、ありがとう。

 小生はコレクターではない、あくまで道具として使うために集める、といつも計算尺を手に入れるたびに書いている。しかし、今日のこれは、勿論使うためであるが、それ以上にコレクションになるだろう。

 ドイツFABER CASTELL社の 2/83N NOVO DUPLEX、究極の計算尺、最高の計算尺、計算尺開発の集大成、もうありとあらゆる賛辞を一身に集める計算尺と言う人もいる。(写真1写真2写真3写真4写真5

 計算尺は日本ではもう作っていない(円形タイプのものはまだあるが)、売っていない、オークションで入手するくらいしか手に入れる方法がない。ところがドイツではまだ実際に新品が売っている、おそらく、ストックだと思うが通常に売っている、これがドイツの老舗筆記具メーカー・ファーバーカステル社の計算尺である。しかしそれも日本では売っていないので小生としては清水の舞台から飛び下りたつもりで(と言うほどでもないが)個人輸入した。それが今日届いた、うーん、実際に手にすると確かに惚れ惚れするなあ、HEMMIなど、一般的な卓上型の計算尺のサイズは10インチ尺と言って大体30センチくらいだが、この計算尺は一回りも二回りも大きい
 
 見た目は勿論だが、あまり詳しいほうではないものの尺(目盛の種類)の持つ意味が分かって、ある程度使えるからなおのこと惚れ惚れするわけである、それにいずれ消えゆくテクノロジーだ、実に惜しい、単なる飾り物でなくて実際に使って残していきたいのだ。

 戦場で負傷して、という言葉の限度を遥かに超えて、四肢、目耳鼻口など全てを無くし、額や胸部の皮膚感覚だけを残して首だけを上下に振ることができる「肉塊」と化した青年が、ふとしたことで唯一のコミュニケーション手段としてモールス信号で何とか外界と意思疎通がはかれるようになるのだが、それが果たして良かったのかどうか・・・非常に重いテーマの映画、邦題「ジョニーは戦場に行った」がNHKのBS放送であると聞いていたが、小生はDVDで観た、反戦映画であるが、本来はモール通信の素晴らしさを讃えたいところだがなんとも感想が述べにくい映画だった。


平成28年 1月29日(金)

 予報では低気圧の通過でかなりまとまった雨になり、雷も予想されていたが、今回も九州の北と南を強い雨雲が通過していったようで、九州の中ほどはそれほど雨にならなかった。今日は気温も高く、夜になっても、今晩はストーブはもうやめようかと言うほどの暖かさである。
   最低気温 8.2℃ (02:34)、最高気温 12.7℃ (16:09)

 一月も末近くなると必ず毎年忘れずにフキノトウが顔を出す。今年も我家の入り口の土手に柔らかな緑色のフキノトウを見つけた

 阿蘇市の健康推進員の研修会があり、午前中、一の宮保健センターに行ってきた。

 さて、昼から、何をしようか、雨が降っているし、そうだ、先日のチェンソーのもう一つの不具合をちょっと診てみようか。不具合の症状、エンジンが掛かってスロットルを戻しても回転が上がったままの状態である。ネットで調べると、ある記事は、キャブレターが壊れているから交換しなければならないだろう、また、ある記事には、写真入りで本来接触してはならないこの金具が接触しているので、ペンチなどで、無理やり離してやればとりあえずは解消するだろう、そして、もうひとつ、スロットルバルブが閉まりきっていないので、ネジを緩めて直してやれば直るだろう。よし、これだな、とりあえずやってみるのは、もしそれで駄目ならキャブレターを交換したら良い、それに、この操作はエアフィルターを外せばすぐに見えるから簡単だ、と思って開いたら、勘違いをしていた、そこはチョークバルブで、スロットルバルブはその裏側だ、キャブレターを全部取り外さなければ見えない!よしやってやろうじゃないか、いけいけドンドンで分解をした。ただ経験上、後で困るのでポイントポイントをデジカメで記録をとってから分解をした(写真を撮っておいて良かった、覚えているつもりで忘れていて慌てて写真を見なおした)。
 なるほど、ここに隙間があいているな、ということでピッタリ閉じるように調整をして、再組み立てをしてエンジンを掛けたところ、一発でオーケーになった。オレもなかなかやるなあ、と自分で自分を誉めた。ただ、己の実力を知っているので、しばらく暖機運転をしておこうかと思ったが、雨がかからないところで木造でない場所がないので、もし、火を吹いたたら家が燃えてしまうという配慮は働く、ちょっと動かして、最終チェックは雨が上がってからということで、ハスクバーナー137修理完了。

 と言うことでまたまた飯の支度をする時間が無くなったので、「餅おじや」にした。間に合わせで作る場合でもこどもたちが好きなモノをつくるから全く問題なし。

 昔は新聞をチェックする意味で「週刊文春」を定期購読していた、最近は毎週、図書館で読むようになっていた、しかし、アカ週刊誌になってしまった文春はもう読まない、隠しマイクだとか隠しカメラだとか、これは「嵌めた」わけだろう、こんなキタナイことをする週刊誌だとは思わなかった、これが文藝春秋社か。


平成28年 1月28日(木)

 曇り、午後から弱い雨。
   最低気温 1.8℃ (02:29)、最高気温 8.8℃ (15:19)

 先日の大寒波の時にホームページへのアクセス数が大きく伸びていたのに気がついた、大寒波は阿蘇だけでは、と言うより阿蘇は大したことなかったのに驚いた。 
 
 ミシンの不具合、6割方くらい直っただろうか、でももう時間切れだ、いつまでやっていてもキリがない、時間が勿体無い。色々ネット検索して、中釜に傷があると糸が引っかかるという興味を引く記事があって、ヤスリなどで滑らかにすると直る、このケースが結構多いとあったので、一生懸命、傷を探してみたが、傷があるような無いような、なんとなくそうなると中釜に不信感が出てきたので、アンティーク用の中釜(垂直半回転釜)を、1,300円也で取り寄せて、取り替えてみた、そのせいかどうか、他にも色々いじくり回したのでそれらのせいかもしれないが、何とか直ってきた感じがする、それも直線縫いだけだ、返し縫いになると怪しい、これは上糸調子が非常に影響するようだ、まあ、そんなわけで、一旦、今回の調整はもうやめることにした、何となくもっと基本的な部分の故障という気もする、二三日前の新聞に興味あるチラシが入っていたので、「糸取りバネ」の件もある、近々持ち込んでみよう。

 一応動くようになるその前に太郎の衣類を手縫いで直しておいた。ミシンでやってやると約束していたが間に合いそうもないので手縫いをしたが、その後でとりあえず動くようになったので、どうせならミシンでやればよかった(おい、これ本来オレの仕事か?)。見た目、のたくっているが、「並縫い」でなくてちゃんと「半返し縫い」で縫ってあるので多分丈夫なはずである。

 今日も時間が無くなった、晩飯は手っ取り早くて子どもも喜ぶ「ハヤシライス」だ。写真の主が写っていない、我家はほとんどテレビを見ないが、たまたま見ている子ども番組と食事時間がバッティングしてしまったので、オイ!飯!と言っても動かないのでじゃあお母さんが帰ってきてから一緒に食べろといって娘と二人で済ませた。 
 
 ハヤシライスとハッシュドビーフ、同じものなんだろうが、スーパーに売っているルーはその両方があるが、単なる名前だけの違いか?


平成28年 1月27日(水)

 概ね晴れ。(写真1写真2写真3写真4
    最低気温 0.1℃ (07:49)、最高気温 8.1℃ (13:31)

 朝散歩から帰ってきてふと見ると、ボンのリードにボンが繋がっていないのに気がついた、散歩道のどのあたりで外れたのか全然気が付かなかった、ボンもリードに繋がれていないのに付かず離れずで小生と一緒に歩いてきたのだろう。ボンはもともとリードが無くても遠くへ行くことはないので本当は放し飼いでもいいのだが、他の犬が来たり、通行人に出会うと、特に通行人には悪気がないのだが飛びかかる、他の犬だと仇敵に会ったように吠えかかる、だからやはり必要である。リードの自在ジョイント(とでも言うのか)の一方の穴から抜けないように尖端が太くなっている部分が摩耗して抜けてしまったのである。尖端を太くすることは出来ないので、穴のほうをハンマーで叩いて抜けないようにしておいた

 明日は雨の予報が出ている。二三日続きそうである。チェンソーを整備してから少し薪を作っておいた
 
 昨日修理したチェンソー、もう一箇所不具合がある、エンジンを掛けるとフルスロットルからアイドリングに回転が落ちない、ずっとフルで回転する。ちょっとネットで調べたら、キャブレターが故障していて、交換しなければならないような記事もあったが、応急処置の方法もあったようだ、他にも手があるかどうか調べてみよう。
 
 ミシンの故障、リードの故障、チェンソーの故障と次から次に故障がでてくる、人間にも故障が、と昨日の鼻水が心配だったが、昨夜はいつも以上に早寝して用心をしたので、幸いに風邪を引かずに済んだようだ。
 
 今晩は手っ取り早く、「焼き肉」。 
 
 最初にこの写真を見た時に「スマホ」かと思った。現代風にアレンジした神棚だそうだ(PDFファイル)。小生は従来型の神棚のほうがいいが、住まいの環境によってはこういった形もまたいいのかもしれない。


平成28年 1月26日(火)

 晴れのち曇り。昨日までの寒波で庭先に置いてある(つくばい)から流れ落ちた水が氷柱を作っていた。孟宗のタケノコくらいの太さがあった。(写真1写真2
   最低気温 -2.2℃ (03:32)、最高気温 3.7℃ (12:50)

 明け方、薪をとりに出たら、うわあ暖かいと感じた、実際は氷点下だったが、昨日の今日である、人間の感覚は面白いものである。ところが、昼過ぎに、チェンソーの不具合を直そうとして2℃くらいの気温の中、夕方まで外で修理作業をていたら体の芯まで冷えてしまった、夜になっても鼻水が止まらない、風邪を引いたかな。

 ここのところチェンソーのスイッチを切ってもエンジンが止まらなくなって、しばらくチョークバルブを閉じてエンジンを停止していたので本日修理をした。エンジンON、OFFスイッチのところを見たが、断線はしていない、どこだろうと思ってその先を見たら、先の方で圧着端子が断絶していた。(写真1写真2
 
 「OFFのスイッチが効かない、見ると断線している、断線しているとエンジンが止まらない、ハテ???(PDFファイル)
 
 コードがギリギリの長さでセットしてあるので、圧着端子の根本から切断すると届かなくなるので、なんとか圧着端子を外そうとしたが、ハスクバーナもいい仕事をしていて、七転八倒してもどうしても外れない、やむなく根本から切断して、別の線を継ぎ足して新たに圧着端子を付けた。ちょっと大きいが、大は小は兼ねるである。これでちゃんと停止するようになった
 
 もう一箇所不具合があるが、晩飯の用意があるので時間切れ、これは日を改めてである、ああ忙しい、ああ忙しい。

 晩飯。キジ焼き丼、もやしの中華風サラダ、生シラスのおろし和え、里芋と大根の味噌汁。


平成28年 1月25日(月)

  最低気温 -10.6℃ (01:41)、最高気温 -1.1℃ (13:49)

 夜中に、観測装置を見た時にマイナス10℃以下になっていたので、うわあ、これだと朝にはもっと下がっているなと思っていたらマイナス8℃台まで上がっていた、どうやら深夜が寒さのピークだったようだ。今回は確かに大寒波だった、こんなに気温が低くなったのはいつ以来なんだろうか、小生がここに住むようになってからこんなに下がったことはあっただろうか。
 
  今回の数十年に一度と言われる大寒波、積雪量的には阿蘇ではほぼ日常の冬だったが、テレビを見ないから直接的に様子が伝わってこなかったが、昨日は普段降らない鹿児島や長崎など広範囲に相当な積雪があったようだ。気温も軒並み観測史上最低という表示が載っていた。(PDFファイル) 
 
 朝まだ薄暗い時に薪を取り込もうと投光機を点けたところ、キラキラ光るものが降っている、雪ではない、これがもし朝日のもとであれば「ダイヤモンドダスト」になるのだろう、綺麗だった。
 
 今日は市内の小中学校は臨時休校になった、「保育園」は親が仕事があって家庭保育できないからある施設という位置づけなので大寒波だからといって休むわけにはいかず、普段通りだったが、さすがに今日は園児の数が少なかった。
 
 今日は朝から青空が見えて、気温は低いながらも気持ちのいい朝だった。結果的には今日の臨時休校は必要がなかったような気もするが。

 今日は結局、日中の気温も0℃を超えることはなかった、心構えの違いだろうか、今日のほうが寒かったような気がする。

 この先もしばらく天気が良くないようなので、そして今日も午後からまた雪の予報もあったので、昼食を挟んで薪を作っておいた。「作った」でなくて、「作っておいた」である、すぐに使うためのものでなく、少し先の予備のつもりである。

 阿蘇市の中でもここ坂梨地区などでは水道は定額制でメーター制ではない、だからというわけでもないだろうが、今の時期、水道管の凍結防止のために、同じ市内でもメーター制の地域とちがって、あまり気にすることなく水道を出しっぱなしにする傾向がある。だから、夏場よりも厳冬期のほうが水を使う量が増えるようで、毎年防災無線でこの時期になると節水に協力を、といった放送がある。この冬はその放送を聞いた記憶がないな、と思っていたら、今晩その放送があった、昨夜の低温に対する警戒ぶりがよく窺える。
 
 今回の大寒波の予報で、この地域では普段よりも水栓を開く割合が多かったのか水圧が下がって、昨夜は、我家で女どもがバスタブに給湯しているあいだ、二階まで水が上がってこなかった、ここ豆札村は水源から一番離れたところになるので途中で皆さんが水を出したので二階まで上がるほどの水圧が無くなったのだろう。水圧が低い理由の一つに、我家の敷地内でずい分前から漏水があるのが分かっているのだが、水源の末端でもあり、この水も地下にしみこんで地下水になって下流域を潤すことになるのだから、メーターも無いことだし、まあ、いいかと放置しているせいもある。
 
 ついでに自慢をすると、坂梨地区の水は自然湧水である阿蘇台地が育んだ伏流水である、ペットボトルに詰めて売れば名水として売れる水である、その名水を惜しげも無く使える環境にある。阿蘇を下ったところに位置する政令指定都市の熊本市も水道は全部地下水である、これも阿蘇を源流とする地下水である、大都市で水道の総てを地下水で賄うところは極めて稀なのである。
 
 今日は娘が家に居たので、昼食にオムライスをつくってやった、小生も時間が惜しかったのオムライスに付き合った。
 夜は、チンジャオロースと麻婆豆腐


平成28年 1月24日(日)

 断続的に雪、但し、量的には予想したとおり大したことはなかった(そのせいか、写真を撮ろうという気分が湧かなかったのか、写真を撮っていないなあ)。気温は流石に低かった。夕方になって朝より更に気温が降下中で明朝はマイナス9℃の予報が出されている。
   最低気温 -7.7℃ (但し17:35現在、なお更に降下中)、最高気温 -3.2℃ (00:00)
 
 阿蘇地方では、そして熊本県では例によって気象庁の「狼が来るぞ」に振り回された感がある。ただ、普段降らない南国などで降雪があったということでニュース性があったということだろう。こういった気圧配置が今回の大寒波の気圧配置になるのか。雨雲(雪雲)の動きを時々チェックしていたが、阿蘇はもともと雪はあまり降らない、沿岸地方で降った残りが降る程度で、今回も長崎方面にたくさん降ったようである。(写真1写真2)
ただ、今晩もう一晩、明朝のほうが更に気温が下がる予報になっている。

 カミさんと娘、今日も県劇に吹奏楽関係で朝から出かけて行って、夕方には無事に戻ってきた、ご苦労なことである。今日も太郎と二人で留守番、太郎は時々外に飛び出して一人で雪遊びをしては「冷たい!寒い!」を繰り返していた。
 
 太郎の昼飯にオムライスを作ってやった。小生はおこちゃまメニューは御免蒙りたいので、牡蠣とワインとたっぷりのバターを使ってソティーを作った、レモンの代わりにカボスを搾ったが、摘みとったやつをベランダに置いてあったのでシャーベット状になっていた。こどもたちはカキフライは好きだが他の調理法はあまり好まないのようなので、こんな時にでも遊ばないとな。
 
 小生は、今日もミシンの調整をして過ごした。一つ発見したことは、「糸取りバネ」という部品があって、これが上糸の送り出しに非常に微妙で重要な働きをしていることがわかった、この糸取りバネが外れているというのか変形しているというのか、いろいろネットで調べているが、機種によって形状が全部違っていて小生のアンティークミシンに関しては見つからない。トラブルの殆どの原因が上糸に関係するようである、上糸が下に入ってから釜に絡まるとか。ボビンの下糸はボビンケースからの出方の調整だけのようだ。あとは釜の傷だとか、いろいろ原因があるようで、あーでもない、こーでもないといじくり回しているとあっという間に一日が経ってしまう。


平成28年 1月23日(土)

 来るぞ来るぞの大寒波、今日のところはその徴候は殆ど無い。
    最低気温 -1.4℃ (但し18:35現在、確実にこれから下る方向にある)、最高気温 3.5℃ (11:14)

 昼過ぎたころから予報通り雪が降り始めたのでいよいよかなと思っていたらすぐにやんでしまった。確かに気温は夜に入って下がってきているが、これはいつものパターンと同じで、明日は「大変なこと」になるというがそんなことにはならないだろうと思っている。

 たまたま地元のスーパー「えびすぱーな」に行ったKVF局の無線レポートによると、三日分くらいの食料を備蓄しろという報道などの影響だろう、スーパーは年末の正月準備の時と同じような混雑具合だということだった。日本人はどうしてこうなんだろね、集団ヒステリーだね。何も全ての人にそうしろと言っているわけではないだろう、今時大寒波くらいで幹線道路が不通になって三日間も流通がストップすることなど考えられるか?大震災じゃあるまいし。三日間くらいの米くらいどこの家庭にもあるだろう、塩でもかけて食っていればいいじゃないか。今朝なんか、近くのホームセンターに行ったところ、雪かき用の大きなシャベルが次々に売れていた、まあこれなんか仕方が無いかな。

 母娘して夕方からピアノレッスンで泗水に出かけて行ったが・・・・
 
 今日もミシンと格闘した。ミシンなんか昔も今も構造的にはほとんど変わっていないのではと思っていたところ、ネットで調べると、小生が使っている構造のミシンは今時はもう無いようで、分類的にはアンティークになるらしい。今時のミシンはボビンケースなどを使わずにボビンを直接にミシンに横向きにセットするようになっているようである。

 娘が吹奏楽で使うチューナー・マイクが壊れたから新しいやつを買ってくれというので、ちょっと持って来い、と言って診たところ、これは単なる断線だろうと思って、ストレスが掛かる部分を開いてみたところ、やはり切れていたので、つないで直してやった、直っているかどうか学校に持って行ってやってみるということだったが、これで直っているはずである。
 
 そもそもチューナーマイクなるものを小生は知らなかった、調べてみるとどうも文字通りチューニング使うものらしく、昔は音叉などを使っていたが、今はこのマイクを計測器につないでチューニングがとれているかどうか調べるらしい。でも娘が使っている楽器はトロンボーンだが、弦楽器の弦の張りを調整するのなら分かるが、管楽器で必要なのかと訊いたところ、管楽器も気温などで音が変わるのでナントカ管の部分で調整するのだそうだ。マイクというから、小生はこれをアンプにつないで音量を上げるために使うマイクかと思っていた。


平成28年 1月22日(金)

 今日は朝日に雪の五岳が輝いていた。その阿蘇山、昨日、高岳の鷲ヶ峰付近で登山者が滑落で死んでいる。新聞によると冬山でしかも鷲ヶ峰登攀でロープも使わずに登山をしていたとか。鞭打つようだが起こるべくして起きた事故としか言い様がない。
    最低気温 -2.4℃ (08:10)、最高気温 5.5℃ (14:25)

 今日の古閑の滝 (写真1写真2)
 今朝の太郎
 
 情報によると明日土曜日の夜から月曜日にかけて40年ぶりの大寒波がやってくるそうである。(PDFファイル)
 ちょっと大げさな気がするが、少し不安になって、急を要しているわけではないが、一時間ほど薪作りをした
 
 村の隆一さんが庭の木を伐ったからと連絡をくれたので頂戴に上がった。隆一さんのお宅は我家の裏側、筋向かいで、道路に停めた軽トラックに塀越しに柿の木を一車分、もらってきた。

 保育園からの帰り道、太郎が「お父さん虹が出とるばい」と言うので太郎が指差す方向を眺めると、縦方向に虹らしきものが見えた。虹は太陽を背にして見るものだが、今日の虹は太陽からかなり離れた横位置に立っていた。帰ってから調べると「幻日」というものらしい
 
 アマチュア無線連盟主催の新年QSOパーティの今年分申年のステッカーが送られてきた。これで10枚貯まった、あと2年で十二支が完成する、2年後というとちょうど後期高齢者になる年である。コンテストで高得点を稼ぐというような難易度の高かさはないが、十二支のステッカーを貰うには、最低12年間、一度も休まずに続ける必要がある、一度でも抜かすとその干支のためだけに更に12年待たなければならないのである。考えようによっては下手なアワードよりも大変なことなのである。向うに居た時に一度完成させたことがあるが、コールサインが替わったこともあって、こちらに来てからしばらくして思い立ってまた始めたのである。あと2年まで漕ぎ着けた。

 晩飯。煮込みハンバーグ


平成28年 1月21日(木)

 ん?今日は晴れていたろうか、写真を撮らなかったので忘れてしまった、天気が良ければおそらく写真に収めただろうが撮らなかったということはそれほどの天気ではなかったということだろう、それでも今朝は今季一番の冷え込みだったが。
    風師庵 最低気温 -6.1℃ (06:37)、最高気温 1.9℃ (14:16)
    阿蘇乙姫amedas -7.1℃ (07:06)
    阿蘇山amedas  -8.1℃ (00:09)
 昼ころから時々チラチラ雪が舞っていた、夜、風呂に行く時にはうっすらとだが地面が白くなっていた。
 
 今日は繕い物をしたがどうもミシンの調子が良くない、すぐに糸が絡まって動かなくなる、しみじみ見ると、どうも返し縫いをすると糸が引っかかるようだ、そうなると、訳もわからずに分解したくなる。なるほど中はこうなっているのか、じゃあ、どこが悪かとなるとシャフトでも折れているとかだと分かるが、サッパリである。サービスマニュアルでもあるがいいのだが、無い。ネットでそういった症状を検索すると、色々書いてあるが決めてとなるものがない。とりあえず各所に注油して閉じておいた。
 
 晩飯。ポトフ・・・・・・・・・・キャベツ半割、ジャガイモ、人参、タマネギ、到来物のベーコン、それからウインナー。味付けはブイヨン。


平成28年 1月20日(水)

 晴れ。真っ青な空が広がった、雪の晴れは本当に明るくて気持ちがいい、今日は真冬日を免れた、わずかながらでも気温が上昇すると、外で作業をしていても暖かく感じる。
 古閑の滝も一段と氷結が進み今週末のライトアップは最高潮になることだろう。
 明朝はまた一段と気温が下がりそうである
   最低気温 -3.6℃ (02:16)、最高気温 2.4℃ (15:29)

 保育園送り、ボンの散歩、朝食の後片付けなどの朝のルーチンワークを終えて、昼間で2時間ほど時間があたので、ジーパンの補修でもしよかと始めたのは良かったが、今回の補修箇所は膝部分でなく、どうしたわけか尻の部分がかなりダメージを受けている奴だった。どうしてこのような破れ方をしたのかさっぱり覚えていない。共布でポケットを作ることもできるかもしれないが、ポケットが一つくらい無くてもいいだろうと、取っ払うことにして、穴かがりをした。予定では昼までに終わるつもりが、ミシンの調子も悪くて、昼飯の時間も惜しんで2時ころまで掛かってやったが終わらずに、昼飯を掻っ込んで急いで薪作りに掛かった。
 
 雪さえなければいくら低温でも構わないのだが雪が降ると薪材が雪に埋もれて、またそれが融けるのに時間がかかるので、つかの間の晴れ間を惜しんで薪作りをした。薪小屋に放り込む時間がなくて少し外に残してしまったが、今晩から明日には雪は振らないだろう。
 
 今日は時間がなくてゆっくり晩飯の献立を考えられなかったので、短時間でできるハヤシライスを作った、小生は餅おじやの残りを食べた。
 
 夕食後、ミシンのカマを分解して、注油して、ボビンを替えて、などしてようやくミシンが順調に動き出したので、昼間の穴かがりを完成させた。昔のミシンはカマの分解は出来たのかどうか、そこまで考えたことがなかったので知らないが、今のミシンはワンタッチでカマの分解が出来るようになっている。ミシンが面白のはメカが面白いということだ、本当に不思議な機械である、この仕組を考えた人は本当にエライ。


平成28年 1月19日(火)

 時々雪。今日は終日外気温が0℃を超えることがなく本当に寒い一日だった。風が強かったので体感気温が−8℃以下の時もあった。あった。
  最低気温 -2.6℃ (08:53)、最高気温 -0.8℃ (11:53)

 昨日から雪の予報が出ていたが、ここでは、薄っすらと白くなる程度だったが、終日そのような状態が続いていた。たとえ少なくても子どもにとって雪は嬉しいもので、太郎も大はしゃぎだった

 こんな寒い日は「繕いもの」だ、数着の破れジーパンを取り出して、補修作業を始めた、幾つかの工程があるので今日はその取っ掛かりだけをして終わった。
 
 晩飯。餅おじや。こどもたちは献立を聞いて、やったあ、と喜んでいた。両方の意味で、お安い御用である。(写真1写真2写真3)


平成28年 1月18日(月)

 時々雨が降ったりやんだり。東日本では予報通りかなりまとまって雪が降ったようで東京辺りでは通勤の足がかなり乱れたとか、ここではかなりの確率で午後から雪が降りそうだったが全く降らなかった、いつもここでは降る降ると言って降らないことが多い、でも風が冷たい一日だった。
 明日にかけても北部九州も20センチくらい降るという予報で防災無線で注意が呼びかけられているが、九州上空にはほとんど雲がかかっていないので多分降らないだろう。
    最低気温 0.7℃ (但し19:16現在、夜に入って尚降下中)、最高気温 5.9℃ (12:29)
    
 大正5年生まれだった婆様、今日が誕生日で、生きていれば丁度100歳だった、PCのカレンダーに入っているので、自動的に今日が誕生日と表示されるので、もし生きていたら何歳になったのだろうと、元号西暦変換をして計算をしたら100歳という結果が出た、生誕百年だ、「死婆の齢を数える」、だだそれだけのことである。早いもので、この春にはもう七回忌だ。
 
 この度の台湾総統選挙で民進党の蔡英文主席が当選したが、我々は「台湾」と書いているが、画像なんかを見ると正式には「台灣」である、そうなんだなあと改めて思った。「あの国」は頑なに昔からの文字を使っている、覚えるのは大変だが文字は大事にしないと「正しい歴史認識」ができなくなるからね。

 腸内細菌のことはなんとなく知っていたが、なんとその重量たるや、1.5kgもあるんだそうだ、今朝のラジオで耳に挟んで改めてネットで調べたら、あった、あった(PDFファイル)、今朝もこの人が話していた。さらに聞き違いでなければ女性は男と体の構造が少し違うので2kgくらい腸内細菌がいるて言っていたような気がした。

 今晩はオデン、昨日のうちに今日は寒むくなりそうだからオデンと決めていた、前もって献立が決っていると楽だが、そうでない時には何を作ろうかと頭を痛める。今晩はおでんの屋台のようにたっぷりと作ったので食べきれないだろう。


平成28年 1月17日(日)

 昼過ぎからポツリポツリ来はじめ、やがて本格的に降り始めた、低気圧が九州南岸を通過するようで、この雨が東に移動して明日にかけて関東地方では雪になるらしい、それも結構な積雪量が予想されている、この時期、太平洋側を通過する低気圧で大雪になる事が多い、でもこの辺りでは雪になることはあるまい。
  最低気温 -1.8℃ (04:19)、最高気温 5.2℃ (16:53)

 今日は確か熊本方面で吹奏楽関連のリサイタルだったと思うがあったので母娘は音楽鑑賞に出かけて行って小生は太郎と二人で留守番をした。太郎が外遊びも出来ず、退屈、退屈というのでDVDの映画を二人で観たりした。

 帰ってから訊いたら、熊本県立劇場、熊響定期演奏会「交響曲第9番ニ長調/G.マーラーだった。


平成28年 1月16日(土)

 実に気持ちのいい放射冷却だった。
    最低気温 -5.8℃ (07:09)、最高気温 10.3℃ (15:13)

 まだ霜で真っ白の坂梨でこどもたちの廃品回収があった。今までは小学校のPTA主催で行われてきたが、統廃合で来月には小学校が閉校されることもあって、今年はPTA主催に代わって坂梨子ども会の主催で行われた。この子ども会は小学校がなくなるので坂梨校区をひとつの子ども会として新たに作られた組織である(確かそうだったと思う)。小生は高齢につき朝の厳しい気温のなかでの作業はやめたほうがいい、ということは全く無くて単なる横着なのだが、ご勘弁願って、カミさんと娘とが出かけて行った。従来は小学校の体育館前広場が回収品の集積場所であったが、今回は、坂梨公民館前の広場であったと思う。
 
 阿蘇地方、明日は雪でなくて雨の予報である、とにかく今日は一時間ほど薪を作っておいた

 夜は娘のピアノレッスンで母娘して泗水のほうに出かけて行ったので、太郎と二人で晩飯を食べた。刺し身、出汁巻玉子、シューマイ、大根と里芋の味噌汁


平成28年 1月15日(金)

 晴れ。今朝は冷え込んだ。古閑の滝もここのところの冷え込みで大分凍結が進んだ
    最低気温 -4.8℃ (04:31)、最高気温 5.9℃ (15:28)

 最近ボンのやつ、地面が冷たいのか、ドラム缶の使用していないゴミ箱の中に居ることが多い、中にマルチが捨ててあるので暖かいのかもしれない、それならと、ストーブの灰もそこに捨てるようにしている。角度によっては風呂に入っているようにも見える
 
 今日は何をしようか、寒波がやってきそうなので薪作りをするか、でも明日も天気が良さそうなので、それは明日に回すとして、今日は昨日手を付けたジーンズの繕いでもやろうかと、作業に取り掛かった。どこかのブログにニット用の糸が良いとあったので、ネットで取り寄せた。数年前、やりかけてやめたのは、裾直しならいいが、膝辺りだと、家庭用のミシンではフトコロが浅くてとても縫うことが出来ない、だから、やるとなると、ジーンズの横を全部ほどいて、補修後にまた縫い直さなければならない、そうなると、裾部分のマツリなどが面倒だなあ、どうしようかな、と言っているうちにやめてしまった経緯がある。

 数日前に、あるブログで、横全部をほどかなくても、補修する部分の横を解けばいいということが載っていた、考えてみたらそのとおりだ、言われてみて気がついた、それならそれほどの手間はかからないだろうということで今回再挑戦となったわけである。
 
 どうだ、ざっとこんなもんだ、と言いたいが、馴れないミシン、スピードコントロールが慣れずにちょっと走り過ぎたりしたが、始めての作業にしては御の字だろう、まだ沢山あるので、今よりは腕が上がるだろう、これで風師庵の扱い品目にジーンズのリペアが加わったな。

 晩飯。ハヤシライス。これが一番簡単な料理だ、カレーだと肉の他にジャガイモと人参とタマネギを使うが、ハヤシライスはタマネギだけだ、こどもたちも大好きなので手っ取り早く作る時にはこれがいい。

 明日も天気が良さそうだ


平成28年 1月14日(木)

 曇り。昨日と比べるとあまり変化はないがちょっとの差ながら昨日ほどの寒さは感じなかった。
   最低気温 -0.3℃ (07:00)、最高気温 5.3℃ (12:05)

 軽トラックのクレーンのコントローラーを10mくらい離れて操作ができるように改造を始めて、途中で勘違いに気がついて一旦作業を中断した、そのままやり直しても良かったのだが、何となく気が削がれて今日の作業は中止した、仕切り直しだ。
 
 その代わりと言ってはなんだが、ジーンズが何本も膝ところが破れて、(カミさんは貸してくれないので自分用に)数年前にオークションで中古ミシンを買って、補修しようと思って、ちょっと問題があって中断したままになっていたやつ、問題解決の目処がたったので改めて作業を開始しようと、屋根裏からミシンを引っ張りだして動くかどうかチェックした。ミシンは戦後まもなく、非常に貴重な耐久消費財で、小生も曲りなりに足踏みミシンだったが使えたが、何十年と経っていて、今でも動かせるだろうかと思ったが、昔取った杵柄、大丈夫だった。
 
 昔はミシンは高価なものだったが、今はオークションで中古ではあるが、三四千円で売っている。最近はもうミシンなんか使う若い女性はいないのではないだろうか。
 
 今日試し縫いをしてみて、ボビンの方は問題がないが、上糸を8ミリ映写機のフィルムのようにあちらこちら引き回して針穴までもってくるのがどうもイマイチ分からない。実は、最近ホームセンターで、パチ当て用の接着剤付き補修端切れが売っていたので買ってきたが、これはゴワゴワしていてあくまで応急処置用のような気がして、ちゃんとミシンで補修することにしたのである。

 晩飯。カレイと豆腐の煮付け、出汁巻玉子、ポトフの残りのスープ
 
 ミシンの話や賄いの話で、知らない人が読むと女性の日記だと思うかもしれないが、れっきとした益荒男派出夫の日記である。


平成28年 1月13日(水)

 曇り。絶対的な温度はそうでもないのだが、日中の気温が上がらずに本当に寒い一日だった、夕方雪がちらついていた。
   最低気温 -1.2℃ (03:27)、最高気温 3.1℃ (14:16)

 10時ころからちょっとのつもりで薪作りを始めたが興に乗って、昼飯抜きで2時ころまで作業をした。
 
 晩飯はポトフ


平成28年 1月12日(火)

 曇り。
   最低気温 -0.4℃ (07:17)、最高気温 6.6℃ (12:45)

 村の新年度が始まったので、今日は会計処理をした。それほど時間がかかるものではないが、今日はやったことといえばそんなことくらいか。


平成28年 1月11日(月) 成人の日

 曇り。
  最低気温 -0.7℃ (01:16)、最高気温 8.4℃ (15:11)

 この地の成人式は確か昨日行われたはずである。

 今日は「どんどや」があった。地方によって「どんど焼き」だとか「左義長」だとか「鬼火焚き」などと言う。馬場の去年までの場所は家が建ってできなくなったので、妙法寺の真下、後藤祐輔さんのたんぼを借りて行われた、毎年アイガモが放たれる田である。
 
 馬場の全景写真である、この写真の少し左に日本山妙法寺があり、妙法寺は豆札になるが、その下の田圃は馬場だろうか、いずれにしても馬場と豆札の境界付近になる。

 今日は太陽こそ出なかったが、風がなく穏やかな日で例年烈風のなかでやる「どんどや」と違って長閑な「どんどや」だった。例によって百駄文は一見に如かずである、写真で説明に替える。ただ、数年前まで田圃を走り回っていたこどもたちが今は中学生になって図体が大きくなってもっともらしい顔をしてどんどやの集まりに参加しているが、その当時のこどもたちに替わって、今は太郎たちが田圃を駆けまわる時代になった。もっとも太郎はその中で一番の年少で、一生懸命みんなの後を追いかけて自分は同格だと思っているのだろう。
 馬場・豆札・福原地区「どんどや」 連続写真(1/7)
 馬場・豆札・福原地区「どんどや」 連続写真(2/7)
 馬場・豆札・福原地区「どんどや」 連続写真(3/7)
 馬場・豆札・福原地区「どんどや」 連続写真(4/7)
 馬場・豆札・福原地区「どんどや」 連続写真(5/7)
 馬場・豆札・福原地区「どんどや」 連続写真(6/7)
 馬場・豆札・福原地区「どんどや」 連続写真(7/7)

 
 無題 1/10熊日記事より


平成28年 1月10日(日)

 晴れ。
   最低気温 -1.4℃ (02:52)、最高気温 7.9℃ (14:49)

 白州から中川弘がやって来た、大学以来の旧友である。彼は小生と同じく北九州の出身で数十年ぶりで子供時代を過ごした地を懐かしんで訪れたついでに阿蘇まで足を伸ばしてくれたのだ。今日は太宰府から彼が泊まった姪御さんご一家に車で送ってもらってやって来た、到着がちょうど時分時だったので蕎麦処「阿蘇の風」に案内して、我が家の家族も昼食を共にさせてもらった。(写真1写真2
 
 昼食後、すっかり仲良くなったこどもたちも別れがたかったようで、中川を残して我家の連中も一緒に皆で草千里やファミリーランド方面に遊びに出かけて、その間、しばらく小生は中川と「阿蘇の風」でつもる話をして、その後、我家に移動して、遊びに行った連中が帰ってくるのを待った。中川の話によると、故郷を離れた数十年という時は幼いころの思い出の何もかもを総て無くすほど変わっていて非常に寂しい思いをしたということである、まさにセンチメンタルジャーニーである。
 
 姪御さん一家が阿蘇駅前の温泉から上がるのを見計らって中川を送って行って、無事引き渡して皆さんで帰っていったが、中川は待っている間にかなり出来上がっていて、おそらく姪御さんたちに車内で怒られながら帰っていったことだろう。おい中川よ「酒は飲むべし、飲まるるべからず」だろう。でも、よく訪ねてくれた、お互いにもう歳だからこれが最後かな、この歳になると折々そう思う、また会えることがあるかどうか先のことはもう分からない。


平成28年 1月 9日(土)

 元旦以来久しぶりに綺麗は夜明けを迎えた。(写真1写真2)
   最低気温 -2.1℃ (07:47)、最高気温 4.6℃ (14:34)

 ここのところずっと暖冬気味で古閑の滝も凍っていなかったが、今日のライブカメラを見ると上の方が凍っていた、今年は1月に入って毎土曜日に行われるライトアップは出来ないのかなあと思っていたが、夜、風呂から帰る途中、古閑の滝周辺がぼんやり明るくなっていたので無事にライトアップができたのだろう。気温がここにきて右肩下がりでどんどん低くなってきていることが分かる、少し遅れたがこれからいよいよ冬本番だろうか。
 
 今日は村の「初寄り」があった。「初寄り」とは年の始に行われる集落の総会である。今の時期、周辺の集落でこの初寄りが行われ、各地域の役員の選任や年間行事や決め事などが話し合われる。初寄りとあえて言うからには二度三度とその後も総会があるように思われるが、まあ、普通は特別なことがない限りその後定期的に総会が持たれることはまず無い、その年の最初にして最後の総会である。たまたま年の初めに行われる年次総会だから、「初寄り」というのだろう。
 
 今日も幾つか決め事があり、また、小生が担当する会計報告も行った。昨年の不作で村の共有田の米があまり穫れずに今年は厳しい財政運営が強いられそうである。
 
 そして、その後には新春を寿いで宴会でひと時を楽しんだ(写真1写真2)。今日は夏子は部活で家にいないので、太郎も一緒に集会所に連れて行って、ひとりで遊ばせておいた。最近お姉ちゃんのゲーム機を結構ひとりで楽しんでいて、今日も、「お父さん、このハシゴを昇らせるのがわからん」と言うので、「お父さんはゲームは全くわからんから、オジサンに聞いてごらん」とゲームをするこどもたちがいる貴之オジサンに応援を頼むと一緒にボタンを押して手ほどきをしてくれていた。写真を見ると、オイ、ちょっと貸せ、おっ、これは面白い、と子どもそっちのけでオジサンが楽しんでいるようにも見えるが決してそのようなことはなかった。(写真1写真2写真3

 夜は母娘はピアノレッスンで泗水の方に出かけて行った。


平成28年 1月 8日(金)

 曇り、今日は終日気温が上がらずになんとも寒い一日だった、夕方になってようやく阿蘇山が見えてきたが、山は雪が降ったようで白くなっていた。
  最低気温 2.1℃ (但し18:20現在。夕方になって最低気温が更新された)、最高気温 3.3℃ (01:48)


 今日は繕い物をした。作業用のつなぎの袖口を留めるホックが買ってすぐにロクに使わないうちに取れてそのままずっと、もう一年くらいになるだろうか、袖口が留まっていない状態で着ていたが、どうもいろいろと不都合があるので、ホックを買ってきて付けた。左右とも取れていたのでホックを二個縫い付けたが、ホックというやつは、ボタンと違って凹凸で一組になっていて、針を通す穴が一組で11箇所あるので、穴の位置を変えながら、二組で22個の穴に何度も針を通さなければならず結構時間がかかる作業になる。それが面倒で今日まで我慢をしてきたが、とうとう我慢しきれなくなって針仕事をした
 
 昼から薪作りをした。
 
 明日は村の「初寄り」である、初寄りとは村の年頭の総会である。小生は会計をしているので、今日は皆さんに配布する決算書を作った。

 晩飯。豚コマと白菜がメインの中華風あんかけ、出汁巻玉子、豆腐とネギの味噌汁
 
 従来、インフルエンザの予防というと、マスク、うがい、手洗いの三点セットだったが、最近はこのうち「うがい」が無くなったようである。インフルエンザのウイルスを体内に入れないようにするには20分ごとにうがいをしないと効果が無いということで厚労省はうがいを外したらしい。コレステロールのことにしろ、とにかく「医学」はいまだにいい加減なことが多い。参考記事PDF
 引用元 http://qrione.info/infulenza-2/


平成28年 1月 7日(木)

 一日中重い雲が垂れ込めていた、気温も上がらず寒々とした一日だった。
   最低気温 1.2℃ (00:00)、最高気温 6.3℃ (11:55)

 幸いなことに今年はまだインフルエンザやノロウイルスの話を聞かない、暖冬のせいなのだろうか。

 「正月」は広くは一月のことである。そういう意味ではまだずっと正月であるが、まあ一般的には正月というのは一応今日7日までを指すようである。そして今日は七草粥である。我家では毎年、七草粥として野菜をたくさん入れた餅おじやをつくる家にある野菜を広げてみたところ、七種以上はありそうである。しかし七という字に意味があるのかもしれないので、七種類だけ選んで使った。里芋、白菜、キャベツ、人参、椎茸、ダイコン、ネギ。このうち本来の七草は大根だけだった。そして、そうかゴボウは入れたほうが良いなと思って、もう一種類加えて、八草粥になってしまったが、まあ、八も縁起がいいから良いだろう。


平成28年 1月 6日(水)

 今日は終日曇り空だった、記録では0.5mm降ったことになているが、いつ降ったのだろうか、観測機のノイズだろうか。
    最低気温 4.6℃ (07:32)、最高気温 7.3℃ (14:04)

 今日は久しぶりに何もしないで、本を読んだりしていた。
 
 晩飯。麻婆豆腐、出汁巻玉子、モヤシの中華風サラダ、手作り杏仁


平成28年 1月 5日(火)

 今日は結構まとまった雨が降っていた。
    最低気温 4.4℃ (但し18:15現在、朝より下がる)、最高気温 8.8℃ (11:53)

 朝一番で熊本市民病院に行く。10月に手術した副鼻腔炎の経過観察である、もう良いと思うけど来月もう一度診ましょうとのことで、すぐに終わる。

 帰りに、光の森で映画を見る、「007スペクター」、現在、同時にスターウォーズをやっていて非常に注目度が高く映画館の混雑はこのせいだと思うが007の方は観客が少なかった。でも小生はこちらのほうが好きである、強いて言えばスターウォーズはお子様向けのお伽話だ、007のほうが大人向けだ。ただお子様向けと言っても、そもそもこのシリーズが始まったのが30年くらい前だから、その時のお子様はもう相当なオジサンになっているわけだが。007のほうはショーン・コネリー以降何代かボンド役が替わっているが最初のほうはずっと観ていてそれだけ付き合いが長い、今のボンド役(名前を知らない)が一番良いように思う、非常に面白かった、今のシリーズのほうがシリアスである。スターウォーズは小生とはちょっと時代が違っていて小生はテレビ映画などで断片的に見たくらいでつながりをよく知らない、だから、今上映中の映画がいくら人気があっても、今回のシリーズをいきなり見てもしかたがないという気がしてそれほど観ようという気が起きない、そのうちにビデオ化でもれた時に見るとしよう。

 夜はとんかつを作った。


平成28年 1月 4日(月)

 朝から薄い雲に覆われていたが、非常に気温が高くて仕事始めにとっては楽な朝だったろう。今日からカミさんと太郎はそれぞれの持場に出かけて行った、夏子はまだ冬休みだが部活が今日からということでいたが、朝起きて頭が痛いと言って休んでしまった。明日は雨に向かっているようだが、夕方には美しい日没の空に飛行機雲が浮かんでいた
   最低気温 5.4℃ (00:00)、最高気温 13.5℃ (14:44)

 起き抜けに、QSOパーティのログシートなどステッカー申請書類を書き上げて、太郎を保育園に送るついでに投函してきた。締め切りは月末だが、まだいいなと思っているうちにあっという間に月末になって慌てるので忘れないうちにとサッサと済ませておいた。

 また天気が下り坂のようなので昼から数日分の薪作りをした
 
 夕食は鍋にした。鍋のつけダレというとポン酢だが、カボスについて書く。
 黄かぼす(きかぼす)というものがある。カボスは青いうちにもいで使うのが一般的だが、実は黄色く熟したカボスがウマイと言う。我家のカボスも青いうちに摘みきれずに、毎年まるで柚子のように山ほど黄色くなったカボスが木に生っている、実はこの黄かぼすが地元では好まれていると言う。地元とはカボスの産地である大分だが、ここも隣接しているので産地になるが、小生はそのことを知らなかった。ピーマンも本当は赤くなってから食べるほうが美味しいが、それまで待つとペイしないので早く出荷して、それが当たり前のようになっているようだが、確かになんでも熟れてから食べたほうが美味いに決っている。カボスは青いうちは酸味が強く香りも強いので、そういう使い方をして、熟れてからは、果汁が酸味が弱くなって旨味が出てくるそうである。鍋のつけダレに青いカボスを使うと酸味が強すぎるが、黄カボスの果汁と醤油と水を同量でつけ汁を作るとそれは美味いと今日ラジオで言っていたので、早速今晩は、黄カボスのつけダレで食べた、極寒になると凍ってグズグズになって使い物にならなくなるので少し摘み取っておいたやつだ、ウン、なるほど納得。
参考 記事 PDFファイル1 引用元 http://www.gotosan.co.jp/valuable/kikabosu.html
        PDFファイル2 引用元 http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2005/11/post_689.html


平成28年 1月 3日(日)

 ほとんど雲に覆われた一日だった、ただ、気温は高めだった。
    最低気温 7.2℃ (07:12)、最高気温 13.3℃ (14:15)

 大方の人は正月休みは今日までだろう、カミさんも太郎も明日から日常に戻る。夏子はまだ冬休みだが、部活が始まる。明日から小生の正月休みだ。

 新年QSOパーティの二日目、今日はずっと7MHzの電信で交信して、午前中に20局を達成して、オマケも付けて25局と交信して終えた、これで一枚のログシートで申請ができる。後残るは二回(2年)だ。

 今年は初詣も行かなかったなあ。


平成28年 1月 2日(土)

 雲が多く、午後にはポツリポツリときていたが、暖かい一日だった。外に出ないので巷の混雑状況が分からないが、アゼリアはもうガランとしていた、Uターンが始まっているのだろうか。
     最低気温 -0.4℃ (00:27)、最高気温 12.2℃ (13:23)

 アマチュア無線のイベント新年QSOパーティ(PDFファイル)があり、小生は終日無線機の前に座っていた。去年電信でエントリーして以来、ほとんど一年QRVしていなかったので、もともと下手くそなのが更に下手になって、久しぶりの電信でのQRVに緊張のために手が震えて無様なオペレーションになってしまった、上手い人なら二三時間もあれば終わるのだろうが、小生は夕方までにようやく一応規定の20局を144MHz帯のFMと7MHz帯の電信で各10局ずつ交信ができたが、明日もう一日あるのでできれば昨年同様全部電信でまとめたいと思っている。そして、また年の始に心新たに電信を精進しようと心に決めた。

 そうか今日は箱根駅伝があったのだ、向こうにいた時は地元の茅ヶ崎の海岸がコースにあたっていて、それ以外の全コースも馴染みがあったので、沿道に応援に出たりして熱心に観ていたが、遠く離れてみるとそれほどの愛着がなくなってくるものなのである。一つにはこの日は無線機にかじりつく日だからでもある、区切りとしてちょうど後期高齢者の年まで正月二日三日に行われる無線のイベントとは縁が切れそうもないので、箱根駅伝を楽しむのはそれからだな。

 小生は無線、女どもは何かそれぞれやっていて、太郎は独りで外で、二輪車の練習をしていたらしくて、乗れるようになったばい!と飛び込んできたので、どれどれ、と無線を中断して検分に出たところ、ペタルを外した自転車に跨って両足を上げて見事坂を下ってきた、わずか数時間の独習で出来るようになったようだ、ペダルを外しての練習は本当に効果があるのである。乗れるようになったら親としてはそれでまた新たな心配の種が増えることになるがしかたがないことなのだろう。
写真1写真2写真3


平成28年 1月 1日(金)元日

 新しい年が始まった。快晴、放射冷却でグンと冷え込んで外界は朝靄(あさもや)と霜と霧氷で真っ白になっていた(写真1写真2)。年の始に相応しいキリリと身も心も引き締まるような気持ちのいい朝を迎えた
     最低気温 -5.4℃ (08:01)、最高気温 8.1℃ (13:23)
 
 歳旦に際し、新調した国旗を掲揚しようと思って暮れに注文してあった包を開けたところ、国旗とロープをつなぐ金具(スイベルフックという)の取り付け縫製を完全に忘れた欠陥商品だった、仕方がないので破れたヨレヨレの古い国旗を掲揚した。人によっては正月早々縁起でもないと激怒するシーンである、この国旗、もし公的な場所で使う予定のものだったら、担当者は切腹ものだろう。業者の担当者の携帯番号を知っているので会社が休みでも連絡がつくがせっかくの正月休み、まあ、今日のところは勘弁してやろう、仕事始めにはしっかりと叱りつけて落とし前をつけさせねばなるまい。
 
 午前8時に天神社に初詣をしてから村の集会所に各家の世帯主が集まって賀詞交換をして初寄りの日程を決めた。初寄りは1/9(土)。(写真1写真2
 
 賀詞交歓会から戻って、家族で正月のお祝い膳を囲む。そして今日はそれぞれのんびりして過ごす。
 
 小生、昼から、先日整備した鯉のぼりの支柱と裏の杉の木の間にKVFからQSYしてきた3.5のフルサイズのツエップタイプのワイヤーアンテナを張る。何度も屋根に登ったり降りたり、太郎の手も借りて日没前にようやく張り終えた。できれば建屋より前に張りたかったが、3.5のフルサイズともなると全長が40mある、建屋に数メートル掛かってしまった。写真を撮る時間がなかったのでgoogle mapの写真上でワイヤーを張った位置を記しておいた、測定もまだしていない、明日のQSOパーティには間に合わない。
 
 今年の目標、タワーを建てるぞ。
 
 太郎と二人でアゼリアに初風呂に行く、初風呂、初夢、は一般的には二日の朝風呂、元日の夜から二日の朝にかけて見る夢を言うらしいが最近はあまりこだわらないようだ。元日のアゼリアは甘酒サービスがあり、それを目当てに出掛けたが、ほぼなくなりかけていたがどうやら間に合った。



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